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タブレット端末再訪

去年テレビとの関連でタブレット端末をコケにしましたが、とうとう買ってしまいました。

商品名は書きませんが、Googleが出しているAndroidの7インチ端末と言えば分かる人には分かるでしょう。地図機能が充実していてナビゲータと しても使えるやつです。車に搭載して使うことはできませんが、徒歩用としては問題なさそうです。wifiでネットにつなぎます。Android の本家本元が出した端末なのでこれに決めました。私の同僚のある人は、ガジェットフリークでマックファンですが、ipadを売ってこれに乗り換えました。 ipadは重くて大きすぎるのでこちらを選んだそうです。私も同感です。私はこれを主に読む端末として買ったので、これより大きなものは視野に入っていま せんでした。

活字だけなら電子インクのキンドル端末が最強ですが、ウェブ閲覧やカラー写真入り書籍の閲覧にはどうしてもこのような端末がほしくなります。値段も手頃で す。実際使ってみるとその速さに驚きます。この値段でこの性能ならパソコンの値段が下がるのは仕方ないかも知れません。学校ではwifiでネットにつなが りますから、単純な辞書は要らなくなります。実際電子辞書と変わらないくらいの値段です。電池は普通の使い方をすれば一日は持ちます。

私にとってはスクリーンに触って二本指で表示を大きくしたりするのは(自分が所有する端末では)初体験なのでかなり興奮しているのですが、学生に聞いてみ ると携帯をもっている人の殆どがスマホなので何も珍しくないようです。お前は何を嬉しがっているんだ、と冷めた目で見られました。大学生の間のスマホの浸 透度合いは圧倒的です。クラスによってはほぼ全員スマホを所有していることは珍しくありません。

パソコンではないので、本格的な仕事はできません。写真や動画の編集は出来ないし、文字ファイルの編集も大きなものを扱うのには向いていないでしょう。オ フィススイートは入っていないし、thunderbirdのような使い慣れたメーラーも使えません。この端末を使うためにグーグルのアカウントを取らされ ましたが、そのアドレスに自宅のパソコンから添付ファイルで一冊本を送ったらスパム扱いされました。大容量のメールは警戒されるようです。しかし、一方で グーグル・ストアは私に映画などの大容量の「コンテンツ」を売りたいようです。要するにこのような端末は「コンテンツ」の受信のために存在しています。で すからハードウェアの値段をぎりぎりまで抑えて、客を囲いこみたいのでしょう。アマゾンのkindle fireという端末はこの端末と競合する製品ですが、アマゾンの方が客の囲い込みという点では露骨なようです。ですから私としてはこちらを勧めます。アプ リを追加すればどこの「コンテンツ」にもアクセスできるように作られているのでこちらの方が自由度が上です。Project Gutenberg の主宰者さんの言うとおりです。kindleをインストールすればkindleストアからも本を買えます。

これがあればスマホはいらないのではないかと思います。スマホの画面は小さすぎます。学生の多くがスマホで用を足そうとしていますが、若いから文字が小さ くてもそれほど抵抗がないのでしょうか。私も一時スマホの購入を検討しましたが、買わないことになりそうです。7インチもあれば、横にすればウェブの閲覧 もそれほどストレスはありません。スマホでウェブの閲覧をするのは私には無理です。

仮想キーボードの使い勝手は悪くありません。スマホは小さすぎて使いにくいですが、このようなタブレット端末では仮想キーボードの他に、 Bluetoothで小型キーボードに繋ぐこともできます。ですから、喫茶店に入って空いた時間に作文をするくらいならパソコンと同じように使えます。私 が所有しているラップトップパソコンは安物なので電池が2,3時間しか持たず、外で使うには実用になりませんでした。

10年前にはこのような製品が出てくるとは想像できませんでした。スティーブ・ジョブスがいつごろこのような製品の構想を得たのかは知りませんが、最初に 形にした彼はやっぱり偉かったと思います。だから彼の伝記が平積みされているのですね。

(Dec. 2012)



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