認識において感覚的経験を重視する考え方。合理論に対する立場。特にイギリスで発展し、ベーコン、バークリー、ロック、ヒュームなどがその代表者。観念は知覚を通してのみ得られるとし、生得観念の存在を否定する。経験論は徹底されると、バークリーの観念論や、ヒュームの懐疑論となる。しかし、経験論は英米の哲学の基本的態度であり、論理実証主義やプラグマチズムにも影響している。 プラザ合意とは、狭義には1985 年9月に米、日、独、仏、英5カ国蔵相がニュー・ヨークのプラザ・ホテルで、当時問題となっていた米ドル高を是正するために協調介入する旨の声明を出したことを指す。しかし、プラザ合意の本質は、米ドル高是正の協調介入に象徴されるように、国際通貨制度が固定相場制から変動相場制に移行し、国際経済全体が国際投機資金の激しい動きによってバブル化し、常に不安定性を強いられる事態が生まれたことに危機感を持った5大国が、金融通貨政策の協調によって、国際経済の安定性回復を狙った最初の本格的試みとして位置づけられる。日本は、70年代の2つのショックを他の先進諸国に先がけて克服し、80年代には国際経済における比重を格段に高めた。82年11月に登場した中曽根政権は、戦後政治の総決算を標榜し、大国・日本の国際的地位の向上に野心を燃やした。経済・国民生活の分野でも、80年に自動車生産台数が世界第1位になり、84年には自分の生活程度を中流と考える国民が90%に達したことに示されるように、「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」(E・ボーゲルの著書の題名)という幻想が国民の気持ちを支配したのが、80年代日本の特徴である。このような国際的比重の高まりと国民的自信の向上を背景に、日本はプラザ合意に象徴される先進諸国協力体制の推進に、アメリカ・レーガン政権及びイギリス・サッチャー政権とともに、意欲的に重要な役割を担おうとしたのが 80年代の大きな特徴であった。

名古屋大学大学院国際言語文化研究科

松岡光治研究室

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ヨーロッパ都市文化論


学部生へ(自己紹介)

私の専門分野は19世紀イギリス文学で、特にディケンズギャスケルギッシングブロンテ姉妹コリンズに関心があります。詳しいことについては、それぞれの作家のホームページ を御覧ください。そこでは世界中で利用できるように作成したコンコーダンス電子テキスト、その他いろいろな情報を公開しています。

みなさんは文学の存在価値についてどのように考えていますか?子供や若者の文学ばなれが叫ばれていますが、文学は年配者や 高齢者が生き抜くための息抜き、あるいは単なる娯楽の一つであるなどと思っていませんか?文学は確固たる人生の指針を 与えてくれるという意味で、心が不安定な青春時代にこそ必要なのです。幸せいっぱいで悩みのない時は、文学作品を読む時間など ないかも知れませんが、少しでも人生について悩んでいる時は良質の文学作品を読んでください。 第130回(2003年)芥川賞で、 綿矢りさ氏(19)と 金原ひとみ氏(20)が、 これまでの最年少受賞者(23歳)を抜いて、37年ぶりに記録を更新しました。若者には社会の枠に収まった大人にはない 爆発的なエネルギーがあります。そのエネルギーを大人が金儲けのために仕掛けた下らない娯楽などに浪費せず、自分の未知 なる可能性の発見に費やし、そして最終的には社会に役立つものにしてください(社会に還元してくだされば、なお さら結構です)。

今の日本のように世の中が不景気になると、実利的でない虚学としての文学は周縁にやられがちです。ですが、景気が悪くて 心がすさむ時こそ、いやし系の学問である文学が必要なのではないでしょうか?娯楽に費やす金がない時は、 図書館で文学作品を借りて、すさんだ心をいやしましょう。もちろん、 文学は心をいやしてくれるだけではありません。文学作品にはその時代の社会と文化が凝縮されています。たとえば、 ある外国の社会と文化を総合的に理解したい場合、その国の小説を一冊しっかりと読み込んでみるのが一番です。 すぐれた作家の作品ほど、人々の生活と文化を克明に描いてくれ、その時代と社会が抱える様々な問題を読者に提起してくれます。 文学作品は「第一級の歴史資料」なのです。

