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2008年度 日言文シラバス
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<講義目的と講義内容>◇教科書ならびに参考文献:
本セミナーでは、二年間にわたり、「超近代芸術」にして「総合芸術」としての歌舞伎を取り上げ、なるべく多角的な視点からのアプローチを試みることで、併せて「近代芸術(文学)」の有する狭隘性やその問題点についても検討してみたい。
今年度(前後期通じて)は、とりわけその基礎作業として、1)江戸の「荒事」/上方の「和事」―歌舞伎演劇の地域的特性、2)「花道」をもつ劇場空間と観客(席)との関係、3)役者と役柄の二重性、4)動中の静/静中の動―「見得」と「飛び六方」のドラマトゥルギー、5)「技芸」の手ほどきとその達成―黄金時代に並び称せられた「團菊」の芸談、6)「名題の襲名披露」―伝統文化の継承と発展、7)上方和事の再興―平成の坂田藤十郎襲名の舞台裏、8)音曲と舞踊の身体所作、9)「型」に入り、「型」を抜ける、とはどういうことか―「女形」芸の精進と体得、10)「道無限」とはどういう意味か、といった具体的なトピックスを手がかりに、可能なかぎり多様な観点からのアプローチを加えながら、順次、考察を進めてゆく予定である。
教室では、それぞれ個別の課題につき、各受講者に簡単なレポートを課し、その口頭発表をもとに全員の共同討議を中心にすすめる予定なので、主体的に参加する用意のある学生諸君の積極的な受講を期待する。(なお、演目のいくつかについては、必要に応じて、DVD映像での鑑賞をも折り混ぜるつもりでいる)。
そもそも「歌舞伎」の発祥は、17世紀初頭の出雲の阿国の「念仏踊り」に遡るとされ、また、最初の盛期は17世紀末から18世紀の前半と目されるので、れっきとした前近代に成立した芸術形態である。とはいえ、もう一方で、維新以降の近代日本の荒波をも乗り越えて生き延びたという意味では、単に「前近代」とか「近代」といった枠組みには決して収まりきらない側面をもつ点もまた見落とすわけにはいかない。したがって、言うならば「超近代芸術」とでも称すべき歌舞伎は、いわゆる「近代芸術(文学)」のスタイルには包摂しきれない特異性を有していると見ることもできる。では、その「特異性」とはどういうものなのか。それがまた、「現代芸術」の一つとして認められる所以とはいったい何か。こうした問題群の追究は、同時に、そもそも「近代芸術」とされるものの特徴について、さらには、「近代化」それ自体が内包する問題性についても、新たな何事かを逆照射してくれるものと期待されよう。◇教科書ならびに参考文献:
<講義目的>
本セミナーでは、二年間にわたり、「超近代芸術」にして「総合芸術」としての歌舞伎を取り上げ、なるべく多角的な視点からのアプローチを試みることで、併せて「近代芸術(文学)」の有する狭隘性やその問題点についても検討してみたい。後期は、前期の内容を引き継いで、さらなる展開を目指す。
<講義内容>
今年度(前後期通じて)は、とりわけその基礎作業として、1)江戸の「荒事」/上方の「和事」―歌舞伎演劇の地域的特性、2)「花道」をもつ劇場空間と観客(席)との関係、3)役者と役柄の二重性、4)動中の静/静中の動―「見得」と「飛び六方」のドラマトゥルギー、5)「技芸」の手ほどきとその達成―黄金時代に並び称せられた「團菊」の芸談、6)「名題の襲名披露」―伝統文化の継承と発展、7)上方和事の再興―平成の坂田藤十郎襲名の舞台裏、8)音曲と舞踊の身体所作、9)「型」に入り、「型」を抜ける、とはどういうことか―「女形」芸の精進と体得、10)「道無限」とはどういう意味か、といった具体的なトピックスを手がかりに、可能なかぎり多様な観点からのアプローチを加えながら、順次、考察を進めてゆく予定である。
教室では、それぞれ個別の課題につき、各受講者に簡単なレポートを課し、その口頭発表をもとに全員の共同討議を中心にすすめる予定なので、主体的に参加する用意のある学生諸君の積極的な受講を期待する。(なお、演目のいくつかについては、必要に応じて、DVD映像での鑑賞をも折り混ぜるつもりでいる)。
<講義目的>◇教科書:
