言語文化 I

英語(中級)

1単位 
後期水曜3限 
対象学部:理学部
教室:S17
担当教員:長畑明利
文系総合館706 
email: e43479a@cc.nagoya-u.ac.jp
授業HP:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures17/nullas17aei-sci.html
教養教育院 e-learning サイト
TA: 島本千愛


連絡事項

目的・ねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

履修条件・関連する授業科目

学習に対する意欲。向上心。基礎的な文法力。社会的関心。「英語(基礎)」の単位を取得していることを前提として授業を行う。

授業内容

The New York Times に掲載された記事を読んで、英語の読解力を養うとともに、英文エッセイの書き方を学び、実践する。基礎的な文法事項・構文等を確認し、語彙を増やす。
・授業は原則的に教科書に従って進める。時間的余裕があれば、英語による発表を行い、英字新聞の見出しの読み方も学ぶ。ときに小テストあり。
・英語及びアメリカを中心とする英語圏文化についての一般常識も適宜習得してもらう。学期中に1、2曲英語の(古い)歌も歌ってみる。

各回の授業で行うこと(予定)

・教科書 Pre-reading のクロスワード・パズルの答え合わせ。
・教科書の英文エッセイの一部の和訳。
・教科書 Post-reading の課題の答え合わせ。
・教科書 Comprehension Questionsの答え合わせ。
・教科書 Discussion Questionsに基づく意見交換。
・教科書の内容についてのエッセイ確認(交換して読み、コメントを書く)。長さは250〜300単語程度。エッセイは学期中に2度提出してもらう予定(NUCT利用)。
・教科書の内容に関するトピックについての発表(各回3名を予定)。質問・コメントにボーナス点あり。

授業スケジュール

Date Unit Presentation Gyuto-e
10.4 Introduction    
10.11 class cancelled    
10.18 Unit 1: Finding Takers for Lonely Leftovers in a Culinary Nook of the Sharing Economy Aoki, Yamaguchi, Iijima  
10.25 Unit 2: The Decline of 'Big Soda' Ishida, Ichinose, Inagaki  
11.1 Unit 3: What Selfie Sticks Really Tell Us About Ourselves Imoto, Ohta, Odani  
11.8 Unit 4: How to Vacation Like It's 1999 Kato, Kinoshita, Kokubo  
11.15 Unit 5: The Long Shadow of China's One-Child Policy Komatsu, Sakaki, Shioi  
11.22 Unit 6: Hard Choices Over the Embryos Left in the Cold Shirasaki, Shrafuji, Tanaka  
11.29 No class (This day is for Friday classes.)    
12.6 Mid-term quiz; Unit 6 (p. 55 - )    
12.13 Unit 7: Enduring Summer's Deep Freeze Teramura, Naruse, Hashimoto  
12.20 Unit 8: Meant to Keep Malaria Out, Mosquito Nets Are Used to Haul Fish In    
12.26 (Tue 1; make-up class) Unit 9: A Culture of Nagging Helps California Save Water    
12.27 Unit 10: The Great American Kidney Swap    
1.10 Unit 11: Plastic Surgery Tourism Brings Chinese to South Korea    
1.17 Unit 12: Biemlfdlkk? At Chinese Malls, Brand Names Are Lost in Translation    
1.24 TBA    
1.31 Final exam    


成績評価の基準

「ぎゅっとe」20%、検定試験30%、授業点(解説・訳、エッセイ、小テストなどを含む)20%、期末試験30%、積極性(ボーナス)の予定。基礎的な文法力を単位取得の条件とする。

教科書

Kita and Adams, ed., Scarcity and Excess: Technological Troubles and Social Solutions (成美堂)。

参考書

ジェイムズ・H・M・ウェブ『日本人に共通する英語のミス151』(増補改訂版)(ジャパンタイムズ)。マーク・ピーターセン『日本人の英語』(岩波新書)。ケリー伊藤『英語ロジカル・ライティング講座』(研究社)。その他必要があれば、授業HPにて、また、授業中に教室で紹介する。

注意事項

・対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFL-ITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
・課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
・遅刻2回で欠席1回分とみなす。また、30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
・私語、睡眠禁止。ケータイも禁止を原則とするが、授業内容に関連してネットにアクセスしてもらうこともある。
・作文における「剽窃」、定期テストのカンニングは成績不可。期限後の提出物提出は評価 1/2。
・授業HPに連絡事項を掲載するので、毎週最新の情報を確認すること。なお、シラバスとHPとで内容が矛盾する場合は、HPのほうに従うこと。

アドヴァイス

・語学学習で大事なことはまず意欲。英語の力を伸ばすのだという意欲がないと、なかなか成果があがらない。また、語学学習の効果はしばらく経ってから現れることが多い、継続して学習してほしい。
・eラーニングは自分のために行うのだということを肝に銘じて取り組んでほしい。
・英語で書かれた文章は学術論文もしくは論説文に限られるわけではない。学術的英文・論説文以外の種類の英文をも、広く、ときにはじっくりと、文法事項や文の構造を確認しながら読むことで、英語という言語とその背景についての理解を深めることが可能となる。
・英語の力を高めるために、ネットでいろいろなスタイルの発表もしくはトークを見るとよい。おすすめサイトのひとつは TED。字幕もあるが、日本語ではなく、英語字幕を使うのがよい。ただし、字幕を見る場合も、一度は字幕なしで見ることが必須。おすすめヴィデオ(その1)→ "Evelyn Glennie Shows How to Listen"。(その2)→ "My Wish: Once upon a School"。


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(2017.11.22)