自己紹介 - 日仏二国間セミナー

自己紹介

大根 絹代 木村 信子 田所 光男 棚沢 直子
辻山 ゆき子 鶴巻 泉子 中嶋 公子 布施 哲
松田 道男 松本 伊瑳子 米山 優 Stéphane Heim
Marie-Claude Rebeuh Cobus Van Staden Roland Pfefferkorn Michèle Forté
Alain Bihr Sandra Schaal Françoise Olivier-Utard










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大根 絹代

1961年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を経て、東海テレビ放送(株)入社。番組制作に携わる。
現在、名古屋大学大学院国際言語文化研究科国際多元文化専攻修士課程2年に在籍。
女性の主体的な生き方について学ぶ過程で、関係性や場の中で生じる日本人の主体性について興味を抱くようになった。
現在取り組んでいる修士論文のテーマは、日本の住宅と家族構成員の関係性についての考察である。
日本の家屋の持つあいまいな場が可能にする、女性の社会との主体的関わりについて、生活者の視点から明らかにしていきたい。
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木村 信子

私はかつて、日本のジェンダー問題を一人手探り状態で模索していました。日本神話に遡り、女房文学に分け入って、という具合に進めていました。
そんな状態が続いているとき、日仏女性資料センター(日仏女性研究学会)に出会ったのです。そして、まさに私の探求に沿う方向でフランス女性思想
が開花していることを知りました。その中でとくに関心をもった思想家を集中的に研究した時期もありました。
現在は、ジェンダー問題にぶつかった当初から読んでいたシモーヌ・ド・ボーヴォワール、そして高群逸枝にあらためて焦点をあてています。
今回の交流セミナーでは、グローバル化と国家アイデンティティの問題をとおして、高群逸枝と対峙することになります。

現在:明治大学非常勤講師。日仏女性研究学会会員。日本フランス語フランス文学会会員。
専攻:フランス文学/思想
共編訳書:ジュリア・クリステヴァ著『彼方をめざして―ネーションとは何か』(せりか書房)。
共訳書:シモーヌ・ド・ボーヴォワール著『決定版 第二の性』(新潮社)、サラ・コフマン他著『サラ・コフマン讃』(未知谷)
『女たちのフランス思想』(勁草書房)。
共著:『日本の「創造力」第5巻―洋風文化と意識刷新』(日本放送出版協会)
『日本の「創造力」第3巻―流通と情報の革命』(日本放送出版協会)
『ロベール仏和大辞典』(小学館)、『プログレッシブ仏和辞典』(小学館)。
主要論文:「騎士道文学・女房文学からの発展的考察」、「鬼女論―魔女との対比研究」
「文化成立基盤についての一考察―クリステヴァの言語(ラン)((ガ)活動(ージュ))理論から」
「ヨーロッパ的思考と女性の地位―日本『近代化』の過程」など。
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田所 光男

名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授。
専攻:比較文化、比較文学、ユダヤ研究。
著書:『東西の思想闘争』(共著、中央公論社)、『異文化への視線』(共著、名古屋大学出版会)。
論文:「福沢諭吉における近代化と儒教伝統─近代化の両義性の問題─」(『比較文学研究』第45号)
「ハーンの理想社会─スペンサーとフュステル・ド・クーランジュを超えて─」(『比較文学研究』第47号)
「陸羯南とヨーロッパの反革命思想」(『日本及び日本人』第1587号)
「非西欧の高貴なもの─モンテーニュとハーンの場合─」(『日本及び日本人』第1595号)
"La"voie de l'âme" ou la quintessence de l'Occident saisie par Arimasa MORI"(『言語文化論集』第XVIII巻第2号)
「ショアー後のフランスに生きる東欧ユダヤ移民のアイデンティティ」(『敍説』第Ⅱ巻第3号)
「パリ・ロジエ通り―浸透するユダヤ的差異―」(『言語文化叢書3 都市と言語文化』)
「イスラム世界におけるユダヤ人の恐怖―共生言説を相対化する―」(『言語文化叢書6 恐怖を読み解く』)。
翻訳:ジャック・ベールシュトルド、ミシェル・ポレ編『18世紀の恐怖』(共訳、法政大学出版局)
フランシーヌ・コフマン「アンドレ・シュヴァルツ=バルト―どこにも居場所をもたないユダヤ人―」(『敍説』第Ⅲ巻第1号)。
科学研究費補助金受託研究:2002年度-2003年度『20世紀のディアスポラ・ユダヤ人』
2004年度-2005年度『20世紀ポピュラー音楽の言葉:その文学的および社会的文脈の解明』
2006年度-2008年度『20世紀における恐怖の言説』
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棚沢 直子

