言語文化 I

英語(上級リーディング)1

1単位 
前期木曜3限 
対象学部:文学部 
教室:
担当教員:長畑明利
文系総合館706 
email: e43479a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp
授業HP:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures13/nullas13aer1.html


連絡事項

目的・ねらい

本授業の目的もしくはねらいは、第1に、自分で英文を読む習慣を付けることである。授業はそのための助走である。第2の目的もしくはねらいは、自分で英文を読むことを容易にするために、英語の基礎的な構文や文法をおさらいし、語彙を拡充し、背景知識を得ることである。第3の目的もしくはねらいは、アメリカの幻想小説の世界を知ることである。

履修条件・関連する授業科目

学習に対する意欲、向上心、基礎的な文法力を有することを履修条件とする。なお、「英語(基礎)」と「英語(コミュニケーション)」の単位を取得していることを前提として授業を行う。

授業内容

・アメリカの幻想短編小説を読む。教科書に収録されているのは次の4作である。

John Steinbeck, "The Affair at 7 Rue de M--"
Gore Vidal, "The Ladies in the Library"
John Updike, "During the Jurassic"
Donald Barthelme, "Me and Miss Mandible"

いずれもアメリカを代表する作家の作品であり、この授業を通じて、それらの作家のことも幾分か学ぶことになるだろう。
・英文は恐竜の名前などところどころ難しい箇所もあるが、難解すぎるというほどではない。名大の2年生には適切な難易度と言ってよいだろう。
・巻末に注があるので、これを利用して予習すること。もちろん、自分で辞書を引くことは必須。
・最初は文法や構文を確認しながら、また、作品の背景にも注意しながら、ていねいに読む。音読によって、発音も確認する。徐々に読むスピードをあげ、最後は、1週もしくは2週で短編1つを読み終える程度のペースを目指す。
・教科書に収録された短編小説を読み終えたら、別の作品か評論(例えば、幻想小説についての解説、作家について論じたエッセイなど)を読む予定だが、教材の選択については、その時点で受講者と相談する。
・時間的余裕がもしあれば、TOEFL用問題集の問題(文法・構文など)にも取り組む。
・やはり余裕があればの話だが、英語の(古い)歌を1、2曲歌いたい。

成績評価の基準

授業点(訳、小テスト等を含む)50%、定期試験50%、積極性(ボーナス)の予定。基礎的な文法力を単位取得の条件とする。

教科書

志村正雄編注『現代アメリカ幻想小説集』(音羽書房鶴見書店)。

参考書

柴田元幸編訳『どこにもない国——現代アメリカ幻想小説集』(松柏社)、志村正雄編訳『アメリカ幻想小説傑作集』(白水社)。その他、必要があれば、授業で、また授業HPで紹介する。

注意事項

・5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。
・履修取り下げ制度は採用しない。
・遅刻2回で欠席1回分、30分以上の遅刻は欠席扱いとする。
・期限後の提出物提出は評価 1/2。
・私語、ケータイ、睡眠禁止。
・「剽窃」、カンニングは成績不可。
・授業HPで毎週最新の情報を確認すること。シラバスと内容が異なる場合は、HPに従うこと。

アドヴァイス

・語学学習で大事なことはまず意欲。英語の力を伸ばすのだという意欲がないと、なかなか成果があがらない。
・語学学習の効果はしばらく経ってから現れるもの。学習への意欲を失うことなく、継続して学習してほしい。
・英語で書かれた文章は学術論文もしくは論説文に限られるわけではない。学術的英文・論説文以外の種類の英文をも、広く、ときにはじっくりと、文法事項や文の構造を確認しながら読むことで、英語という言語とその背景についての理解を深めることが可能となる。また、ひいてはそれが学術的英文を含む英文一般の読解力と表現力を高めることにもなる。
・この授業で弾みをつけて、英語で書かれた他の短編小説や長編小説も読んでみてほしい。
・英語の力を高めるために、ネットでいろいろなスタイルの発表もしくはトークを見るとよい。おすすめサイトのひとつは TED。字幕もあるが、日本語ではなく、英語字幕を使うのがよい。ただし、字幕を見る場合も、一度は字幕なしで見ることが必須。 おすすめヴィデオ→ "Evelyn Glennie Shows How to Listen"

 


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(2013.7.30)