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福島事故から一年

のんびりしていたら一年経ってしまいました。セシウム134の半減期は2年ほどなのでもう1/4減ったというのは喜ぶべきなのかどうなのかわかりません。 長期的にはセシウム137が問題なのは確かです。ストロンチウム90もやばいですが、周りにどのくらい存在しているのかはっきりわかりません。市民が自主 的に運営している測定センターではヨウ素とセシウムだけしか測っていません。
 
授業で愛知県新城市出身の学生がいて、彼に自分の出身地がどれほど汚染されているか知っているかと聞いたら何も知りませんでした。名古屋より数倍汚染され ているのは調べれば簡単にわかりますが、汚染マップも見たことがないようでした。その情報を伝えた時の最初の反応は、驚いた顔で「危険なのですか?」とい う条件反射的なもので、彼が放射能汚染について自分から進んで調べようとしたことがないという事がわかりました。人間の頭は進化の結果、危ないか危なくな いか、逃げるべきか、逃げなくてもいいのか、という二者択一の判断に飛びつくようにできています。天敵が近づいている時、悠長に構えている余裕なんてあり ません。脳が咄嗟に司令を出す必要があります。しかし、人工的に作り出された放射能核種の危険性に関しては、ヒトという生物体の本能では対処できません。 事実を見据えて長期的に科学的に判断する必要があります。降下物が大量に降った地域では舌に明らかな金属味を感じた人もいたようですが、低線量地域では長 期間にわたって体内に蓄積する内部被曝が問題となります。
 
もうすでに1年以上が経ってしまいました。事故当初の緊張感が薄れて、金環日食などにうつつを抜かす自分がいます。忘備録を兼ねて情報の整理をしてみたいと思います。
 
ヤブロコフとネステレンコさんの本は一応かなりの部分に目を通しました。この本はロシア語を主とするスラブ語で書かれた膨大な数の論文の内容を英語で要約 したもので、仮説やモデルを立ててそれをデータによって検証した科学論文ではありません。したがってIAEA のお墨付きをもらっているICRPの教科書を鵜呑みにしている研究者からはbad scienceという烙印を押されてしまうのはある意味で仕方がありません。膨大なデータの寄せ集めなので通読するのもかなり苦痛です。
 
ただ、この書物は否定しがたい一つの事実を伝えています。それはウクライナやベラルーシの汚染地帯に現在住んでいる子供たちの大多数が明らかに健康体でな く非汚染地であれば成人病とみなされる様々な疾患にかかっているという事実です。チェルノブイリエイズと呼ばれています(エイズとHIVの嘘については別 稿で書いているので参照してください)。幼少期に被曝した親から受け継いだ遺伝的なものもあるでしょうし、住んでいる場所から呼吸や食物を通じて体内に蓄 積された放射能からの被曝もあります。次の世代がどうなっているかについて想像をめぐらすのは戦慄を伴います。国の存続が危ぶまれます。
 
ヤブロコフさんやネステレンコさんやバンダジェフスキさんは、スイスのFeldat Film社が制作したWladimir Tchertkoffさんのドキュメンタリ映画(『真実はどこにWHOとIAEA放射能汚染をめぐって』)の中に出てきます。ネットからダウンロードでき ます。原発推進側の御用学者との対立が赤裸々に記録されています。推進側は反対側を明らかに見下しています。私のような素人が見ても、大した学者だと思え ない人達が、ドグマを振りかざしてふんぞり返っているのは見苦しいとしかいいようがありません。病める子供たちを治療する現場の医師たちは明らかにチェル ノブイリによる被曝が原因だと確信しています。最後まで精神的ストレスだと言い張る御用学者たちは茶番としかいいようがありません。科学者だったらその 「ストレス」の生理学的メカニズムを究明しろよと言いたくなります。何でもストレスのせいにして済ませられるなら私のような素人でも役職が務まります。と いうか、年を取って行政機関の中で高い地位を手に入れ金を沢山もらうようになると科学なんてどうでもよくなり、敵をbad scienceと罵倒しておれば身分安泰なので気楽なものです。もらう金が多ければ多いほど自分の頓珍漢ぶりに気付かなくなるようです。これは心理学的に は cognitive dissonanceをめぐる研究で明らかにされています。心理学実験によると報酬が大きければ大きいほど、cognitive dissonance が小さくなる、つまり、自己欺瞞による良心の呵責が小さくなるということです。もっと深く調べたいのですが、適当な本が手に入らなくてまだ調べていませ ん。
 