専攻は、フランス文学、フランス思想、女性思想、日仏比較思想。
学業は、東京大学、パリ・ソルボンヌ大学 卒業。
職業は、現在、東洋大学教授。
学会は、日仏女性研究学会会員。
編著書は、『女たちのフランス思想』(勁草書房1998年);『フランスには、なぜ恋愛スキャンダルがないのか?』(共著、角川ソフィア文庫1999年)
Les rapports intergénérationnels en France et au Japon (共編著Paris,L'Harmattan,2004)
『フランスから見る日本ジェンダー史』(共編著、新曜社2007年)など。
共訳書は、L.イリガライ『ひとつではない女の性』(勁草書房1987年);J.クリステヴァ『女の時間』(共編著、勁草書房1991年)
S.ボーヴォワール『決定版 第二の性』(新潮社1997年、新潮文庫2001年);S.コフマン『サラ・コフマン讃』(未知谷2005年)など。
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辻山 ゆき子

共立女子大学国際学部
・著書 
福岡安則・辻山ゆき子(1991)『同化と異化のはざまで――「在日」若者世代のアイデンティティ葛藤』新幹社
宮島喬・梶田孝道編(1991)『統合と分化の中のヨーロッパ』
有信堂高文社〔第4章「フランスにおけるイスラム移民二世の排除と統合・・教育と文化問題を中心に」を担当。〔105 ~ 124頁)〕
・最近の研究
2007, "Changement de la situation des résidents coréens au Japon, dans les années 90", Espace des femmes, 24
2006, "Recherche de l'identité chez les jeunes coréens nés au Japon", Espace des femmes,23: 104-107  
2005「フランスの非宗教性とイスラームのスカーフ――移民の統合の観点から」『共立国際文化』22:111-123
2004「ポスト国民国家時代のケベック・ナショナリズム」『脱植民地化の諸相──カナダにおける新しい社会像の構築』
(共立女子大学総合文化研究所共同研究プロジェクト報告書) 49‐62
・研究分野
国民国家の統合と外国人、とくに旧植民地出身者の社会統合の問題に社会学的な関心を持っています。
最近はとくにグローバリゼーションの進展とそれに対抗するための新自由主義的な経済政策により、社会格差が広がっていることについての視点を、自
分の研究に取り入れたいと模索しています。
日仏比較の視点から、在日コリアンと、フランスのマグレブ諸国に出自のある人々の統合の問題について考えています。
在日コリアンなど旧植民地出身者の日本への同化は、その民族性をみとめず、「国語」と日本文化、植民地時代はさらに天皇への忠誠を強制するも
のでした。現在も多くの人が「通名(日本名)」を使用して日常生活をおくり、日本民族への同化が行われています。いっぽうフランスの同化主義は、フ
ランス革命以来の自由・平等・博愛という普遍的文明に根ざしていますが、しかし、フランスにおいても植民地出身者の伝統的慣習は文明から遅れた
ものとして、認められてきませんでした。共和主義に基づく市民社会への統合であっても、日本とはまたべつの同化の論理によって、旧植民地出身者の
言語や文化が尊重されないことを興味深く思っています。
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鶴巻 泉子

