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車屋と薬屋

フォルクスワーゲンの排ガスデータ偽造やらマンションの杭データ偽造が問題になっています。確かに、ひどい話で、騙された当事者なら怒って当然で す。でも、産業 全体を俯瞰してみると、製造業はまだずっとマシです。薬屋とか金融屋の儲け方を見ると製造業の不正など可愛いものだという感想しか出てきません。

私の場合車には特別な思い入れが全く無く、実利的な面しか見てきませんでした。身近に、自動車販売を生業にしている人がいるので、購入の判断は ずっとその人任せにして主に中古車を乗り継いできました。しかし、最近生まれて初めてカタログなどを比較検討したり、試乗したりして車を買うとい う経験をしました。3ナンバーと5ナンバーの違いすら知りませんでしたが、友達に色々助言をもらっているうちに、意外と車にこだわりを持っている 人が多いのだなと気づかされました。というわけで、VW問題については、以前なら全く関心がなかったけれど、今はちょっと書きたいことがありま す。

結論を言うと、VWには少々同情的です。金持ちでない普通の人にとって車というのは、家の次に大きな買い物であり、人によってはステータスシンボ ルという意味も持っています。私個人としては見栄とかステータスとかブランドとか全くこだわりがないので、その辺はあまり理解が出来ないのです が、いろんな人の話を聞いていると車の購入というのはかなりの時間と熟考を伴うもののようです。私も今回、その一端を垣間見た気がしました。私の 場合、実利性と走行性能が最大の検討要素でしたが、スタイルとかファッション的な要素も無視できないと知りました。人によっては「車格」なるもの も検討要素となるようです。車を買う消費者は気まぐれであり、不合理な感情に支配されています。複数のメーカーの営業担当者と会話をしているうち に、車を作って売るというのは大変な仕事なんだなという気持ちが強くなり、同情心が芽生えてきました。オプションやグレードなど自転車とは比べ物 にならないくらい複雑です。細かい機能や外見に強いこだわりを持つ消費者を相手に車を売るのは大変なことだなと感心しました。

色々試乗してみると、エンジンの性能、乗り味、剛性感、運転のし易さと楽しさ、などなど車によってかなり違うと実感できます。明らかにダメダメで こんなもの誰が買うんだと疑問符がつく車もあります。超有名メーカーが大々的に売り出しているモデルでどういう訳か人気があって注文しても納車が 2ヶ月先というモデルです。試乗もせず外見で選ぶ人も多くそういう購買層に売れているのだと想像できます。旦那がエンジンのトルク感に惚れて買う ことを決めても奥さんが見た目と機能でダメ出しされて売れないという車も多いのでしょう。全く、消費者の要求は多種多様でいちいち対応している車 メーカーには頭が下がります。

私がVWに同情を感じるのは、車を開発して売るのが大変な仕事であると今回の経験で実感できたからです。成熟した産業なので世界の一流企業の間の 技術力の差はそれほどないと考えられます。メーカーは世界中からパーツを取り寄せて組み立てるのが仕事で工場はドイツの会社であってもドイツに無 かったりします。ホンダのAEBやACC関係の部品はドイツ製で、ホンダ自体、自らを日本のメーカーだと考えていないようです。日本には舶来信仰 が根強く今でもドイツ車は高くても売れますが、私が車を買う場合、日本での修理しやすさを考えると日本車以外は考えに入れません。でもそれは自分 が普通の平民だからそう思うのであって、もしカネが捨てるほどあるのなら、ガレージでも作ってドイツ車を買っているかも知れません。

VWに同情を感じるのは、別に安全性能で消費者を騙しているわけではないという点もあります。騙して儲ける業界は幾つもあってその最たるものが金 融と薬業界だと感じているので、製造業がちょっと誤魔化しているとしても、目くじらを立てて非難するという気にはなりません。アメリカの排ガス規 制が世界で一番厳しいというのは何故なんだろう、金融とか薬業界についてはあれだけ大甘なのに、と勘ぐりたくなってしまいます。アメリカの議会 は、軍需産業、金融産業、薬産業にあらかた買収されていて、どれだけ腐敗まみれでも、議員は何も出来ません。排ガス規制が厳しいのはその罪滅ぼし なのかもしれない、と深読みしたくもなります。

