東アジア言語文化講座
必読文献リスト(2017年度版)


必読文献制度について(東アジア言語文化講座)
 博士前期課程の修了要件の1つとして、下記の要領で必読文献に関するレポートを
指導教員に提出しなければなりません。

 冊数:5冊(ただし、うち2冊までは指導教員との相談で文献リスト以外の書籍を選ぶことができる。)
 レポートの分量:それぞれ2,000文字程度
 提出期限:2017年7月21日(M2)
 提出先:指導教員

《注意》
 例年、締め切り間際に一度にまとめて提出する人が多いのですが、それでは文献指導の趣旨に
適いませんので、計画的に読み、読んだものから順次レポートするようにしてください。

必読文献リスト

柳沢民雄
〈一般書〉
1.本居宣長著『うひ山ぶみ』(岩波文庫)
2.福沢諭吉著『福翁自伝』(岩波文庫)
3.福田恆存著『私の國語教室』(文春文庫)
4.小林秀雄著『考えるヒント』(文春文庫)
5.磯田道史著『武士の家計簿』(新潮新書)
6.ソルジェニーツィン著『イワン・デニーソヴィチの一日』(染谷茂訳、岩波文庫)
〈言語学関係〉
1.橋本進吉著『古代国語の音韻に就いて』(岩波文庫)
2.高津春繁著『比較言語学入門』(岩波文庫)
3.風間喜代三著『言語学の誕生 ー比較言語学小史ー』(岩波新書)
4.時枝誠記著『日本文法 口語篇』(岩波全書)
5.エドワード・サピア著『言語 ことばの研究序説』(安藤貞雄訳、岩波文庫)
  (Edward Sapir: Language An Introduction to the Study of Speech. 1921.)
6.宮岡伯人著『「語」とはなにか エスキモー語から日本語をみる』(三省堂)
7.服部四郎著「音韻論」(『言語学の方法』(岩波書店))
8.泉井久之助著『言語の構造』(紀伊國屋書店)
9.アンドレ・マルティネ著『「印歐人」のことば誌 ー比較言語学概説ー』(神山孝夫訳、ひつじ書房)
10. E. バンヴェニスト著『一般言語学の諸問題』(岸本通夫監訳、みすず書房)
〈言語類型学関係〉
1.バーナード・コムリー著『言語普遍性と言語類型論』(松本克己他訳、ひつじ書房)
  (Bernard Comrie: Language Universals and Linguistic Typology. 1981.)
2.山口巌著「第1部 類型学の概念」(『類型論序説 ロシア・ソヴェト言語研究の貢献』(京都大学学術出版会))
3.宮岡伯人著「環太平洋の言語」(『北の言語:類型と歴史』(三省堂))
4.G. A. クリモフ著『新しい言語類型学 活格構造言語とは何か』(石田修一訳、三省堂)
  (G. A. Klimov: Tipologija jazykov aktivnogo stroja. 1977. )
5.R. M. W. Dixon: Ergativity. 1994. CUP
6.G. Mallinson, B. J. Blake: Language Typology. Cross-linguistic Studies in Syntax. 1981.
7.W. P. Lehmann (ed.): Syntactic Typology. Studies in the Phenomenology of Language. 1978.
8.G. A. Klimov: Ocherk obshchej teorii ergativnosti. 1973.
9.T. V. Gamkrelidze, Vja. V. Ivanov: Indoevropejckij jazyk i indoevropejcy. 1. 1984.


陳朝輝
1.竹内好著 『現代中国論』(筑摩書房)
2.丸山昇著 『魯迅―その文学と革命』(東洋文庫)
3.伊藤虎丸著 『魯迅と日本人 : アジアの近代と「個」の思想』(朝日出版社)
4.藤井省三著 『ロシアの影?夏目漱石と魯迅?』(平凡社選書)
5.長堀佑造著 『魯迅とトロツキー中国における〈文学と革命〉』(平凡社)
6.趙京華著 『周氏兄弟与日本』(人民文学出版社)
7.劉柏青著 『魯迅与日本文学』(吉林大学出版社)
8.銭理群・黄子平・陳平原著 『二十世紀中国文学三人談・漫説文化』(北京大学出版社)
9.銭理群・呉福輝・温儒敏・王超氷著 『中国現代文学三十年』(上海文藝出版社)
10.楽黛雲著 『比較文学簡明教程』(北京大学出版社)


