東アジア言語文化講座
大学院生・修了生エッセイ集


路浩宇(平成24年度博士前期課程修了)
  光陰矢のごとし、日本に来てから三年がたちました。この三年間、いつも微笑んでくれるアルバイト先の店長、「頑張って」と励ましてくれる先生、夜遅くまで私の論文の日本語をチェックしてくれる友達に助けられてきました。感謝の涙をこぼしつつ、自分自身の成長も強く感じるようになりました。
  日本に来てから、よく「頑張ってください」と声をかけられます。最初は単なる日常生活の挨拶として理解していましたが、今では「頑張ってください」は挨拶だけでなく、日本人の生活態度そのものであると分かってきました。頑張れば悩みを忘れてしまう、頑張れば楽しくなる、頑張れば夢を実現できる。日本社会に接しているうちに、日本の人達の勤勉さと仕事への責任感に魅力を感じ、「私も負けないように最後まで頑張ろう」と強く思うようになりました。
  友達が教えてくれた「あおいくま」という言葉が、挫折に直面するたびに私を支えてくれました。「あ」は「焦るな」、「お」は「怒るな」、「い」は「威張るな」、「く」は「腐るな」、「ま」は「負けるな」であることを一生忘れないつもりです。こうした言葉が日本での生活の不安や心配等を払拭し、勇気を生み出し、私を成長させる力になります。三年をへて、今の私には新しい目標ができました。私は「いつも頑張っている人」になりたいです。頑張っている人は美しく、幸せです。もっと頑張ります!

                           


                                                        (2013年3月31日)