1996年度 教育研究特別経費研究


NICE II を利用した外国語学習用オンライン・デジタル動画教材の開発


名古屋大学 言語文化部



 教材は制作中である。制作途中のものを暫定的に公開している。(97/07/08)


プロジェクトの概要

本プロジェクトでは、言語文化部7外国語学科(英・独・仏・西・露・中・韓)ごとに、それぞれNICE II を利用したデジタル動画による外国語学習環境を構築する。各言語専用の教材を作るには、各言語固有の文字を使用するため、各言語ごとに教材開発システムを用意しなければならない。各学科から担当者を選びプロジェクトチームを作り、各言語ごとにデジタル動画教材を開発する。作成した教材を、言語文化部保有のサーバー用ワークステーションに転送することで、学生は、NICE IIを経由して学内のネットワーク上のどこからでも、また、いつでも、提供された各種外国語学習教材にアクセスできることになる。

この外国語学習環境は、さらに、学生と教官との授業時間外でのコミュニケーションを行える機能を備え、教室を越えた積極的な自主学習を推進できるようになる。具体的には、教材に関する学生からの質問にオンラインで答えたり、レポートを電子メールで提出したり、それに対してオンラインで指導を受けることなどが円滑に行えるようになる。このようなネットワーク学習環境が構築されることにより、学生は、外国語の学習を、授業時間に限定されないで、24時間いつでも必要なだけ行える環境が実現することになり、自主学習を推進できる。

本プロジェクトの特徴は以下の点である:

  1. NICE IIの高速ネットワークを利用したデジタル動画教材の提供
  2. 各外国語学科(英・独・仏・西・露・中・韓)による7外国語のカバー
  3. 授業外での学生の自主的な外国語学習を支援するシステムの構築

本プロジェクトの実施計画・方法

本プロジェクトは、以下の手順で進める。

  1. 各学科に専用のネットワーク端末を設置し、各外国語による教材開発環境を整える。
  2. 各外国語ごとに、言語文化部のスタジオを使いデジタル動画教材を作成する。
  3. 各デジタル動画教材を、サーバー用ワークステーションに載せ、NICE II上で公開する。
  4. サーバー用ワークステーションを経由して、学生と教官とがオンラインでコミュニケーションできる環境を構築する。
  5. 実際の授業及び、課外指導で、試験的に運用し、システムの改善に努める。

プロジェクト担当者



研究成果報告

1.プロジェクトの名称

NICE II を利用した外国語学習用オンライン・デジタル動画教材の開発

2.プロジェクトの概要


  本プロジェクトでは、言語文化部7外国語学科(英・独・仏・西・露・中・韓)ごとに、それぞれNICE II を利用したデジタル動画による外国語学習環境を構築する。各言語専用の教材を作るには、各言語固有の文字を使用するため、各言語ごとに教材開発システムを用意しなければならない。各学科から担当者を選びプロジェクトチームを作り、各言語ごとにデジタル動画教材を開発する。作成した教材を、言語文化部保有のサーバー用ワークステーションに転送することで、学生は、NICE IIを経由して学内のネットワーク上のどこからでも、また、いつでも、提供された各種外国語学習教材にアクセスできることになる。

3.プロジェクトの成果


以下の手順でプロジェクトを実施した。

  1. 各学科による3分間程度のスピーチの撮影
  2. 動画のデジタル化
  3. スクリプトの入力、およびオーサリング
  4. 言語文化部のインターネットサーバーへの登録

  本プロジェクトでは、電子化教材におけるフォントの問題が明らかになった。WWWのブラウザでは、多くの場合、英語ともう1つの言語の表示は容易であるが、3言語以上を同時に表示することは事実上困難であった。また、中国語、朝鮮韓国語、ロシア語に関しては学習者のコンピュータがフォントを搭載していない場合でも利用できるようにする必要がある。この3言語に関しては文字を「絵」として表示することとした。これ以外の言語に関してはフォントの変更の指示を教材中に絵として表示することとした。

 本プロジェクトにより、名古屋大学内はもとより、インターネットを通して学外からの利用も可能となる。なお、試作した教材はCD-ROMにプレスし、一般に公開配布を計画している。



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