青山郁夫

「大学院からの就職」

March 24, 2004

2003年3月に前期課程を修了し、現在は(株)システムリサーチというIT関連企業で働いています。

私は、大学時代から翻訳に興味を持って勉強してきました。翻訳では、みなさんご存知かとは思いますが、語学力のみならず文化的知識も必要です。国際言語文化研究科は、その両方をカバーしてくれる研究科であったので、こちらへの進学を決めました。

もともと後期課程には進学せず、就職することを決めていましたので、大学院では修士論文を書かず、単位を取得によって修了しました。大学院では、大学以上に先生と学生が身近に接することが出来ます。修了するまでには、自分の担当の松岡先生に大変お世話になりました。

さて、私のように後期課程までは行かないが、大学院でも勉強したいと思っている人に向けて、就職について書いておきます。よく「文系の大学院生は、就職活動に不利」という言葉を聞きますが、必ずしもそうではありません。

私は、就職では、その2年間でどれだけ自分を成長させることができたか、ということをしっかりとアピールしました。大学院に進学した分、大学の卒業で就職した人に比べて二年間社会経験が足りないけれども、その2年間をどれだけ意欲的にすごし、何が出来るようになったかということをしっかりアピールするように努めました。

具体的には、「翻訳が上手くなるために、語学も文化的知識ももっと身に付けなければいけないと思い、進学を決めた。語学力はTOEICなどの資格勉強によって、文化的知識は大学院の授業によって身に付けようと毎日勉強した」というように、大学院へはしっかりとした目的を持って来たことをアピールしました。そのおかげで今の会社から内定をもらうことが出来ました。

就職活動を通して「文系の大学院生は採用しないんだよ」と言う台詞は、私の訪問した企業では一社もありませんでした。決して「文系の大学院生だから・・・」と卑屈になる必要はありません。

 © 2002, Department of Modern European Studies
 Graduate School of Languages and Cultures
 Nagoya University, Japan