文化事象を、歴史的背景と記録の詳細な読解から分析・考察する方法、方法論を身に付ける訓練をする。
明治維新がなるや日本新政府が腐心したことは、近代化、西欧化であった。殖産興業、富国強兵策はすべてその線上にあった。しかし、西洋列強との早期に交わした友好通商条約が、不平等条約であることに気付いた日本は、一大交渉団を組んで米欧を回覧し、外交交渉をしつつ、諸文化を閲し、有用な技術を正確に本国に伝えようとした。
これが参議岩倉具視を団長とする、日本政府の要人を殆ど尽くした回覧団であり、その正式記録が久米邦武による『米欧回覧実記』である。この実記の成立過程を検証しつつ、日本人の見た「外国」記述の妙を探る。
<講義内容>
1. 明治維新の経過
2. 明治維新の目指すところ
3. 外国との交渉の歴史
4. 不平等条約と米欧回覧団の成立
5. 都市の記述(明治の日本との比較)
6. 外交団の見たカリフォールニア
7. 汽車での移動:機関車の歴史
8. 製鉄の歴史
9. 寺子屋と学校:教育史
10. 病人と病気と医学、盲学校
11.都市の機能:水道、下水道、道路、ごみ
12. 第1章の読解(学生発表)テーマの自由設定による
13. 第2章の読解(学生発表)テーマの自由設定による
14. 第3章の読解(学生発表)テーマの自由設定による
15. まとめ
<講義目的>◇教科書:
文化事象を、歴史的背景と記録の詳細な読解から分析・考察する方法、方法論を身に付ける訓練をする。
明治維新がなるや日本新政府が腐心したことは、近代化、西欧化であった。殖産興業、富国強兵策はすべてその線上にあった。
しかし、西洋列強との早期に交わした友好通商条約が、不平等条約であることに気付いた日本は、一大交渉団を組んで米欧を回覧し、外交交渉をしつつ、諸文化を閲し、有用な技術を正確に本国に伝えようとした。
これが参議岩倉具視を団長とする、日本政府の要人を殆ど尽くした回覧団であり、その正式記録が久米邦武による『米欧回覧実記』である。この実記の成立過程を検証しつつ、日本人の見た「外国」記述の妙を探る。
<講義内容>
1. 米欧回覧団の結成とその時代的背景、さらに『回覧実記』成立の過程
2. 英国とはそもそもなにか
3. 英国滞在の全体像
4. リバプール紀行
5. 英国貿易
6. 製鉄の系譜
7. ロンドン紀行
8. 社会構造と貧困、孤児対策
9. ピトロクリの経験:使節団と漱石
10. 学生の発表(自由設定のテーマ1)
11. 学生の発表(自由設定のテーマ2)
12. 学生の発表(自由設定のテーマ3)
13. 学生の発表(自由設定のテーマ4)
14. まとめ 1
15. まとめ 2
<講義目的>◇教科書:
明治以降に日本語で表現した作家(教育者、言論人、ジャーナリストなども含む)の中で豊富な異文化経験を持っていた人たちの作品を読みます。個人を通して歴史を学ぶのが目的です。
<講義内容>
一緒に読むのは、次の人たちです。新渡戸稲造『武士道』、鈴木大拙『禅と日本文化』、堀田善衛『インドで考えたこと』、アレックス・カー『美しき日本の残像』、村上春樹『やがて哀しき外国語』、李良枝 『由煕』など。
一人に二回の授業を使います。作品の名前を一応挙げましたが、かならずしも全員が同じテキストを読まなくてもいいと考えています。ただ何かを読んできて下さい。他人が書いた解説文ではなくて、作家本人が書いた文章です。一回目は作家の文章について話し合い、2回目の授業では、評論や論文を探してきて話し合います。
<講義目的>◇教科書:
英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、などの外国語の詩を日本語に翻訳することによって、外国語と詩の理解を深め、日本語の上達を目指す。
<講義内容>
一回の授業で一編の詩を扱います。詩人と詩はまだ未定ですが、シェイクスピア、ロセッティ、ボードレール、リルケ、ホイットマン、ディッキンソン、ネルーダ、トランストロンメルなどを考えています(リストは開講の時期まで流動的です)。
上記以外の言語でも参加者が語句の意味と文の構造を説明出来、他の受講者が辞書を引くことが出来る言語である場合問題ありません。毎回の授業でお互いの翻訳を批評し合います。日本語が母語ではないとか、詩は難しいとか、怖じ気づいてしまう必要はありません。