名古屋大学国際言語文化研究科、准教授。社会学専攻。
ブルターニュとアルザスを主な研究フィールドとしつつ、地域・国民国家・ヨーロッパの関係変容の問題と、マイノリティ文化地域に現れる移民マイノリティ
問題、を2つの大きな研究テーマとしている。
具体的には、①フランスのブルターニュとアルザスにおける、1990年代以降の地域再発見の比較、②ブルターニュの音楽の変容、③アルザスのフロンタリ
エ問題、④メディアに現れる地域文化と地域の中の移民問題、などに関する論文を発表。
もっとも新しい著作は、「越境労働と国民国家:アルザス地域のフロンタリエから見たEU 統合」、宮島喬他編『地域のヨーロッパ』2007(出版予定)。
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中嶋 公子

十文字学園女子大学非常勤講師。日仏女性研究学会事務局代表。   
専攻:ジェンダー論、日仏比較の女性研究 
現在の関心領域:長年にわたる共同作業、フランスの女性思想家たち、ボーヴォワール、イリガライ、コフマンらの翻訳、女性研究の日仏比較を通して、
社会における女性の位置が日仏で歴史的にかなり異なることに気づいた。それは、権力と女性表象の関係に最もよくあらわれている。
この仮説的視座から、日仏のジェンダー史を比較検討する作業を始めた。比較の方法として、近代化の過程で、日本に西欧のジェンダー表象が輸入さ
れる際にどうズレたかに着目した。このズレがどうして生じたか、それは近代化以前の日本の女性表象とどう関わっているかを分析することで、近現代の日
本女性の位置がわかるのではないかと考えたからだ。この作業から、現代における権力と女性表象の関係を最もよくあらわす、高学歴専業主婦の存在
が見えてきた。今回の発表テーマである。
著書:『フェミニズムの名著50』(「リュース・イリガライ」の項)(共著)平凡社
2002年;Les rapports intergénérationnels en France et au Japon, L'Harmattan
2004(共著);『フランスから見る日本ジェンダー史*権力と女性表象の日仏比較』(共編著者)新曜社
2007;『ジェンダーの地平』(共著)中央大学出版部,2007 他
訳書:L.イリガライ『ひとつではない女の性』(共訳)勁草書房
1987;Y.クニビレール・C.フーケ『母親の社会史―中世から現代まで』筑摩書房
1994;A-M・ド・ヴィレーヌ他編『フェミニズムから見た母性』(共訳)
1995;S.ボーヴォワール『決定版 第二の性』全3巻(共訳)新潮社
1997(新潮文庫,2001);S.コフマン『サラ・コフマン讃』(共訳)未知谷,2005年他
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布施 哲

所属
名古屋大学大学院国際言語文化研究科准教授
著書
『テロルの時代と政治理論』(2007近刊)角川学芸出版
最近の研究
「脱理念化された民主主義のための政治理論―ラクラウ=ジジェク論争についての覚書」、(『情況』2007年5・6月号掲載、p.124 - p.134)
「テロルの構造」(『言語文化叢書』第6号、p.155-p.177、2007)
「死と破壊の言説―C.シュミットとG.アガンベンの主権論をめぐって」、(『多元文化と未来社会』研究報告書、p.255-p.271、2005)
「政治の原風景」、(『言語文化叢書』第4号、p.133-p.147、2005)
「デリダ―政治的なるものへの抵抗」、(『言語文化論集』第XXV巻、第1号、p.179-p.188、2003)
研究分野
これまで私は、主に「政治的なるもの」についての理論的考察を中心に研究を続けてきたが、それは11月に上梓される自著にてまとめられる予定である。
今後の予定は二つある。ひとつは、政治学を含む社会科学の諸領域に精神分析が果たしてきた役割を俯瞰するとともに、今後の見通しを立てること、
いまひとつは、日本の歴史的な一時期における特定の社会情勢を、現代政治学の視点から分析することである。後者について現在考えているのは、織
豊政権以前の近畿・東海地方で、天皇家を中心とした旧来の権威に代わる政治的象徴がいかにして創出され、あるいは創出され得なかったのかにつ
いての研究である。
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松田 道男

