アメリカ文学研究 b(人文学研究科)
英米文学講義(文学部)
アメリカ文学・文化論 Ib (国際言語文化研究科)
国際多元文化特殊講義 Ib (国際言語文化研究科・英語高度専門職業人コース)

アメリカ文学史概観(2)


単位
後期火曜3限
教室:文系総合館305

担当教員:長畑明利
研究室:文系総合館 706
電話/fax: 052-789-4702
email: e43479a@cc.nagoya-u.ac.jp

授業HP: http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures17/amlit17/amlit17-b.html。


◆連絡事項:

  • 12/19 の授業では Stephen Crane を取り上げる計画でしたが、予定を変えて、Abraham Cahan を取り上げることにします。年表作成者がブランクになっていましたので、Fuku'ura さんにお願いします。(11.20)
  • 11/21(火)の授業は休講します。次回の授業の際に、補講の日程について相談します。(現時点では 12/26(火)3限を予定しています。)休講に伴い、授業計画も変更します。以下のスケジュール表を見て下さい。(11.17)
  • 年表担当者の担当を変更しました。(10.31)
  • 11/28(火)は授業予備日で、火曜授業は開講しないということですので、スケジュール表を1週ずつずらしました。スケジュール変更により、担当の日の都合がつかなくなった人は連絡して下さい。(10.31)
  • 11/16(木)に「プレゼンテーションアワー:世界が広がる20秒」(プレゼンテーションアワー学生チーム・国際教育交流センターアドバイジング部門主催)という催しがあり、発表者を募集しています。興味のある人は応募してください。詳細はここを見てください。(10.5)

◆目的・ねらい:

  • (学部)南北戦争期から20世紀初頭に至るアメリカ文学について学ぶ。主要作家、主要作品、及び、その時代背景について、適切な解説ができるようになるとともに、主要作品中の重要場面の英文を解説できるに足る英語力を身につけることを到達目標とする。本授業のテーマの一つはアメリカ文学に見られる多様性である。受講者はこのテーマについての理解を深めることも求められる。
  • (大学院)この授業の目的・ねらいは主として次の3点である。1. 南北戦争期から20世紀初頭に至るアメリカ文学の主要作家とその作品についての理解を深める。2. その過程で、自分なりの(学術的な)問いを見いだす。また、自分が得た問いをより大きな知的文脈に置いて吟味する。3. 文学・文化の研究に必要なリサーチの方法について学ぶ。また、1次資料、学術論文の読解に資する高度な英文読解力を涵養し、学術論文執筆に必要となるライティングのスキルを身につける。(特に、作品を正確に読む力をつけることを重視する。)  

◆履修条件:

  • 基礎的な英語読解力を有すること、学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。前期同時限に開講される「アメリカ文学・文化論Ia」と連続して受講することが望ましい。英米文学・文化に関する他の授業も受講するとよい。

◆授業内容:

  • 各回の授業は講義と学生の発表を中心とする。
  • 受講者は各回の授業で扱う作品もしくはその抜粋(主要作品の冒頭または重要な場面)と作家についての解説を精読した上で授業に出席する。抜粋及び作家の解説文は NUCT に置く。(抜粋に関しては、ウェブの資料を使うこともある。)
  • また、あらかじめ担当者を決め、略年譜作成、作者紹介文への施注、作品についてのコメント・ペーパーの提出をしてもらう。(締切授業前日17時。)
  • 略年譜はどの文献に基づいてもよいが、NUCT に置く解説文の内容と矛盾しないものにする。
  • コメント・ペーパーは和文800字以上。内容は自由だが、抜粋の内容について気づいたこと、それを契機に考えたこと、抜粋以外の部分を読んでのコメントなどが期待される。必ず本文からの引用を含めること。
  • 授業時には、解説文の内容についての簡単なクイズを行った後、担当者に作家の経歴について、抜粋へのコメントについて解説してもらう。
  • 授業後、受講者全員に、作品についてのリスポンス・ペーパーの提出を求める。(NUCT を利用する。)分量は任意。感想でも構わないが、抜粋ではなく作品全体を読んだうえでのコメント、鋭い指摘などに対してボーナス点を与える。
  • なお、教科書に記載されている時代背景、作家紹介は各自で読み進めること。
  • 学期末に筆記試験を実施する。また、大学院生には、学期中に授業で扱う時代に書かれた長編作品についての英文レポートを課す。 

◆授業スケジュール(仮):

