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2012年不正選挙と「グローバルスタンダード」

福島原発震災の前から作文を書き始めそろそろ2年になります。昨年末の作文を読み返すと、どんどん嘘が勢いを増していくだろうと予測しており、実際、一年 経ってみると、その通りになっています。今年最後の作文では、今回の総選挙について書いてみたいと思います。

自民党の政権が出来ました。一旦総理大臣の職を投げ出した人がまた同じ地位につきました。2009年に自民党政権が倒れる前の数年はバタバタと総理が入れ 替わりましたが、民主党政権になっても似たような入れ替わりが続き、今回自民党が政権を奪還したことにより、また以前のドタバタが再開するのかと、国民は 呆れ顔で永田町を眺めているのだろうと思います。

今回の総選挙についての公式説がどうなっているのか新聞の社説を詳しく読んだわけではないので細かいところはわかりません。ただ、大まかには次のように分 析しているのでないかと思います。有権者は民主党の無能に呆れて民主党を避けたが、第3の勢力の足並みが揃わなかったので、結局かなりの票が自民に流れ た、というふうに。

私にはそのような説明はあまり説得力がありません。民主党に対する怒りはよく理解できますが、だからと言って、自民に喜んで票を入れる人がそれほどいると は思えません。私など、若狭湾の原発が事故ったらもう日本は終わりなので、反原発をはっきり表明している、共産党や未来の党に入れました。金融政策という 一点では、どんどん金融緩和をやると公約に掲げた自民党のほうが民主党よりましだと思いましたが、今回は、原発を止めるほうが重要だと判断しました。民主 党が本気で原発を止める気があるとはとても思えません。御用学者に騙されて一年で100シーベルトでも大丈夫だと心底信じている人がいそうなので、30年 代までに脱原発を目指すなんて言われても、真に受ける気にはなれません。嘘も方便で口からでまかせを言ってるとしか考えられません。馬鹿は死ななきゃ治ら ないので、馬鹿に付き合うつもりはありませんでした。

公式メディアが表でどれだけ取り繕ろうとしても、ネットでは不正選挙の疑惑が渦巻いています。毎時ごとの集計結果を見ると見えてくる不可解な自民の票の伸 び。晴天に恵まれ投票率が高かったという印象を誰もが持ったのにも関わらず、メディアの発表によると意外に低いという不思議。アルバイト要員による不正行 為の可能性を示唆するタレコミ。未来の党から立候補して落選した議員が不正選挙を訴えて訴訟を起こすという噂、などなど。すべての選挙区で不正があったわ けではないでしょ うが、特定の重要な選挙区で自民が勝つために不正が行われた可能性は否定できません。テレビは見ていませんが、あるツイッターの書き込みで、自民党の執行 部が大勝したのに喜んでいないのは奇妙だというのがあり、的を射ていると思います。ワルも本物のワルだったら、演技もうまいのですが、どうやら中途半端な ワルなので演技も板についていないようです。

別に確証はありません。だだ、不正があったのはほぼ確実であると確信しています。

その一番の理由は、アメリカでは不正選挙の事実などはまともな有権者ならみんな知っているからです。ジャーナリストが調べているだけではなく、学者が研究 して論文や本を書いているし、ネットだけではなく政治雑誌(Harper'sなど)も話題にします。アメリカで行われていることで、日本で行われないもの はそれほどありません。アメリカで不正選挙が行われているのであれば、日本でも行われていると考えるのが自然でしょう。アメリカより民主主義の伝統が浅い 国では、不正選挙の疑惑が持ち上がることは日常茶飯事です。日本人が自国においてそのような可能性があると想像できないのであればウブすぎます。

もうかなり前から、「グローバルスタンダード」という訳のわからない和製英語が跋扈するようになり、その意味するところは、日本がアメリカの命令でアメリカの猿 真似をすることでしたが、国政の選挙でも「グローバルスタンダード」を目指すのであれば、アメリカ並みのデタラメを輸入するしかありません。ネットを色々 調べていくと、アメリカの息がかかった会社が今回の不正に関与しているのでないかと噂されています。ありそうなことです。2008年の金融危機以降アメリ カの金融緩和の規模は半端ではありません。日本が脱原発すればアメリカの原発・核産業も困るので、世界の原発・核利権が金融緩和でじゃぶじゃぶになった資 金の一部を日本での工作活動に使っていても何も不思議はありません。

ここで少し脱線して、ドイツの話をします。ドイツは、日本と違って、様々な機会をとらえてアメリカの圧力をはね除けて来ました。アメリカ風の電子投票シス テムを締め出すことに決めたことは前の作文で触れました。その他、脱原発を成し遂げることが出来たのはある意味で脱アメリカの一貫です。また、ボーイング 757は911事件で見られたように外部からGPSを使って遠隔操作できるようになっていますが、仕様でそのようになっているのを発見したルフトハンザは ボーイング社に対して、その機能を外すように要求して、成功しています。日本航空や全日空はどうでしょうか。GEの欠陥原発を鍵を渡されただけ の言いなり契約で運転してきたように、ボーイング757も仕様変更を要求せずにそのまま言いなり契約で運行していないでしょうか。

我が名古屋大学は「勇気ある知識人」を標榜しています。まわりを見ても勇気あるのは、名大を退官して中部大学に移った武田邦彦さんとか沢田昭二さんくらい しか思い浮かびませんが、政治や法律やメディアを専門にしている先生には、ぜひとも今回の不正選挙の実態を明らかにしてもらいたいと思っています。アメリカの真似 して「グローバルスタンダード」を目指せという指令は文科省から始終出ていますが、本物の「グローバルスタンダード」を目指すのなら、ドイツの真似 をして、アメリカに盾突く習慣を作らないといけません。そうしないとそのうち世界から馬鹿にされるようになるでしょう。もう馬鹿にされているのかもしれま せんが。

(Dec. 2012)



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