現職:法政大学大学院(イノベーション・マネージメント研究科)客員教授
上智大学客員研究員(理工学部)
ケー・エム・シー・コンサルティング株式会社 代表取締役

現在、経営コンサルタント業を行いながら、法政大学では、経営実務全般を指導。
上智大学では英語プレゼンテーション技術の高度化を研究。

今回のテーマであるグローバリゼーションの観点から自己紹介いたします。

1969年より、2005年まで、総合商社に勤務して主として電力・交通・水などの社会インフラ関連のプロジェクトの開発や運営に従事して、発展途上国
の抱える典型的な問題や、世界銀行や各国政府の実行する開発援助の実態や問題点について、実務を通して理解することができました。
また、70年代以降のトルコの数次に渡る経済危機、1997年のアジアの通貨危機、1998年のロシアの経済危機、90年代以来数次の中南米経済危機
に際しての、IMFや国際金融界の介入を何度も目の当たりに経験したことは、まさにグローバリゼーションの進行の実地学習でもありました。
またいわゆるCIS諸国の成立発展、さらにBRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)の経済発展過程には、これら諸国との商取引や、投資案件を通し
て直接関与することができました。また大型案件開発や投資に関連して、欧米の多国籍企業や国際金融界との協業を行いましたので、グローバリゼー
ションの最先端での活動に関与した経験を持っています。

海外には、トルコのアンカラ、ニューヨーク、ロンドンに駐在しました。特にトルコではまさにグローバリゼーションと宗教・文化の衝突のいわば現場体験をしまし
た。米国・英国ではアングロ・サクソン流のビジネスが世界標準となって行く実態をよく理解いたしました。
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松本 伊瑳子

履歴:京都大学大学院文学研究科博士課程中退。
現、名古屋大学大学院国際言語文化研究科教授。
主な研究業績:(共著)Hélène Cixous, croisées d'une oeuvre、Galilée, 2000.;
(共著) Myriam Diocaretz and Marta Segarra (eds.): Joyful Babel. Translating Hélène Cixous, Amsterdam, Rodopi, 2004.;
(共編著)『ジェンダーを科学する』、ナカニシヤ出版、2004年;
(共著)『ポジティヴ・アクションの可能性』、ナカニシヤ出版、2007年;
(共訳)エレーヌ・シクスー著『メデューサの笑い』、紀伊国屋書店、1993年;
(翻訳)エレーヌ・シクスー著『狼の愛』、紀伊国屋書店、1995年;
(共訳)エレーヌ・シクスー著『ドラの肖像』、新水社、2001年。
専攻・関心領域:女性学、フェミニズム研究、ジェンダー研究、日仏文化比較。
私がフェミニズム研究やジェンダー研究を始めたのは、男女の関係性への関心からでした。シクスーとの幸運な出会いのあと、日本や東洋の文化への関心も
芽生えました。今は、日仏の文化比較を、男女(ジェンダー)の関係性や、主体性等を切り口に研究しています。      
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米山 優

現在、名古屋大学大学院情報科学研究科教授。
一橋大学経済学部卒業(専攻は数理経済学)。
東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻単位取得退学。
1982年、名古屋大学教養部講師(哲学・哲学史・論理学担当)
1987年、名古屋大学教養部助教授
1999年、名古屋大学大学院人間情報学研究科教授
2002年、博士(学術)(名古屋大学)
2003年、名古屋大学大学院情報科学研究科教授
著書としては、『モナドロジーの美学』(1999年、名古屋大学出版会)、『情報学の基礎』(2002年、大村書店)などがある。
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Stéphane Heim