日本語が母語でないからこそ優れた翻訳が生まれる可能性もあります。中国語が母語の人が受講する場合、優れた中国詩人を紹介してもらえると嬉しいです。
<講義目的>◇教科書:
言語教育への応用を目的とした言語研究の方法を学ぶこと
<講義内容>
動詞句や名詞句による表現をめぐる諸問題を言語学的、言語教育学的に考察する。具体的には
1) 日本語の時称、アスペクト/動作様態、モダリティ
2) 「否定」、「条件」などにまつわる諸問題
3) Thema-Rhema 構造(主題化)をめぐる諸問題
4) 事象の成立・存在、状態の発生・存在と命題の存在
などの中から、日本語に関するいくつかの具体的な問題点を選び出し、それを欧米言語(英語、ドイツ語、フランス語、オランダ語、ロシア語など)やアジアの言語(朝鮮・韓国語、中国語、アイヌ語など)と比較して考察を加えながら日本語の誤用分析を行い、言語干渉にまつわる問題を理論的に整理する方法をさぐる。参加者が必ずしも多くの言語を知っている必要はないが(しかし、最低日本語とその他の1ヶ国語ができることが必要)、参加者の母語や学習した言語が多様であればそれだけ対照の範囲が広がり、面白いものとなろう。ときどき、口頭によるレポートをしていただく。どちらかと言えば理論的な内容を取り扱うので、少々頭を使う。既成の概念に基づく考察ではなく、言語学における新しい発想の展開を歓迎するとともに、それを高く評価する。言語教育への応用を念頭においた考察を期待する。次のような項目を扱う予定。
1)時称、アスペクト、モダリティを扱う際の術語の概念の解説。時称の選択に関する理論的考察
2)動作・現象・状態の成立・存在とアスペクト的要素の関連
3)成立・存在表現と条件文の関連。受講者側の口頭レポート
4)述語否定・命題否定と条件文の関連。場所表現にまつわる問題点。 誤用分析とその応用
<講義目的>◇教科書:
非母語でのコミュニケーションの涵養を目的とした言語教授法を体験すること
<講義内容>
TPR(全身反応教授法)や CLL(コミュニティ言語学習法)といった、一風変わった教授法の実習(実験)を行なう。参加者にとって未知の言語(トルコ語の予定)を到達言語として選んで体験学習をし、 半年でどれくらい覚えられるかの実験をする。ただし、この場合の「どれくらい覚えられるか」というのは、「予習や復習をして、さんざん苦労してどれだけ覚えられるか」ということではなく、「何も苦労しないで、放っておいてどれくらい学習効果をあげられるか」という意味である。
日本語教育学原論bはどちらかと言えば行動的な授業であり、少々体力を使う。頭を使うかどうかはその人次第。効果的教授法のための新しい発想の展開を期待するとともに、それを高く評価する。
授業予定
1.言語教授法の概説(参加者の口頭発表)(第1週目)
2.TPRの実習(第2週目〜10週目)
3.CLLの実習(第11週目〜14週目)
4.TPR と CLL に関する受講者の口頭レポート(第15週目、授業最終日)
5.期末試験(第16週目)
<講義目的>◇教科書:
多様な日本語教育現場において、多様な学習者を前に、適切な意志決定と問題解決ができるようになることを目指し、実践的基礎知識を身に付ける。
<講義内容>
1. 日本語教師としてのビリーフ
2. 日本語学習者の多様性・個別性(1)
3. 日本語学習者の多様性・個別性(2)
4. 日本語学習者の多様性・個別性(3)
5. 日本語学習のニーズと目標
6. 日本語学習のシラバス
7. 日本語学習のカリキュラム
8. 外国語教授法と日本語教育(1)
9. 外国語教授法と日本語教育(2)
10. 外国語教授法と日本語教育(3)
11. 外国語教授法と日本語教育(4)
12. ディベート1
13. ディベート2
14. ディベート3
15. 日本語学習と教師の役割
<講義目的>◇教科書:
自分の教える学習者にとって最適な教授活動を行うことができるようになることを目指し、実践的教授活動能力を養う。
<講義内容>
1. ニーズ分析(1)
2. ニーズ分析(2)
3. 初級の指導
4. 中・上級の指導
5. 授業見学
6. 話すことの指導(1)
7. 話すことの指導(2)
8. 読むことの指導(1)
9. 読むことの指導(2)
10. 書くことの指導(1)
11. 書くことの指導(2)
12. 教材分析(1)
13. 教材分析(2)
