多元文化論講座必読文献制度

2010年度入学生向け

 

 以下の文献のなかから四冊選び、選んだ文献に該当する教員にレポートを提出すること。なお一人の教員から選べるのは二冊までとする。これとは別に、指導教員の指導のもとに四冊からなるリストを作成し、それぞれについて指導教員にレポートを提出すること。

 いうまでもないことだが、選択した八冊以外の文献についても、研究の指針として積極的に読み進んでいくことが望ましい。年度あるいはそれ以前に入学した学生の必読文献に関しては、国際多元文化専攻ホームページ上の該当するページを参照のこと。)なお、執筆に際しては、以下に注意すること。 

 (1) 必読文献のレポートは、原則として、対象とする文献の内容の要約とそれについての論評を書くこと。
 (2) 要約は対象とする文献全体の要約であって、一部分のまとめではない。
 (3) 提出されたレポートが教員によって「合格」と判断されない場合、書き換えの後、再提出が命じられる。

 以下のリストから選ぶ四冊に関するレポートの提出期限は2011年3月31日、分量は和文4000字以上、提出先は各教員。

 指導教員に提出する四冊に関するレポートの提出期限は修了する年度の2月初旬(正確な締め切りは追って知らせる)、分量は和文4000字以上(ただし指導教官の指示に従うこと)、提出先は指導教員。全文献(8点)のリストを同時に提出すること。



古田香織
小町谷朝生『視覚の文化』(勁草書房, 1993年)
内田隆三編『イメージのなかの社会』(情報社会の文化第2巻)(東京大学出版会, 1999年)
石井淳蔵/石原武政編著『マーケティング・ダイナミズム 生産と欲望の相克』(白桃書房, 1997年)
ジュディス・ウィリアムソン『広告の記号論T・II』(山崎カヲル・三神弘子訳, 柘植書房, 1989年)(Williamson, Judith“Decoding Advertisements Ideology and Meaning in Advertising” Marion Boyars Publishers Ltd, 1994.
ミシェル・アンリ『見えないものを見る カンディンスキー論』(ウニベルシタス627)(青木研二訳, 法政大学出版局, 1999年)


田所光男
クロード・レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』(川田順造訳、中央公論社、2001年)
アルベール・メンミ『人種差別』(菊池昌実・白井成雄訳、法政大学出版局、1996年)
フラン・P・ホスケン『女子割礼』(鳥居千代香訳、明石書店、1993年)
姜尚中『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波書店、2004年)



飯野和夫
Ernst Robert Curtius, Essai sur la France (traduit de l'allemand), (Editions de l'Aube, 1932)
 (クゥルツィウス『フランス文化論』大野俊一訳, みすず書房(版元品切)]
Roland Barthes, L'Empire des signes (Flammarion, 1970)
 (ロラン・バルト『記号の国』石川美子訳, みすず書房, 2004)
Michel Foucault, Surveiller et punir (Gallimard, 1975/1993)
 (ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』田村俶訳, 新潮社, 1977)

ジャック・ベールシュトルド他篇『十八世紀の恐怖』,飯野和夫・田所光男他訳,法政大学出版局,2003

水戸博之
乗(よつのや)浩子『宗教と政治変動―ラテンアメリカのカトリック教会を中心に』(有信堂,1998年)
中村とうよう『ポピュラー音楽の世紀』(岩波書店, 1999年)
色摩力夫『フランコ スペイン現代史の迷路』(中央公論社, 2000年)
釈徹宗『不干斎ハビアン』(新潮社, 2009年)

鈴木繁夫
レヴィ=ストロース『悲しき南回帰線』(上・下)(室淳介, 講談社学術文庫)

ジョルジュ・ディディ=ユベルマン『ヴィーナスを開く:裸体、夢、残酷』(宮下志朗, 森元庸介訳, 白水社)
ニクラス・ルーマン『情熱としての愛:親密さのコード化』(佐藤勉, 村中知子訳, 木鐸社)
イヴォンヌ・クニビレール, カトリーヌ・フーケ『母親の社会史:中世から現代まで』(中嶋公子訳, 筑摩書房)
山田昌弘『近代家族のゆくえ: 家族と愛情のパラドックス』(新曜社)



(2009.04.15)