バンダジェフスキさんは2012年の3月に木下黄太さんらの招きで来日しました。名古屋に来れば話を聞きに行ったかもしれません。ニューヨークにいた時に ソ連政府に弾圧を受けた著名な政治家の話を聞きに行ったことがありますが、その人にとっては第3の言語である英語の饒舌と迫力に圧倒された記憶がありま す。バンダジェフスキさんも似たようなオーラを放っていたに違いありません。木下さんのブログはずっとチェックしています。彼のブログを読むと放射能に対 して敏感な人たちは大変な苦労をしているのだとわかります。彼らが炭坑のカナリアであることは間違いありません。時間が経つにつれてカナリアの数が増えて くるだろうことはチェルノブイリの例から類推できます。福島周辺の子供たちにはもうすでに甲状腺の異常が出てきています。チェルノブイリより発症の時期が 早いので将来が不安です。
 
木下黄太さんのブログは去年の3月に知りましたが、頻繁にチャックするようになったのは6月頃からです。知人の知人に紹介したら、武田邦彦さんのブログと 違って怖いので読むのを止めてしまったと言われました。危機的な状況に置かれると嘘でもいいから安心させてもらえる情報源に頼るという心理作用が存在する ようですが、このケースがその一例なのかもしれません。武田さんのも十分こわいのですが、独特の語り口が安心させてくれるのでファンが多いのでしょう。私 の場合情報が信頼できるかそうでないかが重要なので語り口や個人の政治信条などはどうでもいいと考えています。原発に賛成であるか反対であるかもどうでも いいと思っています。賛成の人の方が嘘をつく傾向が強いので警戒して聞くのは仕方ありません。
 
4号機の使用済燃料プールは大きな不安材料です。小出裕章さんに情報を伝えた現場の作業員によると、補強工事をした後でも震度5以上の地震が来れば崩壊す る可能性があるそうです。そうなれば、福島周辺はもとより、東京も再度危機的な状況を迎えることになるのかもしれません。小出さんはその可能性について何 度か言及していますし、アメリカ人のアーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen)さんは4号機が倒壊したら日本は東西に分断されると警告しています。ガンダーセンさんは事故当初から英語の主要メディアか ら取材を受けて炉心溶融を予測していました。彼はマーク一型式の原子炉を熟知していますから、私などは日本語メディアの素人の解説より彼の方を信頼しまし たし、今も彼の発言に注目しています。武田邦彦さんのブログも参考にしていますが、彼は4号機に関しては楽観的です。もうすでに崩壊熱が少ないのと、燃料 が重力落下するときに臨界が起こることは考えにくいので地面に散らばった使用済み燃料は消防署が何とか対処できるだろうと書いています。彼は他の専門家も 予測を発表してくれ一緒に議論しようと誘っていますが、私が知る限り実現していません。NHK科学班こそ率先して世界中の専門家に呼びかけ議論を起こすべ きだと思いますが、その気配はありません。
 
アーニー・ガンダーセンさんのインタビューをまとめた新書本が刊行されました。お勧めです。彼の記者会見もネットで見られます。そこで彼は、 institutional echo chamberということばを使って、原発をめぐる言説を説明しています。推進派と反対派の対立が深まると両者とも自分の立場に固執してしまい、味方の言 説しか聞かなくなるので、共鳴箱の中で音が増幅してしまうのだと主張しています。先にスイスのドキュメンタリを紹介しましたが、推進派は反対派が頑固なの で説得するのは不可能であると繰り返すだけです。反対派が提出している新しい情報に耳を貸そうともしません。耳を貸さずに同じ原子力村の住民と共鳴箱の中 で会話を続けてしていたほうが論文も量産できるしお金ももらえるし、楽ちんだというわけです。ガンダーセンさんはもともと原発の技師で推進派でした。ス リーマイル事故が起こったときはメディアに出て、大丈夫だ心配ない、などと説明していた人です。ところが事故後10年経って真相が明るみになってから反対 派に回ったのです。それでも彼は福島の事故が起こるまでは、原発容認派でした。事故後、すべての原発を廃炉にすべきであるという立場に変わっています。彼 によると、スリーマイル事故が起こした健康被害についての綿密な研究が出始めたのはつい最近だそうです。その研究を勘案して福島の事故は将来にわたって 100万人以上の犠牲者を生み出すだろうと予測しています。4号機が倒壊しない場合です。倒壊すればどうなるかわかりません。
 
4号機についてまとめます。明らかに危機的な状況です。倒壊しなくても余震で汚染水の循環パイプが多数の箇所で壊れると現場の線量が一気に上がり、現時点 でもぎりぎりで作業しているのにどんどん討ち死にする作業員が増えてきます。倒壊すれば大規模火災に発展する可能性もあります。線量が高い中消火できるで しょうか。汚染水を循環しているパイプはプラスチック製なので火災で燃えてしまうかも知れません。木下黄太さんは彼のブログで首都圏を含む東日本からの避 難を勧めています。彼の意見に対しては大げさだとかパニックを煽っているとか批判があるようですが、彼は4号機が倒壊した場合の最悪の事態に備えて発言し ているはずです。震度5以上の余震は大いにありえます。仮に起こりうる最悪の事態が、東京全体の汚染が柏市や松戸市程度では済まず、福島市や郡山市程度に なるとします。ひょっとしたらそれでも生ぬるいのかも知れませんが、そうなると首都圏からの人口流出は加速するでしょう。日本経済がどうなるか想像もつき ません。
 