14. 教師行動・教室内インターアクション
15. 日本語教育実習に向けて
<講義目的>◇教科書:
1. 教育実習を通して、高度な日本語教授能力を養う。
2. 自らの授業を客観的に分析し、それを基に自らの教授能力を高める力を養う。
<講義内容>
1. 履修登録前(2008年2月12日〜2月25日)に春季実習を行う。
2. 春季実習を踏まえて
2-1. 春休みに行った春季実習を多角的に検討し、各自が自分の長所、短所を探り、授業改善のための課題を考える。
2-2. 春季実習に現れた一般的な問題を取り上げ、対応策を検討する。
3. 夏季実習にむけて
3-1. これまでの実習報告書を検討し、本年度実習の参考とする。
3-2. 各自、実習に向けてニーズ分析を行い、コース・デザインに取り組み、教材を選定あるいは開発し、教案を作成する。同じ所で実習に臨む者はグループで作業にあたる。
4. 夏季実習を行う。
5. 実習報告書を作成する。
*履修登録者数が少ない場合には、夏季実習に代えて、教室内模擬実習を行う可能性がある。
<講義目的>◇教科書:
語の意味、及び、その分析方法について理解と考察を深め、類義語の意味を分析する力を養う。
<講義内容>
1.さまざまな辞書における語の記述
2.語と語の意味関係と意味の類似性(1)
3.語と語の意味関係と意味の類似性(2)
4.語の意味
5.語の意味の言語間対応
6.語の意味と文型・コロケーション
7.類義語分析の方法
8.類義語分析の実際(1)
9.類義語分析の実際(2)
10.類義語分析の実際(3)
11.類義語分析の実際(4)
12.類義語分析の実際(5)
13.学生による発表
14.学生による発表
15.学生による発表
<講義目的>◇教科書:
語彙知識・語彙習得について理解と考察を深め、語彙指導のあり方、及び、具体的指導法を考える。
<講義内容>
1.日本語教育における語彙指導・語彙学習の現状
2.語彙学習教材と語彙学習ストラテジー
3.効果的な語彙の導入(第1章)
4.語彙の定着を図る指導(第3章)
5.語彙を増やす指導(第4章)
6.さまざまな語彙指導(第5章)
7.語彙はいかに蓄えられているか(第8章)
8.語彙習得のモデル(第9章)
9.語彙と文法はいかに関連しているか(第10章)
10.バイリンガルレキシコン(第11章)
11.日本語学習者による語彙習得
12.認知言語学と語彙指導
13.学生による発表
14.学生による発表
15.学生による発表
<講義目的>◇教科書:
この授業では日常会話の中に潜む会話の法則を探る。雑談、ビジネス会話、ディベート、テレビドラマ、ニュースなど受講生の関心に応じてデータを収集し、そこに見られる会話の特徴を分析する。
<講義内容>
(前半)担当教員主導の授業
1. 会話の文法
2. テレビドラマ・漫画・コマーシャルの会話と日常会話
3. 会話コーパス・作文コーパスの利用
4. 文法教育と会話教育
5. 教科書第1話:「言葉の生活習慣病」にご用心
(後半)受講生による発表
6. 教科書第2話「ため口は許されるのか」から
7. 様々な日本語データを収集し、日本語教育に役立つ教材を開発する
<講義目的>◇教科書:
前半は対照表現論演習 II a で得た知識を前提として、引き続き受講生による発表を行う。後半は日本語会話教材を作成して授業で公開する。
<講義内容>
(前半)受講生による発表
1. 教科書の内容を基に発表する
2. 教科書が終わったら自分で採取した会話資料を使う
(後半)教材の作成と発表
3. 会話教材を作成し、実用に供するものに仕上げる(グループ作業)
4. 作成した会話教材は、著作権に反しない範囲でWebで公開する。
(参照) http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/nichigen/menu5.html
<講義目的>◇教科書:
SLA 研究主分野をカバーしながら、日本語を第二言語とする学習者の習得について考察して行く。心理学的視点・認知的視点から捕らえたSLA理論の基礎と、質的および量的リサーチを行う上で必要な知見を得て、リポートなどを通じてその演習を行う。
<講義内容>
第二言語習得(SLA)分野の概論およびリサーチ・メソッド
1. オリエンテーション 2. SLA研究のあゆみ
