Sasha Colby 氏連続講演会のお知らせ

講演 1(Seminar)

"Borderline: Exploring the Threshold in H. D.'s Literature and Film"

日時:2010.10.29(金)、16:30〜18:00

場所:名古屋大学文系総合館 609

講師:Sasha Colby 氏(Simon Fraser 大学助教授)

使用言語:英語

講演 2 (performance & lecture)

"H. D.: A Life' -- Performance and Lecture by Dr. Sasha Colby"

日時:2010.11.1(月)、16:30〜

場所:名古屋大学文系総合館カンファレンスホール

出演・講師:Sasha Colby 氏(Simon Fraser 大学助教授)

使用言語:英語・日本語(講演、Q&A には日本語通訳あり)

* 終了後、懇親会を予定しています。

 カナダのサイモン・フレーザー大学で教鞭をとるサッシャ・コルビー(Sasha Colby)氏は Stratified Modernism: The Poetics of Excavation from Gautier to Olson (Peter Lang, 2009) などの著作・論文のあるモダニズム文学の研究者であるとともに、モダニズムの女性詩人等を題材とするモノローグ(一人芝居)を演じる新進気鋭のパフォーマンス・アーティストでもあります。氏はこれまでに、"Women of the Pound Era"、"'Eros Drowned' or 'Dear Ezra, Best wishes, a bien, Margaret Cravens'"、"Scenes at Nohant" などのモノローグを上演してこられました。今回の来日では、アメリカ出身のモダニスト詩人 H. D.(Hilda Doolittle)を題材とするモノローグ "H. D.: A Life" を上演していただき、このパフォーマンスをもとに、H. D. および H.D. の人生を演じることの意味についてご講演いただきます。詩人の残したテクスト、詩人について書かれた伝記や研究書を読むにとどまらず、詩人の人生を戯曲化し、それを自ら演じてみるという試みは興味深く、刺激的なものです。コルビー氏は大学において、文学教育に演劇的手法を採り入れる試みをも実践しています。今回のパフォーマンス(約30分)および講演に続く質疑において、出席者の皆さまとこうした点についても意見交換ができればと思います。
 またこれに先立ち、H. D. が出演した映画作品 Borderline を一つの足がかりにして、彼女の人生と芸術に見出される「越境」のテーマについてお話しいただきます。こちらの講演は、参加者と語り合うセミナー形式で開催します。通訳はつきません。どなたでもご参加いただけますが、前もって参加希望をお知らせいただければ幸いです。

問い合わせ・連絡先

名古屋大学国際言語文化研究科

長畑明利(tel: 052-789-4702、email: e43479a@nucc.cc.nagoya-u.ac.jp)

* 本連続講演は、名古屋大学国際言語文化研究科プロジェクト経費および平成20〜23年度科学研究費補助金基盤研究B「境界の消失と再生-19世紀後半から20世紀初頭の欧米文学」(研究代表者:西川智之)による催しの一部です。
(2010.10.15)