バブルで人の心が浮かれて物質主義的な考えに支配される時もまた、それを批判する文学の重要性は強調されるべきです。 産業革命によって飛躍的に発展したイギリスの資本主義社会(ヴィクトリア朝社会) の虚像と実像に私が興味を引かれていったのは、学生時代であった 1985年のプラザ合意以後のことでした。上に挙げた作家たちは、ヴィクトリア朝の繁栄が実体から遊離した幻想にすぎないこと、 そして繁栄の表面下に隠された過酷な現実や忍び寄る危機的情況を察知していた人たちです。19世紀イギリスのヴィクトリア朝社会は、 それを投影している現代の日本(戦後の日本が歩んだ復興からバブルとその崩壊への道は、産業革命後のヴィクトリア朝の大好況期 とその没落の投影だと言えます)に生きる我々に多くのことを教えてくれます。当時の英国社会を考察することは、 日本の現代社会を是正する上で非常に有益なのです。しばらく私の関心が他に移ることはあっても、ヴィクトリア朝の作家研究が ライフワークになることは間違いありません。

大学院生へ(指導対象)

ヨーロッパの都市文化に関心があり、博士課程前期に合格した学生については、 私の指導の対象学生として基本的に受け入れますが、学生の専門分野によっては、他の先生が指導教員となる場合もあります。 博士課程後期の場合、特に博士論文を執筆する学生の場合は、英文学専攻の学生、 英文学を通して都市文化を考察しようとする学生、イギリスの都市とその文化を論じたい学生を対象とします。 専門の領域と関心の対象が私に近い学生ほど、指導が行き届くことは言うまでもありません。

「言語文化フォーラム」ヨーロッパ言語文化論講座(2007年7月14日、名古屋大学国際言語文化研究科)の写真動画

大学院の授業科目(ヨーロッパ都市文化論):ヴィクトリア朝における都市文化

ヴィクトリア朝の小説家(特にディケンズ、ギャスケル、ギッシング)の作品には、当時の人々が都市に対して抱いていた アンビヴァレンス(例えば、光かがやく華麗なロンドンと工場の煤煙で汚れたマンチェスター、同じロンドンでも富豪の多い ウェスト・エンドと労働者たちが住むイースト・エンド、家庭での団欒と酒場での狂態、家庭の天使と堕ちた女といった コントラストを鮮明に反映した都市空間など)をイメージ化した言説が充満しています。ヴィクトリア朝の都市は、 単なる背景を提供する場ではなく、綺羅星のように光かがやくと同時に悪夢のように恐ろしい空間でした。植民地経営と 貿易によって世界中から人や物や情報が集まった文明の地ロンドンは、(『ドラキュラ』で未知の辺境地トランシルヴァニア からやって来るドラキュラ伯爵のような)外部からの侵入に絶えずさらされていたという点で、決して犯されない聖域では なかったのです。都市の繁栄の裏面にあるスラム街、貧困、犯罪、売春、アヘン中毒などは、そうした都市空間の脆弱さを 表象したものだと言えるでしょう。授業では、このように近代人の意識が捉えた都市のイメージをできるだけ多くの視点から 考察したいと思います。しかしながら、最も重要なのは同じ問題に対して独自のアプローチをするために必要な新しい視点を 発見することです。そのためには学際的研究が必要で、文学作品だけでなく様々な文化史および批評理論関連の文献を読んで もらうことになります。

文学作品にその時代の社会と文化が凝縮されていることを理解するには、作品だけでなく社会史や文化史の本を渉猟する 必要があります。昔と違って、そうした二次資料の多くには翻訳があるので、できるだけ時間を 見つけて読むようにしてください。自分の見解の正しさを証明するのに傍証を固める方法がありますが、その傍証は自分の 研究分野とは違う様々な学問領域に散在しています。それを見つけるために、日頃から多読によって雑学(日常的な雑学ではなく、 知的な雑学)を貯えるようにしておかねばなりません。また同時に、情報収集の能力も必要です。単に検索を通してウェッブを 百科事典として使うだけでなく、あらゆるインターネットの技術を駆使して必要な情報を収集する能力を養うようにしてください。

学生

  1. 杉村 藍(ヨーロッパ言語文化講座、D1)
  2. 武田直己(教育発達科学研究科、M2)
  3. 礒村新奈(英語高専人コース、M1)
  4. 磯村莉佳(英語高専人コース、M1)
  5. 熊谷尚子(多元文化論講座、M1)
  6. 葛西正吉(科目履修生)
  7. 川本早久良(科目履修生)
  8. 竹之内戊坦(科目履修生)

