多元文化論講座必読文献制度

2007年度入学生向け

 

 以下の文献のなかから四冊選び、選んだ文献に該当する教員にレポートを提出すること。なお一人の教員から選べるのは二冊までとする。これとは別に、指導教員の指導のもとに四冊からなるリストを作成し、それぞれについて指導教員にレポートを提出すること。

 いうまでもないことだが、選択した八冊以外の文献についても、研究の指針として積極的に読み進んでいくことが望ましい。年度あるいはそれ以前に入学した学生の必読文献に関しては、国際多元文化専攻ホームページ上の該当するページを参照のこと。)なお、執筆に際しては、以下に注意すること。 

 (1) 必読文献のレポートは、原則として、対象とする文献の内容の要約とそれについての論評を書くこと。
 (2) 要約は対象とする文献全体の要約であって、一部分のまとめではない。
 (3) 提出されたレポートが教員によって「合格」と判断されない場合、書き換えの後、再提出が命じられる。

 以下のリストから選ぶ四冊に関するレポートの提出期限は2008年3月31日、分量は和文4000字以上、提出先は各教員。

 指導教員に提出する四冊に関するレポートの提出期限は修了する年度の2月初旬(正確な締め切りは追って知らせる)、分量は和文4000字以上(ただし指導教官の指示に従うこと)、提出先は指導教員。全文献(8点)のリストを同時に提出すること。


松本伊瑳子
エレーヌ・シクスー『メデューサの笑い』(松本他編訳, 紀伊国屋書店,
1993年)
松本・金井編『ジェンダーを科学する』(ナカニシヤ出版, 2004年)
リュス・イリガライ『ひとつではない女の性』(勁草書房、1987年)
井筒俊彦『コスモスとアンチコスモス』(岩波書店、絶版、(中央図書館にあります。))
鈴木大拙『東洋的な見方』(二元論批判)(岩波文庫, 1997年)

田所光男
クロード・レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』(川田順造訳、中央公論社、2001年)
アルベール・メンミ『人種差別』(菊池昌実・白井成雄訳、法政大学出版局、
1996年)
フラン・P・ホスケン『女子割礼』(鳥居千代香訳、明石書店、1993年)
姜尚中『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波書店、2004年)


飯野和夫
Ernst Robert Curtius, Essai sur la France (traduit de l'allemand), (Editions de l'Aube, 1932)
 (クゥルツィウス『フランス文化論』大野俊一訳, みすず書房(版元品切)]
Roland Barthes, L'Empire des signes (Flammarion, 1970)
 (ロラン・バルト『記号の国』石川美子訳, みすず書房, 2004)
Michel Foucault, Surveiller et punir (Gallimard, 1975/1993)
 (ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』田村俶訳, 新潮社, 1977)

ジャック・ベールシュトルド他篇『十八世紀の恐怖』,飯野和夫・田所光男他訳,法政大学出版局,2003


鈴木繁夫
E.
パノフスキー『イコノロジー研究』(浅野徹 他 訳 筑摩書房, 2002年)
スヴェトラーナ・アルパース『描写の芸術: 一七世紀のオランダ絵画』(幸福輝  訳 ありな書房, 1993年)
ミシェル・フーコー『これはパイプではない』(豊崎光一, 清水正訳 哲学書房,   1986年)
ストイキツァ『絵画の自意識』(岡田温司, 松原知生訳 ありな書房)
中沢新一『イコノソフィア』(河出文庫)(2006.04.15)



(2007.04.15)