ハイム・ステファンと申します。
ストラスブールMarc Bloch大学の社会学専門博士課程で研究を行っています。
2007*2008年、日仏共同博士課程プログラムにより、京都大学の社会学研究室で一年間研究を行う予定です。
五年前から日本社会を対象として研究しています。修士一年生時は、留学プログラムProgramme8によって、京都大学に一年間留学しました。
その時の修士論文のテーマは"義理と人情"でした。このテーマはアメリカの人類学者Ruth Benedictの著書"菊と刀"に着想を得ました。
初めての日本滞在と勉強の一年間は、私の日本の社会と文化への理解を深めました。
修士二年生時は、パリのEcole Des Hautes Etudes En Sciences Sociales(EHESS)で社会人類学を勉強しました。
その時の研究主題は日本の特別な美学、"かわいい"という美学の生まれと発達でした。研究者四方田犬彦氏がおっしゃっていますが、"かわいい"は美学
であるだけではなくイデオロギーでもあります。
今年の6月にはMarc Bloch大学における"町と文化"のシンポジウムで、日本の巨大都市について発表しました。
そして、一年前からトヨタ自動車株式会社とプジョー自動車株式会社(PSA)の人事管理制度(賃金―労働関係)について研究を行っています。
ここでの私の関心は、現在の自動車分野生産世界化の中で、この二つの会社がどう変化していくのか、ということです。
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Marie-Claude Rebeuh

フランス国立科学研究センター、一級調査エンジニア
Béta-Céreq(ルイ・パスツール大学付属理論・応用経済研究室、[国民教育省及び雇用省管轄の] 職業資格調査・研究センター)

主要な研究・調査:
1) 職業資格、雇用、教育訓練等の変遷及び特に女性労働に関する研究、職場における男女混在の拡大と男女間の労働分担についての分析
2) 政府による推進プランの支援を受けた家庭向け対人サービスの拡大に関する最近の調査(必要とされる能力、専門職としての確立に必要な条件)。
3)「フランス及び日本における世代間関係」についての比較研究:フランスの雇用政策及び企業内の管理形態におけるジェンダーと年齢、
日仏両国の様々な年齢層における就労上の不確実性の増大を背景として、フランスの女性労働に関する分析、そのインセンティブ及びブレーキ要因

著作・論文:
o (M.Fortéとの共著)「雇用政策における世代間関係及びジェンダー」、『仏日両国における世代間関係』(A.Bihr, T.棚沢の共同監修)
L'Harmattan, pp. 59-75, octobre 2004.
o (M.Niss, E.Tribyとの共著)『職場における男女混在:持続可能な発展の条件』(M.Forté監修)Document d'études, n°98, DARES, 2005, 66 pages
o 「フランスの女性労働、インセンティブ及びブレーキ要因」、『女性空間』第23号、日仏女性資料センター、pp. 119-123, 2006.
o(J.Trautmann, M.Niss, R.Levy との共著)『アルザス地方における家庭向け対人サービス』(アルザス地方雇用・人材育成観測所のための報告書)
133 pages, Béta-Céreq 及びフランス国立統計経済研究所アルザス地方局、avril 2007, http://cournot2.u-strasbg.fr/users/cereq/.
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Cobus Van Staden

コブス・ファンスタデンは南アフリカ共和国から来て、現在、名古屋大学国際言語文化研究科の先端文化論講座の博士課程三年生になっている。
日本アニメの国際的な流通について研究している。特に、様々なアニメジャンルに、国家文化がどう表れるかを調査している。
海外のテレビ番組又は映画を理解するために国家文化の知識より日常的な資本主義の体験が中心になると考えている。日常的な資本主義を元にし
た分析法を考えている。映画論にも映画製作にも興味があり、2006年にデビュー作を監督した。日本に来る前にヨハンネスブルグでテレビニュース記者と
して働いた。
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Roland Pfefferkorn

ストラスブール・マルク・ブロック大学 社会学教授
社会学研究所所長
   
1994年よりヨーロッパにおける文化と社会研究所(CNRS, UMR7043)所属
4つのテーマの研究を同研究所で進行中である。
1)現代フランスにおける不平等、その力学と累積的次元
2)男女間の不平等、性別と階級の社会的関係を交差させての研究
3)多様な社会的関係の分節化、階級・性別・世代・「人種付け」の関係
4)地域社会学の諸側面、主として言語・宗教問題を中心に研究