関連図書

和書

  1. 『田舎と都会』(レイモンド・ウィリアムズ、山本和平他訳、晶文社、3,800円)
  2. 『近代文学と都市』(バートン・パイク、松村昌家訳、研究社、2,000円)
  3. 『ロンドン--世界の都市の物語』(小池滋、文芸春秋、1,942円)

    以上、必読文献

  4. 『群衆の風景--英米都市文学論』(植田和文、南雲堂、3,500円)
  5. 『イメージとしての都市--学際的都市文化論』(斉藤隆文他、南雲堂、3,500円)
  6. 『都市と英米文学』(刈田元司編、研究社、絶版)
  7. 『英国文化の世紀』(松村昌家他編、研究社)
    1. 『新帝国の開花』
    2. 『帝国社会の諸相』
    3. 『女王陛下の時代』
    4. 『民衆の文化誌』
    5. 『世界の中の英国』
  8. 『ロンドンの見世物(I・II・III)』(R・D・オールティック、小池滋監訳、国書刊行会、4,175、4,500、4,175円)
  9. 『イギリス宗教史』(浜林正夫、大月書店、3,200円)
  10. 『階級にとらわれた人びと』(新井潤美、中公新書、735円)
  11. 『ヴィクトリア時代の政治と社会』(村岡健次、ミネルヴァ書房、絶版)
  12. 『ロンドン路地裏の生活誌(上・下)』(ヘンリー・メイヒュー、植松靖夫訳、原書房、各1,800円)
  13. 『イギリスにおける労働者階級の状態(上・下)』(エンゲルス、浜林正夫訳、新日本出版社、1,700、1,600円):岩波文庫は絶版。
  14. 『ヴィクトリア朝の下層社会』(K・チェズニー、植松靖夫訳、 高科書店、絶版)
  15. 『ドレ画ヴィクトリア朝時代のロンドン』(小池滋 、社会思想社、絶版)
  16. 『もう一つのヴィクトリア時代--性と享楽の英国裏面史』(スティーヴン・マーカス、金塚貞文訳、中央公論社 、絶版)
  17. 『世紀末までの大英帝国--近代イギリス社会生活史素描』(長島伸一、法政大学出版局、2,900円)
  18. 『英国生活物語』(W・J・リーダー、小林司他訳、晶文社 、絶版)
  19. 『英国建築物語』(ヒュー・ブラウン、小野悦子訳、晶文社 、絶版)
  20. 『都市は〈博物館〉--ヨーロッパ・九つの街の物語』(高橋哲雄、岩波書店)
  21. 片木篤(名古屋大学大学院環境学研究科)
  22. 『ヴィクトリア時代のロンドン』(L・C・B・シーマン、社本時子他訳、創元社、2,524円)
  23. 『西洋服装史』(ジェームズ・レーヴァー、中川晃訳、洋販出版、絶版)
  24. 『産業と帝国』(E・J・ホブズボーム、浜林正夫訳、未来社、6,800円)
  25. 『英国美術の英国性--絵画と建築にみる文化の特質』(ニコラウス・ペヴスナー、友部直訳、岩崎美術社、4,369円)
  26. 『どん底の人びと』(ジャック・ロンドン、行方昭夫訳、岩波文庫、650円)
  27. 『パリ・ロンドン放浪記』(ジョージ・オーウェル、小野寺健訳、岩波文庫、絶版)
  28. 『ロンドン庶民生活史』(R・J・ミッチェル、M・D・R・リーズ、松村赳訳、みすず書房、絶版)
  29. 『イギリス史(全3巻)』(G・M・トレヴェリアン、大野真弓監訳、みすず書房、3,500円)
  30. 『イギリス社会史(全2巻)』(G・M・トレヴェリアン、 藤原浩/松浦高嶺訳、みすず書房、4,200円)
  31. 『イギリスの社会と文化--ECの新たな展開と都市の諸問題』(松本昌悦、成文堂、3,398円)
  32. 『十八世紀パリ生活誌--タブロー・ド・パリ(上・下)』(メルシエ、原宏編訳、岩波文庫、絶版)
  33. 『崇高なる者--19世紀パリ民衆生活誌』(ドニ・プロ、見富尚人訳、岩波文庫、絶版)
  34. 『ヴェネツィア--水上の迷宮都市』(陣内秀信、講談社現代新書、720円)
  35. 『ベルリン--21世紀都市の過去・現在・未来』(井手重昭、竹内書店新社、1,600円)
  36. 『人間とごみ--ごみをめぐる歴史と文化、ヨーロッパの経験に学ぶ』(カトリーヌ・ド シルギー、久松 健一他訳、新評論、2,800円)
  37. 『モスクワ--都市の地理』(渡辺一夫訳、古今書院、3,200円)
  38. 『南イタリアへ!--地中海都市と文化の旅』(陣内秀信、講談社現代新書、840円)
  39. 『幻想の都市--ヨーロッパ文化の象徴的空間』(饗庭孝男、講談社現代新書、1,150円)
  40. 『未来都市ベルリン--ベルリン2000年のビジョン』(木村直司、東洋出版、3,010円)
  41. 『ヨーロッパ集落の景観:デザインエレメント』(井上裕、グラフィック社、3,864円)
  42. 『フィレンツェ--世界の都市の物語』(若桑みどり、文芸春秋、絶版)
  43. 『ドイツの都市と生活文化』(小塩節、講談社学術文庫、960円)
  44. 『幻想の都市--ヨーロッパ文化の象徴的空間』(饗庭孝男、新潮社、絶版)
  45. 『ヨーロッパの中世都市』(佐々木 克巳訳、岩波書店、絶版)
  46. 『ヨーロッパの文化景観--風土・農村・都市』(佐々木博、二宮書店、2,200円)
  47. 『中世ヨーロッパ都市と市民文化』(フリッツ・レーリヒ、魚住昌良他訳、二宮書店、2,200円)

