インターネットの世界的普及、情報技術の進展など、
人類の情報活動は質的・量的に大きく変化しています。
メディアプロフェッショナルコースでは、情報とメディアにあふれた社会で
リーダーとなる人材の養成を目的とし、以下の3点を特徴としています。
情報メディアの進展やメディア社会の動向は激しい変化を伴うがゆえに、時代を超えて状況を分析できる高度な理論と豊富な知識が必要となります。当コースは、メディアをめぐる多様な理論や方法論を行使し、さまざまな研究アプローチを探りつつ、新たなメディア、新たな社会のありようについて分析、構想していきます。
当コースは、中日新聞社、NHK、電通、東海テレビなどの協力で、これら企業から客員教授、講師陣を迎えた社会連携を柱にしており、インターンシップも取り入れています。新聞ジャーナリズム論、テレビ番組制作論、広告コミュニケーション論、新聞制作論、民間放送論などの授業も好評を得ています。また、2009年度より、東海エリアを拠点とする日本有数の企業の協力を得て、企業広報論をオムニバス形式に展開し、実務面での強固な教育体制も実現しています。このように、情報の的確な評価、創造・流通をめぐるさまざまな業務、効果的な情報コンテンツの制作と発信といったメディア社会において必要とされる専門技能の実習を通して、マス・メディア企業だけでなく、広くメディア戦略、広報などを担当できる人材を育成します。
当コースは国際言語文化研究科という世界に開かれた大学院のなかにあり、グローバル化に応じた授業が豊富であることも特徴のひとつです。企業は幅広い社会・文化の理解力と創造性を兼ね備えた人材を求める傾向にあります。日本だけに閉じたメディア状況について学ぶのではなく、広く世界的視野のなかで考えられる人材を育成します。また、東海地方でのインターンシップやプロジェクト実践など、ローカルな現場で経験を積むことができるのも当コースの特徴といえます。
名古屋大学大学院 国際言語文化研究科 『メディアと社会』編集委員会
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Edited, published and distributed by the Graduate School of Languages and Cultures,
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