言語文化 I

英語(上級)

2単位 
前期水曜1限 
対象学部:工学部(I・IV) 
教室:S18
担当教員:長畑明利
文系総合館706 
email: e43479a@cc.nagoya-u.ac.j5
授業HP:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures15/nullas15aea-eng-wed.html
TA:菅井大地
eFACE TA:大矢梨紗子


連絡事項

目的・ねらい

学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。

履修条件・関係する授業科目

学習に対する意欲。向上心。基礎的な文法力。社会的関心。「英語(基礎)」、「英語(中級)」、「英語(コミュニケーション)」の単位を取得していることを前提として授業を行う。

授業内容

英語によるプレゼンテーション(発表)の実践練習を行う。また読解力を高めるために、英文解釈も行う。小テストあり。発表は原則的に小グループに分けて同時に行うが、学期中に1度か2度、全員の前でも発表をしてもらう。毎回の授業は次のような形で行う予定。原則的に使用言語は英語。
 
・授業では最初に、e ラーニングの確認テストを行う。 
・続いて、eFACE のリーディング用エッセイの英文解釈を行う。
・次に、少人数のグループに分かれ、その日のトピックについて、自分の意見を言う(発表をする)。 
・各自前もって原稿(エッセイとして書くことが望ましい)を用意し、それをもとに話す。あるいは、それを暗記して話してもよい。ただし、原稿を棒読みしてはいけない。原稿をちらりちらりと見ながら話すことは構わない。原稿(エッセイ)は授業終了時に提出してもらう(学期中に2回か3回)。 
・発表原稿の作り方については、教員からの指導も行うが、課外学習で eFACE の例を参考にしてもらう。そこで用いられている表現を積極的に使うこと。 
・それぞれの発表の後、グループ内で質疑応答を行う。 
・最後に、3名程度の学生(あらかじめ指定しておく)が全員の前で発表を行い、教員およびクラスメートからの質問を受ける。この場合は原稿を見てはいけない。パワーポイントを使用する発表にはボーナス点あり。質疑は特に重要である。発表者以外は全員質問(あるいはコメント)の負債を抱えていることにし、1回質問(あるいはコメント)すると負債が解消することにする。それ以上の質問・コメントに対してはボーナス点を与える。
・英字新聞の見出しの読み方も覚えてもらう。

授業スケジュール(予定)

Date Discussion topic (eFACE unit) Designated speakers Essay
4.15 Introduction    
4.22 Sokal's Hoax (Unit 1) Tomonari Mizuno, Okuda, Ishikawa, Ito, Sasamoto
5.13 Sports in Which Body Size Is an Advantage (Unit 2) Arima / Ishikawa Shibano, Higashi, Masaoka
5.20 The Internet and Learning Communities (Unit 3) Ito, Sasamoto / Shibano, Higashi, Masaoka Matsubayashi, Izumi, Ota
5.27 Blue Skies: Beauty in the Eye of the Beholder (Unit 4) Matsubayashi, Izumi, Ota Okabe, Kobayashi, Nakanishi
6.3 Corpora and Linguistic Study (Unit 5) Okabe, Kobayashi Nozaki, Takahiro Mizuno, Morizaki
6.10 Scientists Seek to Help All Singers with Electronic Voice Manipulations (Unit 6) Nakanishi / Nozaki, Takahiro Mizuno Tomonari Mizuno, Okuda, Arima
6.17 Jurors Get Firsthand Look at Justice System (Unit 7) Morizaki / Tomonari Mizuno, Okuda Ishikawa, Ito, Sasamoto
6.24 California Psychologist Says Humans Have Evolved to Cooperate (Unit 8) Arima / Ishikawa, Ito, Sasamoto Shibano, Masaoka, Matsubayashi
7.1 Pluto Demoted, No Longer a Planet (Unit 9) Shibano, Higashi, Masaoka Izumi, Ota, Okabe
(7.8) Class canceled    
7.15 Study Sheds Light on Magnette Navigation (Unit 10) Matsubayashi, Izumi Kobayashi, Nakanishi, Nozaki
7.17 (Fri) 2nd period Atherosclerosis (Unit 11) Ota / Okabe, Kobayashi, Takahiro Mizuno, Morizaki
7.22 To Be Scientific, to Be Phlosophical (Unit 12) Nozaki, Takahiro Mizuno Tomonari Mizuno, Okuda, Arima
7.24 (Fri) 2nd period "Relax, the Terminator Is Far Away" (The New York Times 2015.5.25) Morizaki, Nakanishi  
7.29 Final exam    

成績評価の基準

eラーニング20%、授業点30%(エッセイ、小テスト、発表など)、定期試験50%、積極性(ボーナス)の予定。基礎的な文法力を単位取得の条件とする。 

教科書

eFACE のリーディング用エッセイ。

参考書

ジェイムズ・H・M・ウェブ『日本人に共通する英語のミス151』(増補改訂版)(ジャパンタイムズ)。マーク・ピーターセン『日本人の英語』 (岩波新書)。ケリー伊藤『英語ロジカル・ライティング講座』(研究社)。その他必要があれば、授業HPにて、また、授業中に教室で紹介する。 

注意事項

・対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
・遅刻2回で欠席1回分とみなす。また、30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
・私語、睡眠禁止。ケータイも禁止を原則とするが、授業内容に関連してネットにアクセスしてもらうこともある。
・小テスト、定期テストでのカンニング、作文における「剽窃」は成績不可。期限後の提出物提出は評価 1/2。
・授業HPで最新情報を確認のこと。なお、シラバスとHPとで内容が矛盾する場合は、HPのほうに従うこと。

アドヴァイス

・「検定試験による単位認定」制度を利用して単位を取得することにより、「英語(上級)」を取らない人がいるが、英語による口頭発表の練習を中心とする授業(例えばこの授業)は、経験を積むためにも取った方がよい。
・語学学習で大事なことはまず意欲。英語の力を伸ばすのだという意欲がないと、なかなか成果があがらない。
・語学学習の効果はしばらく経ってから現れるもの。学習への意欲を失うことなく、継続して学習していってほしい。
・発表だけでなく、英語の力を高めるために、ネットでいろいろなスタイルの発表もしくはトークを見てみるとよい。おすすめサイトのひとつは TED。字幕もあるが、日本語ではなく、英語字幕を使うのがよい。ただし、字幕を見る場合も、一度は字幕なしで見ることが必須。おすすめヴィデオ→ "Evelyn Glennie Shows How to Listen"  。
・eラーニングは自分のために行うのだということを肝に銘じて取り組むこと。また、そこで学んだ表現を教室での自分の発表で積極的に使ってほしい。

 


長畑ホームページへ

(2015.7.22)