洋書

  1. The Industrial City 1820-1870 (Dorothy and Alan Shelston, Macmillan, 1990)
  2. Victorian Panorama: Paintings of Victorian Life (Christopher Wood, Faber and Faber, 1976)
  3. Illustrated English Social History (G. M. Trevelyan, Pelican Books, 1942)
  4. The Growth of Victorian London (Donald J. Olsen, Holmes & Meier, 1976)
  5. Victorian Cities (Classics in Urban History, No 2) (Asa Briggs, U of California P, 1993)
  6. Outcast London: A Study in the Relationship between Classes in Victorian Society (Jones Gareth Stedman, Viking Press, 1976)
  7. Victorian Babylon: People, Streets and Images in Nineteenth-Century London (Lynda Nead, Yale UP, 2000)
  8. The Victorian City: The Reader in British Urban History 1820-1914 (Richard Rodger and R. J. Morris, Longman, 1993)
  9. City, Class and Culture: Studies of Social Policy and Cultural Production in Victorian Manchester (Alan J. Kidd and K. W. Roberts, Manchester UP, 1988)
  10. Fiction for the working man, 1830-1850 : a study of the literature produced for the working classes in early Victorian urban England (Louis James, Penguin, 1988)
  11. The Victorian City: Images and Realities (H. J. Dyos, Routledge & Kegan Paul, 1988)
  12. The Public Culture of the Victorian Middle Class: Ritual and Authority in the English Industrial City, 1840-1914 (Simon Gunn, Palgrave-Macmillan, 2000, 9,094 yen)
  13. The Production of Culture: Media and the Urban Arts (Diana Crane, Sage Publications, 1992)
  14. The Urban Order: An Introduction to Cities, Culture, and Power (John Rennie Short, Blackwell Publisher, 1996)
  15. The Culture of Cities (Lewis Mumford, Harvest Books, 1970)
  16. Popular Culture and Performance in the Victorian City (Peter Bailey, Cambridge University Press, 1998)
  17. The Country and the City Revisited: England and the Politics of Culture, 1550-1850 (Gerald MacLean, Cambridge University Press, 1999)
  18. The City in Central Europe: Culture and Society from 1800 to the Present (Malcolm Gee, Ashgate Publishing Company, 1999)
  19. City of Dreadful Delight: Narratives of Sexual Danger in Late-Victorian London (Judith R. Walkowitz, U of Chicago P, 1992)
  20. Landscape Imagery and Urban Culture in Early Nineteenth-Century Britain (Andrew Hemingway, Cambridge UP, 1992)
  21. City, Class and Culture: Studies of Social Policy and Cultural Production in Victorian Manchester (Alan J. Kidd, Manchester UP, 1985)
  22. The English Town, 1680-1840: Government, Society and Culture (Rosemary Sweet Sweet, Addison-Wesley, 1999)
  23. The English Urban Renaissance: Culture and Society in the Provincial Town, 1660-1770 (Peter Borsay, Oxford UP, 1991)
  24. The Theatrical City: Culture, Theatre and Politics in London, 1576-1649 (David L. Smith, Cambridge UP, 2002)
  25. The Mid-Victorian Generation 1846-1886 (K. Theodore Hoppen, Oxford UP, 2000)
  26. The Mid-Victorian Britain, 1851-1875 (Geoffrey Best, Flamingo, 1871)