あるスイスの原発エンジニアが日本のエンジニアを見下して、買う方も賢くないとね、と言っているのをどこかで聞きました。スイスではアメリカから原発を購 入する際、自国の状況に合わせて数多くの修正をGEに要求したのにお前らは、鍵をもらってそれで終わりかよ、情けないね、という批判です。まあ、そのよう に考えるのが「グローバルスタンダード」でしょう。騙される方が悪いのです。原子力安全委員会の斑目さんは、格納容器が壊れることなどはない、水素爆発な ど原理的に起こらないと確信していたようです。専門家たちが無能であったと考えるしかありません。スイスの場合、専門家たちが優秀だったから、国民も脱原 発という結論を出すことが出来たのでしょう。ガンダーセンさんは、記者会見やインタビューを聞けば分かりますが、温和な人柄です。スイスのエンジニアのよ うに日本を見下したりせず、欠陥製品を売ってしまってすみませんと、広瀬隆さんに謝っています。週刊朝日で読みました。
 
鈴木智彦さんの『原発とヤクザ』は読んでいませんが、彼の記者会見は全部見ました。必見です。彼によると、Fukushima 50 の姓名が明らかにされないのは、数人のヤクザが含まれているからだそうです。まあ、それもありますが、原子力村の住民が原発労働者の雇用実態を広く国民に 知られたくないということの方が大きいでしょう。線量管理もずさんで、線量が上がりすぎると仕事を貰えないので、線量バッジを裏返したり、靴の中に入れた りして線量を低く見せる慣行が横行しているようです。鈴木さんは、RT (Russia Today) にも出てくるし、ドイツ人による『福島の真実』(Fukushima: die Wahrheit hinter dem Super-GAU by Michael Mueller, Peter Muller, Phillip Abresch) でも取材されています。ドイツのテレビ局は他にも『福島の嘘』(Die Fukushima Luge)というすぐれたドキュメンタリを作っていて参考になります。こっちには、菅直人前総理や河野太郎衆議院議員も出てきます。このようなドキュメン タリ番組は本来なら日本のテレビ局が作らなければならなかったものですが、東電によって買収されていたので無理でした。
 
アメリカのジャーナリストJoseph Trento さんはJames Corbettさんにインタビューされて、高速増殖炉関連の技術がアメリカから日本へ移転されたと述べています。Trentoさんによると、これは核拡 散防止条約に抵触しアメリカの法律にも違反しているそうです。彼は日本には極秘の核爆弾製造計画があると言っていますが、その真偽は別にして、日本には核 燃料サイクルを自国で完結したいという夢にしがみついている技術者が多いようです。フランスやアメリカの技術者が諦めても、日本では成功すると確信する根 拠は一体何なのでしょうか。もんじゅや六ケ所村は止まったままです。見果てぬ夢に追い銭を費やすより、被曝した難民を救うのが先ではないでしょうか。 Trentoさんは自分の調査を日本のメディアに知らせて協力関係を作りたいと望んでいますが、日本のジャーナリストはあまり協力的ではないそうです。や はり、日本では核開発に関する報道はタブーがつきまとうのでしょうか。しかし、今は「国際化」の時代です。日本在住のカナダ人が世界に向けてこのような情 報を発信できる時代です。日本にも英語がわかる人が沢山います。日本語の主要メディアが情報統制をしても、情報は筒抜けです。前の戦争では、短波ラジオを 聞いて英語で情報を取っていた人達は日本が負けることを確信していました。今の状況も似たようなものです。英語が出来る人はどんどん多くなっているし、大 メディアが情報を統制しようと思っても無駄です。諦めてください。
 
