『メディアと文化』投稿・執筆・審査規定

I 投稿資格

1)国際言語文化研究科メディアプロフェッショナル論講座に在籍中の者(博士・修士課程の学生)。
2)同修了者。
3)国際言語文化研究科メディアプロフェッショナル論講座に所属する教員、同講座担当の教員(客員、非常勤教員)、研究員。
4)その他、編集委員会によって認められた者。

II 執筆

1 内容
メディア研究の各分野に関連する未発表のものに限る。(すでに口頭で発表し、その旨明記してあるものは審査対象とする)。ただしメディア作品については、発表済みの作品も審査対象とするが、本研究科在籍中に制作したものに限る。なお、メディア研究とは、国際言語文化研究科メディアプロフェッショナル論講座に関わる諸分野の研究を指すものとする。


2 投稿原稿の種類
研究論文、研究ノート、論説、書評論文、メディア作品、などとする。


3 使用言語
日本語、英語、または編集委員会で認められた言語。(日本語、英語以外の言語で執筆を希望する場合には事前に編集委員会に申し出ること。)


4 論文等の長さ
【研究論文と論説】
A4版用紙を用い、日本語の場合は15枚以内(39文字、縦34文字、20,000字を目安)、欧文の場合は20枚以内(8,000語を目安)を原則とする。いずれも図表、注、参考文献、資料を含む。
【研究ノートと書評論文】
長さの制限を8枚以内(10,000字を目安)とする以外は、研究論文と同じ。
【メディア作品】
シナリオ等は8枚以内(10,000字を目安)、それ以外のコンテンツ紹介記事は2枚以内(2,500字を目安)とする。なお審査のため、作品も添えて提出のこと。

なお、投稿論文の字数が上記字数制限を大幅に超過している場合、理由の如何に関わらず、編集委員会が字数の制限を要請することがある。


5 原稿にページ数をつけること。


6 図表の大きさについては以下の換算式を用い、全体の字数に含むものとする。
1/3頁分(12行分) 39文字×11行=429字
1/2頁分(18行分) 39文字×22行=858字
1頁分    39文字×34行=1326字
参考:『メディアと文化』は横39文字、縦34文字。


7 「引用文献表」
初めに:以下はMLAスタイル(とその思想)に倣っている。MLAスタイルは文献を表記する唯一の方法ではない。
多くの学問分野は独自の文献表示
(documentation)のシステムをもっている。MLAスタイルは他の文献表示のシステムに比べると一般的により簡単であるが、他の文献表示のシステムとの共通点は、本文中に置かれた「出典の表示」(parenthetical reference、文字通りには「括弧付き参照」)によって、論文末尾に置かれる「引用文献表」(works-cited list)を参照させる方式を取っている点である。このスタイルは人文学諸分野で広く用いられている。以下ではまず、「引用文献表」に記載する文献の表記法について述べ、その後、「出典の表示」の仕方について述べる。MLAスタイルの詳細については、Joseph Gibaldi, MLA Handbook for Writers of Research Papers, Sixth Edition (New York: Modern Language Association of America, 2003)翻訳版はジョゼフ・ジバルディ『MLA英語論文の手引』第6版、原田敬一監修、樋口昌幸訳編(北星堂書店、2005)、を参照のこと。

<引用文献について各情報を記載する順序>

a) 本の場合
1 著者名
2 本の一部のタイトル
3 本のタイトル
4 編集者、翻訳者の名前
5 使用した版
6 使用した巻数
7 シリーズ名
8 出版地、出版社、出版年
9 ページ(本の一部を取り上げる場合)
例 ウンベルト・エコ『論文作法』谷口勇訳(而立書房、1991
例 澤田昭夫『論文の書き方』(講談社学術文庫、1977
例 鶴見和子・川田侃編『内発的発展論』(東京大学出版会、1989
例 Berlage, Gai Ingham. Women in Baseball: The Forgotten History. Westport: Greenwood, 1994.
例 Lopate, Phillip, ed. The Art of the Personal Essay: An Anthology from the Classical Era to the Present. New York : Anchor-Doubleday, 1994.
例 Eggins, Suzanne, and Diana Slade. Analysing Casual Conversation. London: Cassell, 1997.(複数の著者の場合の表記に注意せよ)
例 Hansberry, Lorraine. A Raisin in the Sun. Black Theater: A Twentieth-Century Collection of the Work of Its Best Playwrights. Ed. Lindsay Patterson. New York : Dodd, 1971. 221-76.
例 Lewis, C. S. "Viewpoints: C. S. Lewis." Twentieth-Century Interpretations of Sir Gawain and the Green Knight. Ed. Denton Fox. Englewood Cliffs: Prentice, 1968. 100-01. Rpt. Of "The Anthropological Approach." English and Medieval Studies Presented to J. R. R. Tolkien on the Occasion of His Seventieth Birthday. Ed. Norman Davis and C. L. Wrenn. London : Allen, 1962. 219-23.
例 Murasaki Shikibu. The Tale of Genji. Trans. Edward G. Seidensticker. New York : Knopf, 1976.

