多元文化論講座必読文献制度

2006年度入学生向け

 

 以下の文献のなかから四冊選び、選んだ文献に該当する教員にレポートを提出すること。なお一人の教員から二冊以上を選んではならない。これとは別に、指導教員の指導のもとに四冊からなるリストを作成し、それぞれについて指導教員にレポートを提出すること。

いうまでもないことだが、選択した八冊以外の文献についても、研究の指針として積極的に読み進んでいくことが望ましい。(2002年度あるいはそれ以前に入学した学生の必読文献に関しては、国際多元文化専攻ホームページ上の該当するページを参照のこと。)なお、執筆に際しては、以下に注意すること。

 (1) 必読文献のレポートは、原則として、対象とする文献の内容の要約とそれについての論評を書くこと。
 (2) 要約は対象とする文献全体の要約であって、一部分のまとめではない。
 (3) 提出されたレポートが教員によって「合格」と判断されない場合、書き換えの後、再提出が命じられる。

 以下のリストから選ぶ四冊に関するレポートの提出期限は2007年3月31日、分量は和文4000字以上、提出先は各教員。

 指導教員に提出する四冊に関するレポートの提出期限は修了する年度の2月初旬(正確な締め切りは追って知らせる)、分量は和文4000字以上(ただし指導教官の指示に従うこと)、提出先は指導教員。全文献(8点)のリストを同時に提出すること。


中嶋忠宏
佐藤信夫『レトリック感覚』(講談社学術文庫、1992)
瀬戸賢一『認識のレトリック』(海鳴社、1997)
T.G.ゲオルギアーデス『音楽と言語』(講談社学術文庫,、1997)
N.アーノンクール『古楽とは何か 言葉としての音楽』(音楽之友社、1997)

安藤重治
竹田青嗣『現代思想の冒険』(ちくま学芸文庫、1992)
福田歓一『近代の政治思想』(岩波新書、1970)
I.バーリン『自由論』(小川晃一他訳、みすず書房、1971)
F.エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』(戸原四郎訳、岩波文庫、1965)

有川貫太郎
徳永 恂(まこと)『ヴェニスのゲットーにて』(みすず書房、1957年)
Jヴィンケルマン『ギリシャ美術模倣論』(澤柳大五郎 訳、座右宝刊行
会、1976年)
澤柳大五郎『ギリシアの美術』(岩波新書)(岩波書店、1964年)
斎藤忍随『アポローン』(岩波書店、1987年)

田所光男
クロード・レヴィ・ストロース『悲しき熱帯』(川田順造訳、中央公論社、2001年)
アルベール・メンミ『人種差別』(菊池昌実・白井成雄訳、法政大学出版局、1996年)
フラン・P・ホスケン『女子割礼』(鳥居千代香訳、明石書店、1993年)
姜尚中『オリエンタリズムの彼方へ』(岩波書店、2004年)

飯野和夫
Ernst Robert Curtius, Essai sur la France (traduit de
l'allemand), (Editions de l'Aube, 1932)
(クゥルツィウス『フランス文化論』大野俊一訳, みすず書房(版元品切)]
Roland Barthes, L'Empire des signes (Flammarion, 1970)
(ロラン・バルト『記号の国』石川美子訳, みすず書房, 2004年)
Michel Foucault, Surveiller et punir (Gallimard, 1975/1993)
(ミシェル・フーコー『監獄の誕生 監視と処罰』田村俶訳, 新潮社, 1977年)
平島正郎、管野昭正、高階秀治『徹底討議 19世紀の文学・芸術』(青土社,
1975年)

鈴木繁夫
E.パノフスキー『イコノロジー研究』(浅野徹 他 訳 筑摩書房, 2002年)
スヴェトラーナ・アルパース『描写の芸術: 一七世紀のオランダ絵画』(幸福輝訳 ありな書房, 1993年)
ミシェル・フーコー『これはパイプではない』(豊崎光一, 清水正訳 哲学書房, 1986年)
ストイキツァ『絵画の自意識』(岡田温司, 松原知生訳 ありな書房)
中沢新一『イコノソフィア』(河出文庫)


(2006.04.15)