■シェイクスピア『冬物語』The Winter's Taleの梗概

 

■登場人物

リオンティーズ、ハーマイオニ、マミリアス、ポリクシニーズ、フロリゼル、カミロー、アンティゴナス、アーキデイマス、ポーライナ、オートリカス、老羊飼い、道化

 

■梗概(170120

一幕一場 場所はシシリア。カミロー、アーキデイマスの会話。9か月の滞在。

一幕二場 リオンティーズ、ハーマイオニ、マミリアス、ポリクシニーズ、カミロー

・ポリクシニーズ、帰国の日についてやり取り

・リオンティーズ、妻とポリクシニーズとの不倫を疑う。カミローに殺害を指示。

二幕一場 ハーマイオニ、マミリアス、侍女たち

(この場面と次の場面にかけて、リオンティーズが孤立する様子、また、家臣たち以上に強いポーライナの様子が舞台化される。)

・リオンティーズ、家臣たちの前で、王妃を弾劾。

・家臣たちの諫言に耳を貸さず。

・デルフォイの神殿に使者を派遣し、アポロン神の神託を得ようとする。

二幕二場 牢屋。

・ポーライナ、王妃の牢屋を訪ね、侍女エミーリアに、赤子を渡すようにいう。赤子を見せ、王を説得する考え。

二幕三場 ポーライナ、王に直談判する。

・ポーライナの闖入に腹を立てた王は、アンティゴナスに赤子を遠くの地に遺棄するよう命じる。

三幕一場 アポロンの神託を持ち帰る途中の使者ふたり。

三幕二場 

・王妃の弾劾裁判。アポロンの神託が明らかになる。それを無視する言葉を王が発した次の瞬間、王子死亡の報告が届く。ポーライナによって王妃死亡の報がもたらされる。王を責める。

三幕三場 場所はボヘミア。アンティゴナス、水夫、赤子。老羊飼い、道化

・船は嵐で沈没、アンティゴナスはクマに襲われて死ぬ。

四幕一場 「時」 16年後。

四幕二場 ポリクシニーズ、カミロー

・カミローが帰国の願いを抱いているが、王はそれを許さない。

・最近の王子の行動を心配。老羊飼いの家に入り浸り、その娘の噂。

四幕三場 オートリカス、道化

・オートリカスの歌、道化の買物メモ

・オートリカス、悪人に襲われ倒れているふりをして道化から財布を盗み取る

四幕四場 (毛刈祭り)フロリゼル、パーディタ、ポリクシニーズ、カミロー

・フロリゼル、パーディタをほめたたえる。パーディタの心配。身分違いの恋。

・パーディタ、「祭りの女王」として客人たちを歓迎する。それぞれにふさわしい花をおくる。

・行商人オートリカスの商い。人々の言葉に卑猥な話題が混じる。サチュロス踊り。

・結婚式が始まりかける。王が正体を明らかにし、息子を叱責する。王子の愛は変わらず。

・カミローの思惑。シシリアに王の使いとしていくようにフロリゼルを説得する。

・オートリカスの商売繁盛と盗み。衣服をフロリゼルと取り換える。(フロリゼル、パーディタ、カミロー退場)

・老羊飼いと道化は、パーディタの素性を王に明らかにし、自分たちに及ぶかもしれない災難を逃れようとする。宮廷人を装ったオートリカスは、そのような二人に対する刑罰に言及して、彼らを脅す。王に接触しようとする彼らを王子の船に乗せる。

 

五幕一場 (シシリア)リオンティーズ、ポーライナ、家臣たち

・王、自分の行為を悔いる

・家臣は王の再婚を願うが、ポーライナはハーマイオニのことを思い出させて、その可能性を強く否定する。王、「彼女の指示があるまで、再婚しない」

・フロリゼルとパーディタの到着、シシリア王に面会。

・次の瞬間に、ボヘミア王の到着が伝えられる。王子を逮捕せよ。カミローのこと。老羊飼いと道化のこと。

五幕二場

・家臣たちの語りによる「昔話のような」「神託の成就」。

・オートリカスの独白(どうして真実が明らかになったか)。老羊飼いと道化と彼とのやり取り。

五幕三場

・パーディタがハーマイオニの像を見たいというので、ポーライナが彼らに見せる。

・像を見た人々の反応。

・王と王妃の再会。パーディタと母の再会。

・ポーライナは、王の命令によりカミローと再婚することに。

 

 

 


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