_Unsafe at any speed_というRalph Nader ラルフ・ネーダーの名著があります。ラルフ・ネーダーは消費者運動の先駆け的な指導者で、大統領選に出馬したこともあります。アメリカの有権者が共和党と民主党という二大 政党制の束縛から開放されて彼などを大統領として選出すれば、平民の生活は大幅に改善されるはずですが、そうならないのは、メディアの洗脳のおか げです。今でこそ、自動車会社は自主的にリコールを出したりしていますが、ネーダーらの運動がなかったならどうなっていたかわかりません。彼らの 消費者運動のおかげで、自動車会社は訴訟による賠償金を経費として扱うような経営の仕方は倫理に悖るという考えを取るようになりました。そうでな ければ、薬業界のように、ワクチンの「副作用」による被害の賠償を大っぴらにせずこそこそ陰でやるというようなことになっているかもしれません。

ワクチンについては最近懐疑的な人がどんどん増えており既成メディアは火消しにやっきになっています。子宮頸がんワクチンを打って致命的な健康被 害を受けた子どもたちは日本では数百に及んでおり、名古屋市が独自に調査をやっているとニュースで知りました。結果どうなったかは知りません。日 本のことなので、中央の厚生省が最終的な決着をつけるでしょう。政府を訴えても日本では最高裁は何時でも政府の味方ということになっています。厚 生省は、薬業界に取り込まれています。

私の場合、HIV/AIDSドグマのデタラメぶりを理解するまでは、現代医学の一般常識を殆ど疑ったことがなく、ワクチンについても、教科書を鵜 呑みにしてきました。しかし、今では、科学史上最大規模の詐欺であると理解しています。一番の問題は、ワクチンに関しては、一度もその効果と安全 性を証明する疫学的な研究がなされていないという点です。最近では、ワクチンに懐疑的な親がどんどん増えているので、大規模な疫学的な調査が簡単 に出来るはずでぜひやってもらいたいのですが、製薬会社が徹底的に抵抗するでしょう。子供にワクチンを一本も打たせたくない親は世界中に何百万人 といるでしょうから、十分な数のサンプルは簡単に手に入るはずです。製薬会社が反対するならその理由を知りたいものです。もし、厳密で公正な疫学 研究の結果、ワクチンが安全でかつ効果があるという結論がでたら、私は考えを変えてワクチン支持に回ります。ワクチンに懐疑的なのは、ちゃんとし た研究が何もないからです。

最近では日本の医療従事者も実名でワクチンを告発する人が出始めていますが、英語では山ほど情報があります。幾つか情報源を引きます。

http://www.vaccinationcouncil.org/ (Suzanne Humphries et al.)
http://thegarynullshow.podbean.com/ (Gary Null)
http://www.cochrane.org/

Gary Nullという人は医療業界におけるラルフ・ネーダーのような活動家です。彼ほどの知名度を持つ活動家になると薬業界から様々な嫌がらせと迫害を受けています。彼の場合、 自らラジオ・ポドキャスト局を持っているので、その詳細を全部ぶっちゃけています。活字に出来ないような情報も出てくるのでしばらく彼の話を聞く ことを勧めます。

薬業界の罪が重いのは、車業界と違って、その存在意義が患者の健康状態を改善すること、最低でも害を与えないことであるはずなのに、健康を害し、 それも意図的にかつ自覚的にそうして何も責任を取らないばかりか、積極的に政府を丸め込んで刑事責任を負わなくても良いように法律を自己の利益の ために作り上げているからです。アメリカでは、80年代のレーガン政権の時にワクチン業界は「副作用」による健康被害については刑事責任を負わな くてもよくなるように法律を変えました。明らかに副作用で健康被害を受けた場合、「ワクチン法廷」という特別な場所で賠償金の裁定を行うことに なっています。そのためメディアの話題になることもなく、製薬会社は賠償金を経費として計上して経営を行えるようになっています。「ロビイスト」 と呼ばれる連中の贈賄の結果です。ロビイストなどという誤魔化しの言葉を使わず、賄賂とはっきり言えよと思います。

その昔、ワクチンについて何の疑問も持っていなかった頃、NYTが痴呆症患者の脳にアルミニウムが検出されることについて記事を載せているのを読 んだ記憶があります。外食が多い人なので、レストランの厨房で使うアルミ製の鍋からアルミが融けだしたのだろう、などの憶測が語られ、続きの記事 で厨房器具業界からの反論を載せていたのを記憶しています。今となっては、なるほど、NYTはアルミの由来がワクチンであることを知っていても記 事に出来なかったのね、と納得です。何しろ、ワクチンで金儲けできなければ、製薬会社の株など暴落するでしょうから、NYTはそういう記事は載せ られないのです。何度も書きますが、もうNYTは終わっています。2年前NYに行った時も、NYTなんて読んでいる人は見かけませんでした。朝日 新聞などNYTと業務提携をやっているようですが、世界的にプロパガンダを広げるための連携なのでしょう。嘘と気づかれないためには裏で口裏を合 わせる必要があります。
(Nov. 2015)


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