リンク集

徐々に充実させていきます
  • 電子テキスト
    • Project Gutenberg
      1971年当時イリノイ大学に在籍していたマイケル・ハートによって始められた電子テキストの草分け的存在だが、今もって一次資料に関しては世界最大の電子アーカイヴ。ちなみに、Johannes Gutenberg (c. 1398-1468) はドイツの発明家、活字印刷を世界で最初に始めた人。
    • The On-Line Books Page
      ペンシルバニア大学のアーカイヴ。世界中のデータベースを共通のインターフェースで横断検索することができる。
    • The Oxford Text Archive
      オックスフォード大学テキストアーカイヴ
    • 青空文庫
      1997年夏にエキスパンドブックの関係者4人で立ち上げたサイト。著作権切れなどで無料公開されている日本文学のテクストが読める電子図書館。TXT、HTML、エキスパンドブックの3形式で読める。

  • コンコーダンス

  • ヴィクトリア朝
    • Victorian Web Sites
      私が維持運営しているヴィクトリア朝関連のリンク集。最近は更新が滞っている。
    • The Victorian Web
      ハイパーテクストの第一人者、ブラウン大学教授のジョージ・ランドウ氏が主宰されるメガサイト。ヴィクトリア朝の政治、経済、哲学、宗教、科学、ジェンダー、ジャンル、その他の項目に分かれているが、同じ数の項目が50人以上のヴィクトリア朝作家それぞれのホームページに設けてあるのは驚異的。既に15,000以上の論文、エッセイ、解説などを格納している。
    • A Celebration of Women Writers
      女性の著作の多様性を知ってもらうことを目的としたサイト。世界中の女性作家の作品がダウンロードできる。
    • Victorian Women Writers Project
      19世紀イギリスの女性作家の作品を SGML (Standard Generalized Markup Language) 形式で正確に復元した電子テキストを公開している。
    • Nineteenth-Century Literature
      昔は Nineteenth Century Fiction と呼ばれていた学術雑誌で、小説だけでなく、様々なジャンル、社会研究などにも対象を広げて、現在に至る。雑誌の HP 版では掲載論文のタイトルが無料で読める。
    • Victorian Studies
      1956年創刊のヴィクトリア朝の文化研究に関する学術雑誌で、第44巻からは電子版が利用できる。

  • 英文学
    • 英米文学研究者に贈る厳選リンク集
      福島比呂子氏による文字どおり厳選された非常に便利なリンク集。以前はメールのやり取りをした仲だが、最近サイトの更新がされていない。どうしたのだろうか、心配。
    • アリアドネ 英語・英米文学
      二木麻里氏の制作。『「オンライン読書」の挑戦』(晶文社)、『インターネット:読む・学ぶ・調べる』(毎日新聞社)などにサイト内容が反映されている。
    • ELH
      1934年創刊の英米文学研究に関する学術雑誌。無料のサンプル号を見ることができる。
    • 日本英文学会
      日本英文学会は、日本においてイギリス文学、アメリカ文学、英語圏の文学、英語学を研究する人々の交流を目的として設立された団体です。機関誌『英文学研究』の発行と全国大会の開催を主たる活動としつつ、そのほかにもさまざまな活動をおこなっています。
    • 英語青年
      1898年創刊の英米文学・語学研究に関する「日本の」学術雑誌。残念ながら、2009年3月の廃刊によって、110年の歴史を閉じた。


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