3. SLA分野のリサーチ(調査法・研究デザイン・論文執筆ガイドラインなど)
4. インプット・インターアクションとアウトプット言語習得モデルなど
5. 認知的視点(注意 attention・制御control・認識awareness・情報処理 )とSLA
6. 中間言語・L1転移・L1影響と日本語におけるSLA研究(1)
7. 中間言語・L1転移・L1影響と日本語におけるSLA研究(2)
8.「談話」単位の言語習得・言語学習(1)
9.「談話」単位の言語習得・言語学習(2) <2ページ程度の中間レポート提出>
10. タスクと言語産出・理解能力の測定(1)
11. タスクと言語産出・理解能力の測定(2)
12. 教室内指導と第二言語習得(FonF・明示的 vs.暗示的指導の効果など)
13. 第一言語習得と第二言語習得(およびバイリンガリズム)
14. 学生の(中間)発表
15. 学生の(中間)発表
<講義目的>◇教科書:
社会的視点から見た第二言語習得・学習の研究を中心に読み進め、実際に接触場面の談話資料を扱い、談話分析・会話分析を行うことでこの分野の研究について理解する。
<講義内容>
1.オリエンテーション 学期中の課題の説明
2.(第二言語)語用論能力とは
3.語用論的能力を調査するための研究方法(メソッド比較)
4.会話・談話分析と第二言語習得
5.談話収集・分析の演習
6.第二言語習得分野における発話行為の研究
7.社会言語学と第二言語学習 (1)ジェンダー
8.社会言語学と第二言語学習 (2)ポライトネス・話体
9.社会言語学と第二言語学習 (3)アイデンティティ<2ページ程度の中間レポート提出>
10.教室内学習と第二言語学習
11.教室外学習(留学など)と第二言語学習
12.第二言語話者の談話標識の使用
13.期末リポートに関する相談
14.レポート発表(1)
15.レポート発表(2)
<講義目的>◇教科書:
ヒトの進化、ヒトの特性を、広く認知科学の観点から理解すること。
<講義内容>
1.「教材心理学」という実験キットを使い、互いに実験を行う 1
2.「教材心理学」という実験キットを使い、互いに実験を行う 2
3.「教材心理学」という実験キットを使い、互いに実験を行う 3
4.光の当たり方によって対象の見え方が大きく変化することを学ぶ
5.子供の絵の発達による変化について学ぶ
6.透視画法について学ぶ
7.赤ちゃんの発達について学ぶ
8.知覚の偏り、判断の偏りについて学ぶ
9.社会生活を営むことを、ヒトの進化という観点から考える
10.言語の起原を考える
11.素性とその値を使った、知識表現について学ぶ
12.素性とその値を使った言語知識の表現方法について学ぶ
13.受講生の発表1
14.受講生の発表2
15.受講生の発表3
<講義目的>◇教科書ならびに参考文献:
認知科学の歴史を概観することと、ヒトの言語について辞書を中心に考える。
<講義内容>
1. 認知科学の歴史1
2. 認知科学の歴史2
3. 認知科学の歴史3
4. 生成文法入門1
5. 生成文法入門2
6. 句構造文法
7. 移動や派生を仮定する生成文法と仮定しない枠組みの比較1
8. 移動や派生を仮定する生成文法と仮定しない枠組みの比較2
9. 論文を読む
10. 論文を読む
11. 分析演習
12. 分析演習
13. 分析演習
14. 受講生の最終発表 1
15. 受講生の最終発表 2
<講義目的>◇教科書:
日本語の複合動詞や「する」表現と「なる」表現との対比を題材として、文法化理論や主観化の概念に依拠しながら、統語論と意味論を融合する言語現象へのアプローチの方法について探る。
1.イントロダクション
2.文法化とは
3.文法化に関するホッパーの5つの仮説
4.単方向仮説
5.主観化概念の系譜
6.主観化の具体例
7.論文購読 日本語における動詞から後置詞への文法化について
8.論文購読 日本語における空間表現から時間表現への文法化について
9.論文購読 複合動詞「〜ている」「〜てある」について
10.論文購読 複合動詞「〜ていく」「〜てくる」について
11.論文購読 複合動詞「〜ておく」「〜てしまう」について
12.論文購読 複合動詞「〜始める」「〜出す」について
13.論文購読 「する」表現と「なる」表現 1
14.論文購読 「する」表現と「なる」表現 2