b) 定期刊行物の論文の場合
1 著者名
2 論文のタイトル
3 定期刊行物のタイトル
4 シリーズ番号や名前
5 巻数
6 発行番号
7 刊行年
8 ページ
例 篠原雅武「純粋空間と群衆の多幸症」『現代思想』33.5(2005): 174-89
例 大澤真幸「情報化のなかのジャーナリズム」『環』20(2005):108-18
例 Albada, Kelly F. "The Public and Private Dialogue about the American Family on Television." Journal of Communication 50.4 (2000): 79-110.
例 Berman, David. "Marketing Poetry." Kenyon Review ns. 22.3-4 (2000): 211-22.
例 Jeromack, Paul. "This Once, a David of the Art World Does Goliath a Favor." New York Times 13 July 2002 , New Englanded.: A13+ (これは新聞)
例 Kates Robert W. "Population and Consumption: What We Know, What We Need to Know." Environment Apr. 2000: 10-19. (これは毎週或いは隔週発行の雑誌)
例 Fassett, Deanna L. Rev. Of When Children Don't Learn: Student Failure and the Culture of Teaching, by B. M. Franklin, Communication Education 50(2001): 83-85. (これは書評)

c) 映画やビデオの場合
1 タイトル
2 監督
3 (出演者など)
4 配給元
5 封切り年
例 It's a Wonderful Life. Dir. Frank Capra. Perf. James Stewart, Donna Reed, Lionel Barrymore, and Thomas Mitchell. RKO, 1946.

d) インタビュー
1出版されたもの
2テレビやラジオで放送されたもの
3研究者によっておこなわれたもの

例を用いて、記載の順序等を示す。
例 Breslin, Jimmy. Interview with Neal Conan. Talk of the Nation. Nat. Public Radio. WBUR, Boston . 26 Mar. 2002 .
例 Fellini, Federico. "The Long Interview." Juliet of the Spirits. Ed. Tullio Kezich. Trans. Howard Greenfield . New York ; Ballantine, 1966. 17-64.
例 Pei, L. M. Personal interview. 22 July 1993 .
例 Poussaint, Alvin F. Telephone interview. 10 Dec. 1998.
例 Rowling, J. K. E-mail interview. 8-12 May 2002.

e) ウェブ・サイト上の文書の場合
(ア)一般的には基本的な記載順序は以下の通り。
1 著者名
2 文書の名前
3 活字刊行物に関する情報
4 電子刊行物に関する情報
5 アクセスの日とURL(サイトがどの国のものであれ、日付は英語で記す)
例 Ross, Don. "Game Theory." 11 Sept. 2001 Stanford Encyclopedia of Philosophy. Ed. Edward N. Alta. Fall 2002 ed. Center for the Study of Lang. and Information, Stanford U. 1Oct. 2002 <http://plato.stanford.edu/entries/game-theory/>
例 "Fresco Painting." Encyclopaedia Britannica Online. 2002. Encyclopaedia Britannica. 8 May 2002 <http://seach.eb.com/>-------------------------------------------------------
例 Bartleby.com: Great Books Online. Ed. Steven van Leeuwen. 2002. 5 May 2002 <http://www.bartleby.com/> (これは一つのサイト全体)
例 CNN.com. 2002. Cable News Network. 15 May 2002 <http://www.cnn.com/> (これも一つのサイト全体)

(イ)オンラインの定期刊行物(学術的なジャーナル、新聞など)に掲載された論文
1 著者名
2 タイトル(引用符に入れる)
3 定期刊行物の名前(下線)
4 巻数、号数、その他の特定する番号
5 刊行日
6 総ページ数、総段落数、など。
7 アクセスの日とURL(サイトがどの国のものであれ、日付は英語で記す)
例 Butler. Darrell L., and Martin Sellbom. "Barriers to Adopting Technology for Teaching and Learning." Educause Quarterly 25.2 (2002): 22-28. Educause. 3 Aug. 2002 <http://wee.educause.edu/ir/library/pdf/eqm0223.pdf>
例 Chan, Evans. "Postmodernism and Hong Kong Cinema."

