言語文化 I

英語(上級リーディング)1

1単位 
前期木曜3限 
対象学部:文学部 
教室:A34
担当教員:長畑明利
文系総合館706 
email: e43479a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
授業HP:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures17/nuilas17ar1.html
教養教育院アカデミック・イングリッシュ支援室


連絡事項

目的・ねらい

本授業の目的・ねらいは、第1に、自分で英文を読む習慣を付けることである。第2の目的・ねらいは、自分で英文を読むことを容易にするために、英語の基礎的な構文や文法をおさらいし、語彙を拡充し、背景知識を得ることである。第3の目的・ねらいは、英語の黒人に関する短編小説やエッセイの読解を通じて、アメリカ社会の人種に関わるさまざまな問題について考えることである。

履修条件・関連する授業科目

学習に対する意欲、向上心、基礎的な文法力を有することを履修条件とする。なお、「英語(基礎)」と「英語(コミュニケーション)」の単位を取得していることを前提として授業を行う。

授業内容

・アメリカの黒人に関する短編小説とエッセイを読む。
・教科書に収録されているのは次の5作品である。時間が不足する場合は、作品を取捨選択する。

・いずれも著名な作家の作品であり、この授業を通じて、それらの作家のことも幾分か学ぶことになるだろう。
・英文はところどころ難しい箇所もあるが、名大の2年生には適切な難易度と言ってよいだろう。巻末に注があるので、これを利用して予習してもらう。もちろん、自分で辞書を引くことは必須。
・最初は文法や構文を確認しながら、また、作品の背景にも注意しながら、作品(場合によってはその一部)を訳読する。音読によって、発音も確認する。様子を見たうえで、訳読以外の方法も取り入れる。
・受講者の人数にもよるが、時間的余裕があれば、英語での発表もしてもらう。
・やはり余裕があればの話だが、英語の(古い)歌も1、2曲歌いたい。

授業スケジュール(予定)

Date Reading  
4.13 Introduction  
4.20 "Desiree's Baby"  
4.27 "Desiree's Baby"  
5.11 "Stranger in the Village"  
5.18 "Stranger in the Village"  
5.25 "Stranger in the Village"  

5.27、2限(補講)

"Stranger in the Village"  
6.1 "Stranger in the Village"  
6.15 "Stranger in the Village"  
6.22 休講  
6.29 "This Quiet Dust" (I)  
7.6 "This Quiet Dust" (II)  
7.13 "This Quiet Dust" (III)  
7.20 "Strong Horse Tea" Speakers: Ando, Iwata, ushida, Ono, Kubota, Sakai, Sato, Shinbo, Suzumura, Taneishi
7.27 "Strong Horse Tea" Speakers: Tabinoki, Tamaki, Machida, Matsuda, Mizuno, Miyake, Murakami, Yoshida, Yoshimura, Atae
8.3 Final exam  

 

成績評価の基準

授業点50%、定期試験50%+積極性(ボーナス)の予定。基礎的な文法力を単位取得の条件とする。

教科書

小谷・酒井(編注) Between Black and White(英宝社)。

参考書

上杉忍『アメリカ黒人の歴史—奴隷貿易からオバマ大統領まで』(中公新書)、ジェームス・M・バーダマン『黒人差別とアメリカ公民権運動—名もなき人々の戦いの記録』(集英社新書)、ウェルズ恵子『アメリカを歌で知る』(祥伝社新書)、ウィリアム・フォークナー『八月の光』(岩波文庫)、タナハシ・コーツ『世界と僕のあいだに』(慶應義塾大学出版会)。その他、必要に応じて教室または授業HPで紹介する(↓)。

参考歌

注意事項

・5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。
・履修取り下げ制度は採用しない。
・遅刻2回で欠席1回分、30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
・期限後の提出物提出は評価 1/2。
・私語、ケータイ、睡眠禁止。
・「剽窃」、カンニングは成績不可。
・授業HPで毎週最新の情報を確認すること。シラバスと内容が異なる場合は、HPに従うこと。

アドヴァイス

・語学学習で大事なことはまず意欲。英語の力を伸ばすのだという意欲がないと、なかなか成果があがらない。
・語学学習の効果はしばらく経ってから現れるもの。学習への意欲を失うことなく、継続して学習してほしい。
・英語で書かれた文章は学術論文もしくは論説文に限られるわけではない。学術的英文・論説文以外の種類の英文をも、広く、ときにはじっくりと、文法事項や文の構造を確認しながら読むことで、英語という言語とその背景についての理解を深めることが可能となる。 また、ひいてはそれが学術的英文を含む英文一般の読解力と表現力を高めることにもなる。
・ネット上の新聞やニュースサイト、あるいは、NHK の語学番組など、何か一つを選んで継続して勉強するとよい。
・ビデオを見るのもためになる。おすすめサイトのひとつは TED。字幕もあるが、日本語ではなく、英語字幕を使うのがよい。字幕を使う場合も、一度は字幕なしで見るとよい。
・おすすめビデオ(その1):"Evelyn Glennie Shows How to Listen"
・おすすめビデオ(その2):"My Wish: Once upon a School"

 


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(2017.7.8)