15.論文購読 「する」表現と「なる」表現 3
<講義目的>◇教科書:
日本語のいわゆる形式名詞の特質を観察することにより、日本語における語彙と文法の境界、さらには意味論と統語論の境界について探る。
<講義内容>
1.イントロダクション
2.形式名詞論の系譜
3.形式名詞という範疇を認めることの是非
4.「もの」と「こと」についての概論 1
5.「もの」と「こと」についての概論 2
6.他の言語(主に英語)との対照
7.論文購読 「もの」について 1
8.論文購読 「もの」について 2
9.論文購読 「こと」について 1
10.論文購読 「こと」について 2
11.論文購読 「ところ」について 1
12.論文購読 「ところ」について 2
13.論文購読 「わけ」について
14.論文購読 「はず」について
15.学期末試験
<講義目的>◇教科書:
統計的手法に関する基本事項について概説する。 統計ソフ> トSPSS利用法についても説明する。
<講義内容>
1. Frequency distributions
2. Central tendency
3. Standard deviation
4. Variance
5. z-scores
6. Normal distribution
7. Binomial distribution
8. Sampling distribution
9. Central Limit Theorem
10. Hypothesis testing
11. Errors in hypothesis testing
12. Chi-squared test and contingency table
<講義目的>◇教科書:
統計分析手法について解説する。
<講義内容>
1. Hypothesis tests with the independent-measures t statistic
2. Hypothesis tests for the repeated-measures design
3. Analysis of variance
4. Post hoc tests
5. Repeated-measures ANOVA
6. Two-factor ANOVA
7. Correlation
8. Regression
9. Binomial tests
10. Cluster analysis
11. Principal components analysis
12. Factor analysis
<講義目的>◇教科書:
受講者が取りあげる各種の言語研究を批判し合うことによって、言語を多角的に見る眼、いわば応用言語学的能力の養成をはかる。取りあげる研究は、受講者が自分の関心に応じて読みたいと考える論文であってもよいし、受講者自身が執筆した論文、あるいは構想している研究であってもかまわない。
<講義内容>
授業では下記の事柄について論じる。
1. 研究テーマの設定に問題はないか。
2. 先行研究の検証はなされているか。
3. 提示された仮説に問題はないか。
4. 調査の方法に問題はないか。
5. 調査された内容に問題はないか。
6. 導き出された結論に問題はないか。
7. 論文の構成に問題はないか。
8. 文章表現に問題はないか。
<講義目的>◇テキスト:
明治六年に結成された明六社の雑誌『明六雑誌』を中心に、そこに寄稿した 啓蒙思想家たちのテクストを織りなす漢文脈と洋文脈を読み解き、近代国民国家思想や 文明思想との関連を考察する。
<講義内容>
1.明六社に集った人々とその時代 1
2.明六社に集った人々とその時代 2
3.『明六雑誌』を読む(西周1)
4.『明六雑誌』を読む(西周2)
5. 明六社以降の西周
6.『明六雑誌』を読む(津田真道1)
7.『明六雑誌』を読む(津田真通2)
8.明六社以降の津田真通
9.『明六雑誌』を読む(森有礼1)
10.『明六雑誌』を読む(森有礼2)
11.明六社以降の森有礼
12.『明六雑誌』を読む(西村茂樹1)
13.『明六雑誌』を読む(西村茂樹2)
14.明六社以降の西村茂樹
15.まとめ
<講義目的>◇教科書:
明治六年に結成された明六社の雑誌『明六雑誌』を中心に、そこに寄稿した啓蒙思想家たちのテクストを織りなす漢文脈と洋文脈を読み解き、近代国民国家思想や文明思想との関連を考察する。
