1999年度実習報告書作成によせて

大曽 美恵子

国際言語文化研究科が発足して、二年になる。1999年度は新研究科日本言語文化専攻で 初めて、日本語教育実習が行われたことになる。名古屋大学留学生センターの1クラスを 担当する春季実習参加者は日本人10名、留学生3名の計13名であったが、途中で実習を 断念したものもおり、最終的な履修者は日本人9名、留学生1名となった。

今年も多数の方々のご協力をたまわり、有意義な実習を行うことができた。韓国・木浦大 學校、タイ・カセサート大学、名古屋市教育委員会、名古屋大学留学生センターの関係各 位に心から感謝申し上げる。
1999年度実習は先ず2月〜3月に開かれる留学生センターの春季集中日本語講座初級2の 1クラスを実習生、ティーチング・アシスタント、実習担当教官の筆者で受け持たせても らうという形でスタートした。続いて実習生は韓国班、タイ班、AET班に分かれ、韓国の 木浦大學校、タイのカセサート大学、名古屋大学において、再度実習を行った。

日本語の授業は様々なファクターの交錯する場所であり、そこで起こる全てのことを予測 するのは不可能である。その難しさ、楽しさは体験してみないと分からない。幸い、実習 生は良い学習者に恵まれて、楽しさ、面白さの方が多いという日本語教師として幸運なス タートを切ることができたようである。これからもより良い教師を目指して、研鑽を積んで いってくれるものと思う。

この報告書には各班の報告、実習生の研究レポートに加えて、ティーチング・アシスタント を務めてくれた院生のレポートも掲載した。ご一読の上、忌憚のないご意見、ご批判をたま われば幸いである。


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