東アジア言語文化講座
大学院生・修了生エッセイ集


林佩芬(リン・ペイフェン)(D1)
 「私と研究」

  私は、本年度(2004年)より博士後期課程に入学しました、台湾出身の林と申します。
 私の研究目的は、日中両言語における数量詞の本質とその構文の機能を明らかにすることです。もっとも、この目的を達するためには、機能的観点からの考察はもとより、語用的、統語的観点からの考察など、様々な視点から数量詞構文を研究することが不可欠と考えております。そのため、博士課程においては、より広い視野をもって、研究に邁進したいと思っております。
 また、現在、私は、高校の中国語の非常勤講師をさせて頂いておりますが(自分がまだ日本語学習者の立場であるのにもかかわらず)、言語を教える難しさをひしひしと痛感しております。言語を初学者に分かり易く教えるためにも、研究分野だけでなく(また場合によっては日中両言語にとどまらず)、言語一般の知識について常日頃から関心を持って、それらを積極的に吸収しなければならないと考えております。
 このように、研究者ならびに教育者でもある大学の先生になるのには、まだまだ若輩者ですが、名古屋大学国際言語文化研究科というこのめぐまれた環境において、一人前の先生になれるよう頑張りたいと思います。(2004年7月12日)