Postmodern Culture 10.3(2000). Project Muse.
 20 May 2002 <http://muse.jhu.edu/journals/pmc/v010/10.3chan.html>

f) 引用文献の並べ方
・まず日本語文献を、次に外国語文献をリストアップし、それぞれ各文献を筆頭著者の姓のアルファベット順にする


8 「出典の表示」
a)原則
本文における文献引用の際には、文章の流れを損なわないように「出典の表示」をポーズが自然に生じる場所、該当箇所に最も近い場所(望ましいのは文末)に置く。「出典の表示」は、該当箇所を含む文・節・句を終結させる句読点に先行する。
例 という指摘がある(青木 25)
例 と考えられる(Taylor and Wilson 145-150)。
例 In his Autobiography, Benjamin Franklin states that the prepared a list of thirteen virtues (135-37).
例 In the late Renaissance, Machiavelli contended that human beings were by nature "ungrateful" and "mutable"(1240), and Montaigne thought them "miserable and puny"(1343).

b)本文に著者名がある場合: 
例 青木はこの点をすでに論じている(178-85)。
例 Tannen has argued this point (178-85).
例 Others, like Jakobson and Waugh (210-15), hold the opposite point of view.

c)本文に著者名がない場合: 
例 この点はすでに論じられている(青木178-85)。
例 This point has already been argued (Tannen 178-85)。

d)独立引用文の場合は以下のようにする。

例 John K. Mahon adds a further insight to our understanding of the War of 1812:

Financing the war was very difficult at the time. Baring Brothers, a banking firm of the enemy country, handled routine accounts for the United Sates overseas, but the firm would take on no loans. The loans were in the end absorbed by wealthy Americans at great hazard--also, as it turned out, at great profit to them. (385)


9 注は論文末に一括掲載する。


10 注番号は該当箇所の右肩につける。
例:(和文)と考えられる。1
例:(英文)…in this model.1
(参考)上ツキ文字のWordでの作成方法。変える文字列を選択したうえで、「書式」メニュー「フォント」「フォント」タブを選んで、「文字飾りの<上付き>にチェック印を付ける。


11 著作権について
著作権は著作者が有するが、著作物の発行に関する権利は国際言語文化研究科がこれを有する。なお、著作物は『メディアと文化』および国際言語文化研究科ホームページ上にて公開するものとし、関係諸機関からの電子媒体での収集に応じることとする。

III 投稿

1 投稿者は投稿申込書(PDF) (.docファイルはこちら)に必要事項を記入し、投稿原稿に添えて提出のこと。投稿申込書に記載してある事項に基づき、校正等の連絡を行う。
投稿申込書には以下の情報を含むものとする。

1)投稿原稿の種類
2)タイトル
3)氏名
4)連絡先
5)電子メール
6)(本講座の学生の場合)指導教員の投稿許可のサイン(院生は、提出前に指導教員の指導を受け、投稿許可を得ること)

2 投稿原稿は論文のタイトルと氏名のみを表紙につける。(査読者には、この氏名が判読できない形にして原稿が渡される。)

3 原稿は、A4用紙にワープロ印刷したものを4部と、MS Word形式若しくはText形式の電子ファイルをフロッピー・ディスクにて提出する。ディスクには論文タイトルと氏名を記す。原稿(ハード、ソフト版共に)は返却しない。  

4 投稿の締切り:9月末日

5 提出先
『メディアと文化』編集委員会委員長(2005年度は加藤貞通教授)

6 校正は二回とし、その時点での加筆・修正は原則として認められない。

7 稿料の支払い、掲載料の徴収は行わない。ただし抜き刷り30部を贈呈する。

8 投稿後の流れ
投稿者は、原則として1031日までに投稿論文の採択の可否、修正箇所、コメント等を受ける。掲載を認められた者は修正を施し、110日までに最終原稿を提出する。原稿が掲載されることが決定した者は、該当号の編集・頒布・発送等に協力するものとする。

IV 審査

1 『メディアと文化』編集委員会は、投稿の内容・テーマなどを考慮し、2名の審査者を選任する。
2 2名の審査者は、投稿論文の採択の可否、修正箇所、コメント等を所定の審査結果用紙に記入し、審査から原則として1ヶ月以内に『メディアと文化』編集委員会に提出する。
3 審査者の匿名性は保持される。
4 審査基準はADの4段階とし、2名の審査者による評価がどちらもB以上とならなければ掲載可とはならない。
5 審査結果が
Cの場合、修正稿につき再度審査の上、当該号へ掲載される可能性もある。
6 審査結果がDの場合、当該号への掲載は不可とする。しかし、大幅に内容を変更した場合には次号以降への投稿は認める。
7 『メディアと文化』編集委員からの投稿があった場合でも、査読者の匿名性は保持される。その際、査読者選定段階において投稿者がその選定に関わることはなく、査読結果の通知に関しても他の委員を経由した後、本人に通知される。

投稿に関する連絡先もしくは問い合わせ先は次の通り。

464-8601 名古屋市千種区不老町

名古屋大学大学院国際言語文化研究科『メディアと文化』編集委員会(加藤貞通宛)

TEL: (052) 789-4881