丸尾 誠
1.陸倹明・馬真《現代漢語虚詞散論》北京大学出版社
2.《陸倹明自選集》河南教育出版社
3.陸倹明《現代漢語語法研究教程》北京大学出版社
4.陸倹明・沈陽《漢語和漢語研究十五講》北京大学出版社
5.馬真《現代漢語虚詞研究方法論》商務印書館
6.呂叔湘等著・馬慶株編《語法研究入門》商務印書館
7.朱徳熙《語法講義》商務印書館
  (邦訳本:『文法講義』杉村博文・木村英樹訳,白帝社)
8.朱徳熙《語法答問》商務印書館
  (邦訳本:『文法のはなし−朱徳煕教授の文法問答−』中川正之・木村英樹編訳,光生館)
9.輿水優『中国語の語法の話−中国語文法概論−』光生館
10.相原茂『謎解き中国語文法』講談社現代新書
  (『読む中国語文法』現代書館として復刊)
11.池上嘉彦『意味の世界 現代言語学から視る』NHKブックス
12.池上嘉彦『〈英文法〉を考える』ちくま学芸文庫
13.池上嘉彦『「日本語論」への招待』講談社
  (改題『日本語と日本語論』ちくま学芸文庫)
14.影山太郎編『日英対照 動詞の意味と構文』大修館書店
15.影山太郎『日英語対照研究シリーズ(5) 動詞意味論』くろしお出版


勝川裕子
1.朱徳熙著《語法講義》商務印書館
  (日訳:『文法講義』杉村博文・木村英樹訳,白帝社)
2.呂叔湘等著・馬慶株編《語法研究入門》商務印書館
3.陸倹明著《現代漢語語法研究教程》北京大学出版社
4.徐烈炯・邵敬敏主編《漢語語法研究的新拓展》浙江教育出版社
5.張敏著《認知語言学与漢語名詞短語》中国社会科学出版社
6.西村義樹著『認知言語学T:事象構造』東京大学出版会
7.大堀壽夫編『認知言語学U:カテゴリー化』東京大学出版会
8.角田太作著『世界の言語と日本語』くろしお出版
9.スティーブン・ピンカー著/椋田直子訳『言語を生みだす本能』(上・下)NH Kブックス
10.レイ・ジャッケンドフ著/水光雅則訳『心のパターン』岩波書店


宇都木昭
1. E.M.フィリップス・D.S.ピュー 著,角谷快彦 訳(2010)『博士号のとり方 ―学生と指導教官のための実践ハンドブック―』出版サポート大樹舎
2. 米国科学アカデミー 編,池内了 訳(2010)『科学者をめざす君たちへ ―研究者の責任ある行動とは(第3版)』化学同人
3. 伊勢田哲治(2005)『哲学思考トレーニング』ちくま新書
4. 木下是雄(1981)『理科系の作文技術』中公新書
5. 風間喜代三・上野善道・松村一登・町田健(2004)『言語学』第2版,東京大学出版会
6. 郡司隆男・坂本勉(1999)『言語学の方法』岩波書店
7. 李翊燮・李相億・蔡?(2004)『韓国語概説』大修館書店
8. 野間秀樹編(2007)『韓国語教育論講座 第1巻』くろしお出版
9. 野間秀樹編(2012)『韓国語教育論講座 第2巻』くろしお出版
10. 野間秀樹編(2008)『韓国語教育論講座 第4巻』くろしお出版
11. 斎藤純男(2006)『日本語音声学入門』(改訂版)三省堂
12. P. ラディフォギッド 著,竹林滋・牧野武彦 共訳(1999)『音声学概説』大修館書店
13. Johnson, Keith (2011) Acoustic and auditory phonetics, 3rd edition. Chichester: Wiley-Blackwell.
14. Shin, Jiyoung (2000) Malsoli-uy ihay. Seoul: Hankwukmwunhwasa.
15. Shin, Jiyoung & Jaeun Cha (2003) Wulimal soli-uy cheykyey. Seoul: Hankwukmwunhwasa.
16. 松森晶子・新田哲夫・木部暢子・中井幸比古(2012)『日本語アクセント入門』三省堂
17. 早田輝洋(1999)『音調のタイポロジー』大修館書店
18. Ladd, D. Robert (2008) Intonational phonology, 2nd edition. Cambridge: Cambridge University Press.
19. 日比谷潤子編(2012)『はじめて学ぶ社会言語学 ―ことばのバリエーションを考える14章―』ミネルヴァ書房
20. 高田三枝子(2011)『日本語の語頭閉鎖音の研究 ― VOTの共時的分布と通時的変化』くろしお出版


                                                (2015.3.12)