ひつじ研究叢書(言語編) 第73

『現代日本語における蓋然性を表すモダリティ副詞の研究』

ひつじ書房(東京)

ISBN 978-4-89476-482-8

著者: 杉村 泰

頁数215  A5版上製

定価: 6,200円+税

発行: 2009-10-7

 

概要

本書は日本語モダリティ論の立場から蓋然性を表す副詞「キット」、「タブン」、「モシカスルト」、「サゾ」などの意味について論じたものである。初めに先行研究で示されてきた文末のモダリティ形式「ダロウ」、「ニチガイナイ」、「カモシレナイ」などの意味について再検討し、次にこれらとの共起を分析することにより、各副詞の意味の違いについて論じる。これにより副詞研究の面から日本語モダリティ論に新たな提言をする。

 

第1章 文における事態、認識、推論の関係

第2章 真偽判断を表す文末のモダリティ形式

第3章 「キット」と「カナラズ」の主観性

第4章 「キット」、「タブン」、「オソラク」の推論の違い

第5章 共感的推論を表す「サゾ」

第6章 想定外の事態の成立可能性を表す「モシカスルト」

第7章 不確定性を表す「ドウモ」、「ドウヤラ」

第8章 記憶による想起を表す「タシカ」

第9章 事態の想定外を表す「マサカ」

10章 終わりに