興味の赴くままに

修了生の言葉

菅井大地(2014年3月博士前期課程修了、国際言語文化研究科博士後期課程在学中)


「お前みたいにちゃらんぽらんな奴は大学院で修行してこい」

学部時代の恩師に大学院進学を勧められたのは学部4年生の夏。勧められるがまま、飛び込んだのが国際言語文化研究科でした。漠然とアメリカ文学を学びたいという意志はあったものの、これまでろくに勉強したことのなかった文学の世界を垣間見て、自分の知識不足に愕然としたことを覚えています。

M1の頃は、毎週の課題をこなすこと、また授業になんとか食らいついていくことで精一杯でした。しかし、自分の興味の赴くままに様々な授業に出て、自分の視野が広がっていくのを感じることは非常に楽しいものでした。

この研究科は、専門分野を異にする様々な先生や学生が集まっています。自分の専門とは離れた授業を取ることも可能です。また、専門の異なる同期の学生や先輩と話をすることは、とても刺激的な経験になると思います。様々な学問分野を擁するこの研究科には、知的好奇心を満たすための様々な機会が用意されていると感じています。

博士前期課程の間は、少しでも興味のあることにはなるべく首を突っ込んでみようと思いながら過ごしました。他大学の授業に潜り込ませていただいたり、学会に行って先輩や先生方の発表を拝聴したり、またモンゴルで大気汚染の実態調査をするという機会もいただきました。思い返せば、どれも貴重な経験であったと共に、様々な場所で出会った方々からは多くのことを学びました。

「このままでは論旨が破綻して沼に沈む」と言われていた私の修論も、指導教員の先生方の助言のおかげでなんとか提出し、修了することが出来ました。修論執筆も佳境を迎えたころには、年末年始返上で研究室にこもり、同期の友人と交替で仮眠を取りながらパソコンに向かっていました。今となっては良い思い出です。

前期課程の二年間で得たものは数多くありますが、後期課程に進学した今も、まだまだ自分の勉強不足を身に染みて感じる日々が続いています。これからも自分の好きなことにひたむきに、より一層精進していきたいと思います。

(2014.7.6)

 

(2014.7.5 国際言語文化研究科オープン・キャンパスでポスター発表を行う筆者)