UIROT研9月例会のお知らせ

UIROT研9月例会のお知らせ

 

日時:9月13日(金)午後4時30分から
場所:名大言語文化部棟31番教室
発表者:山本裕二氏(名古屋大学総合保健体育科学センター)
題:「心と身体のトレーニング−自己成長を目指して−」



発表者レジュメ:


4年に1回のスポーツの祭典(?),アトランタオリンピックも終わり,史上最大の選手団を送り出した日本チームに対して金メダルオンパレードになるかのように取り上げたマスコミが,成績についての各競技団体の言い訳を取り上げ始めた.こうしたいわゆるトップアスリートでは,「心・技・体」の充実が要求され,とりわ け一発勝負的なところでは,持っている能力の最大限の発揮が重要となると考えられ,東京オリンピックのころから,細々と精神面のトレーニングがなされてきた.しかしわが国では「スポーツ」と「道」は非常に近く,陸上競技のようなもの,あるいはバレーボールなどでも実は陸上「道」,バレーボール「道」のような面がぬぐいきれない.それでも,ロスオリンピック(1984)を契機にかなりこうした精神面のトレーニング(メンタルトレーニングと呼んでいる)を研究し,取り入れるようになってきた.私が卓球のナショナルチームと関わりを持つようになってから,そこで学んだものは,単なる実力発揮のテクニックではなく,選手自身の競技への取り組み方,さらにいえば,一人の人間としての行き方そのものへの問いかけをしていくことが重要であるということであった.
こうした観点からすると,スポーツ選手,特にトップアスリートに対するメンタルトレーニングの根幹的考え方は,われわれ一般人にも非常に重要な問題であり,その考 え方・手法は共通であると考えられる.そこで,今回はこうしたメンタルトレーニングの基本的な考え方やそこで有用なテクニックのいくつかを紹介したい. 具体的な話の内容は,
・精神力のトレーニングからメンタルトレーニングへ ・卓球選手との関わり
・その他のスポーツ選手との関わり
・スポーツカウンセラーとトレーニング
・メンタルトレーニングに関する私の立場
・有用なテクニック
・実施上の問題点
などになる予定です。



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