1998年度 教育研究改革・改善プロジェクト経費研究


音声付き8カ国語基本例文オンライン検索システム


名古屋大学 言語文化部




プロジェクトの概要

言語文化部では、言語教育の改善の一環として、言語学習環境の改善に取り組んでいる。特に学生の自主的な自習を積極的に支援するために、学内LAN等の情報メディア環境を活用したマルチメディア教材の制作を継続的に行っている。昨年度は、日・英・独・仏・西・露・中・韓の8言語について、基本単語各2000語について、語義、発音を収録したマルチメディアデータベースを作成し、これを学内LANやインターネットから参照できるシステムを作成した。

本プロジェクトは、昨年度作成した基本単語データベースを基に、各単語を用いた例文及びその発音、語法の解説を合わせて収録し、マルチメディア・マルチリンガル・コーパスを作成する。また、これをオンラインで検索できるシステムを作成し、言語学習者の利用に供することを目的とする。

学習者は学内LANに接続された端末から、Webブラウザを利用してこのシステムを利用することになるが、言語文化部には平成11年2月に情報メディア教育センターのサテライトラボが設置されることになっており、ここでの利用が大いに期待できる。

基本単語データベースを使用することによって、学習者の時間的負担が大きいといわれる授業の予習を、効率的に進めることができるだけでなく、多数の言語を横断的に閲覧できることにより、第3、第4の外国語への更なる言語学習への動機付けとなるものである。この機能は日本語を母語としない留学生が、日本語や他の外国語を学習するのにも大いに活用が可能である。

本プロジェクトの特徴は以下の点である:

  1. マルチメディア・マルチリンガル・コーパスの構築
  2. 学生の自主的な外国語学習を支援するシステムの構築
  3. 留学生を含む多言語学習者への対応
  4. 言語文化部サテライトラボの活用

本プロジェクトの実施計画・方法

本プロジェクトは、以下の手順で進める。

  1. ネイティブスピーカに基本単語を含んだ例文を作成してもらう。
  2. ネイティブスピーカに例文を発音してもらい録音する。
  3. 昨年度作成した基本単語リストとリンクする作業をする。
  4. できあがったデータベースを、サーバー用ワークステーションに載せ、学内LAN上で公開する。
  5. 実際の授業及び、課外指導で、試験的に運用し、システムの改善に努める。

プロジェクト担当者



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