Date Authors / Topics Readings Biographical Timeline Notes Comment Papers Textbook
10.3 Introduction         11-32
10.10 Emily Dickinson "Safe in their Alabaster Chambers"; "I felt a Funeral, in my Brain"; "Because I could not stop for Death"; "My Life had stood - a Loaded Gun" [→Poetry Foundation] Sato   Okumura ("Safe"); Kato ("I felt"); Tsuruta ("Because"); Funasaki ("My Life") 33-53
10.17 Frederick Douglass Narrative of the Life of Frederick Douglass, an American Slave (1845; excerpts)   Kawashima Ohshima, Ohno  
10.24 Harriet Beecher Stowe Uncle Tom's Cabin (1852; excerpts) Seo Morimoto Ohara, Kirimine  
10.31 The Civil War and Literature Melville, "The Portent"; Whitman, "Cavalry Crossing a Ford"; Whitman, "The Wound-Dresser"; Whitman, "Come Up from the Field, Father"   Inoue Kusumoto, Kuwahara  
11.7 Mark Twain Adventures of Huckleberry Finn (1884; excerpts) Kai Kosugi Nagai, Minamiyama 71-105
11.14 William Dean Howells The Rise of Silas Lapham (1885; excerpts) Shimabukuro Sugimoto Atae, Sato 106-120
11.21 class canceled          
12.5

Henry James

The Portrait of a Lady (1881; excerpts) Mizuno Yamamoto Seo, Morimoto 121-139
12.12 Kate Chopin The Awakening (1899; excerpts) Ohshima Ohno Inoue, Kai 54-70; 171-177
12.19 Abraham Cahan "The Imported Bridegroom" (1898; excerpts) Fuku'ura Kirimine Kosugi, Shimabukuro  
12.26 ? (Tue 3rd period; make-up class) Frank Norris McTeague: A Story of San Francisco (1899; excerpts) Kusumoto Kuwahara Sugimoto, Mizuno 140-169
1.9 Theodore Dreiser Sister Carrie (1900; excerpts) Nagai Minamiyama Yamamoto, Fuku'ura 178-204
1.16 Jack London The Call of the Wild (1903; excerpts) Atae Okumura Kawashima 169-171
1.23 W. E. B. Du Bois The Souls of Black Folk (1903; excerpts) Kato Tsuruta    
1.30 Upton Sinclair The Jungle (1906; excerpts) Funasaki     185-188
2.6 Final exam          

 

◆成績評価の方法:(学部)授業点(和訳、作家紹介、コメント・ペーパー、リスポンス・ペーパーなど)50%、期末試験50%。(大学院)授業点30%、期末試験40%、レポート30%。

◆教科書:

  • 学部・大学院共通の教科書として、亀井俊介『アメリカ文学史講義〈2〉自然と文明の時代——金めっき時代から1920年代まで』(南雲堂)を指定するが、大学院生はこれに加え、Nina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 2: 1865 to the Present (Shorter Eighth Edition)  (Norton, 2012) の該当箇所を読み進めることが望ましい。

◆参考書:

  • Greil Marcus and Werner Sollors, ed., A New Literary History of America (Harvard UP, 2012)
  • Emory Elliott, et al., ed. Columbia Literary History of the United States (Columbia UP, 1988)
  • 渡辺利雄『講義アメリカ文学史』(全3巻+補遺)(研究社、2007、2009)
  • 平石貴樹『アメリカ文学史』(松柏社、2010)
  • 志村正雄・八木敏夫『アメリカの文学』(南雲堂、1983)
  • 早瀬・吉崎編『21世紀から見るアメリカ文学史』(英宝社、2003)
  • アメリカ文学の古典を読む会(編)『亀井俊介と読む古典アメリカ小説 12』(南雲堂、2001)
  • アメリカ文学の古典を読む会(編)『語り明かすアメリカ古典文学 12』(南雲堂、2007)
  • その他、授業HPもしくはMLにて紹介する。

注意事項:

  • 履修取り下げ制度は利用しない。5回以上欠席した場合は「欠席」評価とする。欠席が5回未満で、期末試験を欠席した場合、成績は「F」とする。なお、遅刻2回で欠席1回分とみなす。30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
  • 授業中の私語・睡眠禁止。
  • 授業関連の連絡は、授業HPもしくはMLにて行う。
  • オフィスアワー:アポイントメントによる。メールで連絡すること。 


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(最終更新日:2017.11.23)