フランス社会学協会「ジェンダー、階級、人種、社会的関係と他者性の構築」テーマ・ネットワーク事務局メンバー
L'Observatoire des inégalités不平等監視機構(パリ)学術委員会委員
『Cahiers du Genreジェンダー手帳』(CNRS,パリ)及び『Interrogations?尋問?』誌(ブザンソン、フランシュ・コンテ大学)査読委員会委員
『La pensée思想』 『Raison présente現前する理性』誌及び Réseau d'Alerte sur les Inégalités不平等警告ネットワーク刊行誌編集委員会委員

主要著書
2007年 『不平等と社会的関係、階級の関係、性別の関係』Editions La Dispute、「世界ジェンダー」叢書、416頁
2007年 『職業、職業アイデンティティとジェンダー』パリ、L'Harmattan、「社会の論理」叢書、254頁。(J.-Y Causer 、B.Woehlとの共著)
2006年 『問題視される女性の自律、アメリカとヨーロッパにおける反フェミニズムと抵抗』パリ、L'Harmattan、「フェミニスム文庫」叢書、246頁。
        (J.Trat、D.Lamoureuxとの共著)
2002年 『男性・女性、いかなる平等?』Editions de l'Atelier、パリ、352頁。(A.Bihrとの共著)
1999年 『不平等を読み解く』第二版 Syros-La Découverte、パリ、420頁。(A.Birhとの共著)
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Michèle Forté

ロベール・シューマン大学(ストラスブール第三大学)労働研究所講師
ルイ・パスツール大学(ストラスブール第一大学)Béta-Céreq研究員
経済学博士

主要論文:
「絶えざる創造の経済における資格:経済の基礎をなすカテゴリー」、『労働、競争力、業績』
(J.H. Jacot, J.F. Troussierの共同編集)、Economica, Paris, 1992
(Emmanuel TRIBYとの共著)「生産の時代から教育訓練の時代へ」、『労働の時間、生活の時間』
(F. Meyer, E. Tribyの共同監修)、Presses Universitaires de Strasbourg, 2000
「M&Aの影響:矛盾する結果」、『EU内の企業再構築における労働者の位置』
(C SACHS-DURAND監修)、Presses Universitaires de Strasbourg, 2004
(Marie-Claude Rebeuhと共著)「雇用政策における世代間関係とジェンダー」、『仏日両国における世代間関係』
(A. Bihr, N. Tanasawaの共同監修)、L'Harmattan, 2004
(M.C. Rebeuhとの共著)「職場における男女混在の拡大:真の不差別への進歩か? 事実上の平等を築くツールか?」、『EUにおける個人間の処遇
の格差と不差別』(ジャン・モネ欧州センター主催第7回研究集会報告集)、Université Paul Verlaine -Metz, juin 2007
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Alain Bihr

フランシュ・コンテ大学社会学教授
同大学社会学・人類学研究室の社会学マスター・コースにて「社会政策の分析と管理運営」講座の教育担当主任
   
研究及び論文発表等のテーマを年代順に列挙すれば:
経済・社会的調節に関する西欧各国政府の介入形態の現代における変化、1970年代における「新しい社会運動」の発展により顕在化した、「中産
給与所得階層」の社会・政治・文化面で果す役割の増大、欧州における労働運動の現在の危機的状態、フランスの政治舞台への国民戦線の出現
及びより一般的に、1980年代の欧州各国におけるナショナリズム的要素の強い極右の運動・思想の再出現、フランスにおける男女間及び社会階層間
の社会的格差に見られる最近の動向。
   
最近の研究ではより総合的な展望の下に、一般資本主義理論の構築を目指している。経済学のマルクス主義的批判の読み直しに基づき、『資本の
再生産』(2001年)ではそのような理論の問題設定、軸となる仮説及び研究プロジェクトを提起した。現在このプロジェクトの第一段階が進行中で、『資
本主義が世界となる過程』なる総合タイトルの下に4巻を予定している。第一巻は2006年に出版された。
   