『世界は恐怖する 死の灰の正体』という映画がネットで鑑賞できます。亀井文夫監督のドキュメンタリ映画で語りは徳川夢声です。大気圏内核実験が盛んに行 われていた1950年代の作品で、その頃、多くの研究者たちが成層圏に溜まった死の灰が日本に落ちてくるのを採取しその量を記録していたのが分かります。 その頃は、ベクレルではなく、キュリーという単位が使われていました。貴重なデータが聞けるのですが、一番興味深いのが食べ物にどれだけ放射能が含まれて いたかについてのデータです。一人一日に食べる食事にSr90が2.03 マイクロマイクロキュリー、Cs137が51マイクロマイクロキュリー含まれていたというのが驚きです。多いから驚きなのではなく、少ないから驚きなので す。51マイクロマイクロキュリーというのは1.887ベクレルです。セシウム137が一日にたったそれだけです。現行の食品規制値は一キロあたり100 ベクレルですから、どれだけ大甘なのかが分かります。たしか、ドイツの放射能防護委員会が出している最大値は一キロあたり、4ベクレルだったと記憶してい るので、危険だったと言われている50年代でもドイツの規制値(今の日本からすれば厳しすぎると言われている規制値)を下回っていたということです。福島 の事故の後、御用学者がテレビに登場し、50年代の大気圏核実験が華やかなりし頃と比べて大したことがないと言っていましたが、大嘘つきであることがバレ てしまいました。
 
原発推進派の学者達はセシウムなんて怖くない。カリウム40があるから、と言っています。どちらも体内で放射線を出すけれど、どちらも体内からすばやく排 出されるので恐るに足りないという主張です。私もそれが本当なら放射能なんて怖がりはしません。でもどうやら本当ではないようです。市川定夫さんの「放射 能はいらない」という講義がネットにころがっているので聞いてみてください。彼によると、カリウム40のような自然に存在する放射性核種は人体がどんどん 排出するが、セシウム137のような人工核種は排出する速度が比較的遅く、体内に蓄積して行くのだそうです。なるほどなと思います。もしどんどん排出でき るのならチェルノブイリの子供たちの苦悩はないはずでしょう。原発なんてどんどん作って、どんどん事故っても別に大したことがないのだろうと思います。ヨ ウ素剤をちゃんと飲んで(と言っても国がちゃんと配布するのか心もとないですが)、Sr90対策のためにカルシウム不足にならないようにすればかなり防護 できるでしょう。しかし、現実はそうではありません。ウクライナやベラルーシの子供たちは周りの空間線量が全く問題のないレベルであっても体内に高濃度の放射性セシ ウムを蓄積しています。
 
福島第一の4号機が爆発したほんとの原因はなんでしょうか。排気筒が共通である3号機から水素が流れてきたと東電は言っているようですが、ほんとでしょう か。私は中年を過ぎ初老にさしかかっていますが、こんなに年を食うまで、世の中を覆っている真っ赤な嘘の数々に気づかなかったとは本当に情けないと反省し ています。Better late than never と慰めるしかありません。
(May 2012)
 
追記:Helen Caldicottさんのツイッターをフォローしていたら児玉龍彦さんの国会での演説にリンクがはられていたので、一年ぶりにもう一度見ました。彼は医者として放射性物質を体内にぶち込んでどのように遺伝子を破壊するかを研究しているので内部被曝に注目します。シーベルトという単位で示される数字には何の意味もないと言い切っています。しかし、放射線医学の別の分野ではシーベルトを中心に議論がなされています。シーベルトを外してはその分野は成り立ちません。文部省が主張している年間20ミリシーベルトもその分野に依拠しています。このように部外者から見れば正反対の結論を出している諸分野を内包している放射線医学という科学領域は政治に利用されています。国策として原発を推進している側がシーベルト派を選ぶのはそれが自分にとって都合がいいからです。科学者としては、どちらの分野に属していても研究費が出るので研究者の生活とキャリアは安泰です。自らの分野の教科書に従って論文を生産するのが彼らの仕事であり、意見の対立について深く考えるのは自分の仕事ではないと割り切っているのでしょう。もっとも重要なその判断は私のような素人に丸投げです。私などの素人は今回のような事故がなければ考えもしなかったような問題です。私のような職業の人間はネットで大量の情報を取って自分で考える時間が比較的多いほうなのでましですが、普通の人はそのような時間がそもそもありません。政治家は次の選挙で頭が一杯で、官僚のブリーフィングをせっせとこなしているだけのようです。自分で考えている人など、少数派です。河野太郎さん、森ゆうこさん、平智之さんなどは自分の頭で考えている印象です。
 
Helen Caldicottさんは医者でありよく知られた反原発の活動家です。NYTimesは福島事故の後数回彼女の記事を載せました。福島という外国で起こった事故だったので、そうしたのです。NYのハドソン川上流にあるインディアンポイント原発で事故が起こったら彼女から意見を聞くなどという事はなかったはずです。反原発系のサイトでは外国のメディアは福島原発の事故を正しく伝えたが日本のメディアはダメだったという論調を見かけますが、誤解です。もしインディアンポイントが事故ったらNYTimesは、「ただちに健康に害はありません」などと安全キャンペーンをやりだすはずです。脱原発を決めているドイツのメディアは違いますが、アメリカの既成メディアに幻想をいだかないようにしてください。(July 2012)
 




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