最近の著作:
『資本の先史時代、資本主義が世界となる過程 第一巻』Lausanne,Page deux, 2006
『ネオリベラル的新語法、資本主義的物神崇拝の修辞法』Lausanne,Page deux, 2007年出版予定
(Roland Pfefferkornとの共著)『格差の体系』Paris,La Decouverte, 2008年出版予定
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Sandra Schaal

学歴
1999年 フランス国立東洋言語大学(I.N.A.L.C.O.、パリ市)日本学部修士課程外国の言語・文学・文化専攻(日本学)修了
2001年 I.N.A.L.C.O.日本学部D.E.A. (博士課程研究免状)取得
2001年 4月	京都大学大学院文学研究科博士後期課程行動文化学専攻(社会学)編入
2006年 3月	同上博士課程修了 博士(文学)の学位取得
博士論文の課題:「『女工哀史』言説についてのもう一つの視点:戦前日本における女性製糸業労働者の生活世界」
2006年 4月	京都大学大学院文学研究科研修員 2006年8月末に至る

職歴
2002年10月	大阪学院大学国際学部非常勤講師 2003年9月30日に至る
2006年9月	ストラスブール大学人文科学部非常勤講師 2007年8月末に至る
2007年9月	ストラスブール大学人文科学部(日本学学科)助教授 現在に至る

研究発表
・「『女工哀史』言説を超えて:戦前日本における女性製糸業労働者の生活世界」、『ソシオロジ』第48巻第2号:3-21、2003.10
・"Un autre point de vue sur l'histoire tragique des ouvrières' : le monde des représentations des fileuses de soie dans le Japon de la première 
moitié du vingtième siècle", Ebisu 33 : 67-98, automne-hiver 2004
・"Another Point of View on the 'Pitiful History of Women Workers': The Life-World of Female Silk Reeling Operatives in Prewar Japan", 『日本
オーラル・ヒストリー研究』第1号:136-163、2006.3
・Actes de la Société Française des Etudes Japonaises (ed.), "Les ouvrières de l'industrie japonaise des filatures de soie de la première partie 
du vingtième siècle : valeurs familiales et decouverte de l'indépendance", Japon pluriel 7, Paris, Philippe Picquier, 2007 (発行予定)
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Françoise Olivier-Utard

学歴・職歴
1966-1970年 ストラスブール大学文学部 古典文学修士課程
1992年 新過程博士号 「考古学と政治、在アフガニスタン・フランス考古学代表部の歴史」パリ第三大学(ソルボンヌ・ヌーヴェル)、
指導教授Bruno Dagens
1994年 ストラスブール第一大学(ルイ・パスツール)経済学部 現代史准教授

研究テーマ
-フランス及び極東におけるフランス学術機関の歴史
-技術史及び社会史

アジアでの経験
インド:仏印共催(コレージュ・ド・フランス/ジャワハルラール・ネルー大学)調査団に多数回、外務省主催ジャイプール調査団に2度参加
アフガニスタン:外務省により2度カブール大学に派遣
ウズベキスタン:コレージュ・ド・フランスによるテルメズ調査団に2度参加
日本:2003-2005年ストラスブール・東京の大学間プロジェクト責任者
2007年度名古屋におけるCNRS(国立科学研究所)/JSPS(日本学術振興会)計画責任者

当該領域における著作
2003年 『考古学と政治、在アフガニスタン・フランス考古学代表部の歴史、1922-1982年』ERC、パリ、450頁。
Jean-Claude Gardinの序文と写真集増補第2版
2005年 「いかにして退職年金が若者の問題となったか」Birhr/Tanasawa編『フランスと日本における世代間関係』L'Harmattan、パリ
2006年 『フランス労働運動(1939-68年)伝記辞典』(Maitron)L'Atelier、約100項目執筆
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