<講義内容>
1.明六社に集った人々とその時代 1
2.明六社に集った人々とその時代 2
3.『明六雑誌』を読む(加藤弘之1)
4.『明六雑誌』を読む(加藤弘之2)
5.明六社以降の加藤弘之
6.『明六雑誌』を読む(神田孝平1)
7.『明六雑誌』を読む(神田孝平2)
8. 明六社以降の神田孝平
9.『明六雑誌』を読む(中村正直1)
10.『明六雑誌』を読む(中村正直2)
11. 明六社以降の中村正直
12.『明六雑誌』を読む(阪谷素)
13.『明六雑誌』を読む(箕作麟祥)
14.『明六雑誌』 以降の啓蒙雑誌
15.『明六雑誌』 以降のジャーナリズム
<講義目的>◇教科書ならびに参考文献:
日本の「能」の理解と、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトによる「能」の受容過程の考察。
<講義内容>
1.先行研究の問題点の分析
2.能・狂言の歴史と作者(1)
3.能・狂言の歴史と作者(2)
4.能・狂言の種類
5.能芸論の紹介
6.能を紹介したビデオの鑑賞(1)
7.能を紹介したビデオの鑑賞(2)
8.教育劇と能の演出上の類似点と相違点(1)
9.教育劇と能の演出上の類似点と相違点(2)
10.謡曲『鉢の木』、『景清』の解釈
11.謡曲『竹の雪』、『谷行』の解釈
12.謡曲『谷行』のビデオの鑑賞
13.ブレヒトの『イエスマン・ノーマン』の解釈と『谷行』との比較(1)
14.ブレヒトの『イエスマン・ノーマン』の解釈と『谷行』との比較(2)
15.学生の発表
<講義目的>◇教科書ならびに参考文献:
「能」に対する知識を深め、日本文化の理解へと結び付け、将来日本文化の一端を紹介出来る能力を養成
<講義内容>
1.ウェイリーの翻訳の問題点
2.『イエスマン・ノーマン』の教育的メインテーマ
3.日本の封建社会におけるイデオロギー(倫理及び宗教)
4.資本主義社会のイデオロギー
5.1930年代のドイツ社会における保守主義の台頭
6.ドキュメンタリー映画の鑑賞(1)
7.ドキュメンタリー映画の鑑賞(2)
8.ブレヒトのその他の教育劇
9.叙事的演劇『屠殺場の聖ヨハンナ』
10.世阿弥の美学(花の理論)(1)
11.世阿弥の美学(花の理論)(2)
12.演出上の技法(「序破急」、「陰陽道」等
13.教育劇と能の主題の相違点
14.学生の発表 1
15.学生の発表 2
<講義目的>◇教科書:
文学作品は文学的伝統の中で作られていくが、そうした文学作品の伝統的な素材の一つに「食の文化」がある。今回はその中から「拒食」をモチーフとした文学作品を幾つか取り上げて比較考察していきたい
<講義内容>
拒食症という精神的な病の本質について最初に考えたうえで、下記のような文学作品を時代順に取り上げる予定である。英語が読めない場合は日本語で対応することにしたい。
1.拒食症の歴史とその定義
2.民話における食と不食
3.ハンガーストライキとしての拒食:『オルノーコ』と「ディアドーレ」
4.魂の転生としての拒食:『嵐が丘』と「トァン・マッカラル」
5.食物連鎖拒否の拒食:「よだかの星」
6.アイデンティティの喪失と拒食:『食べられる女』
7.異食症としての拒食:『ドラキュラ』と『屍鬼』
<講義内容>◇教科書:
桜の歴史について考察した上で、桜を扱った文学作品を読んでいく予定である。
1.桜の歴史について
2.梶井基次郎「櫻の樹の下には」
3.坂口安吾「桜の森の満開の下」
4.谷崎潤一郎「刺青」
5.芥川龍之介「六の宮の姫君」
6.石川淳「修羅」
<講義目的>◇教科書:
古代日本文化の基層をなす婚姻・家族の輪郭を明らかにするのが本講義の目標である。日本古代の婚姻、家族と外来の婚姻制度の関わりを知る手掛の一つに八世紀前半に制定された『養老令』がある。養老令は中国の唐令の継受法であり、婚姻、家族に関して唐令より多くの内容を取り入れている。本講義では外来文化の受容の視点から、日本令と唐令との比較をしながら、古代日本における外来の婚姻制度の導入と変容のあり方、制度と実態などの諸問題について講義を行う。
一 導入:婚姻・家族・律令制度
二 古代日本の婚姻、家族について
三 古代中国の婚姻、家族について
四 律令制度の導入及びその諸問題
五 親族制度の導入とその変容―親等制について
六 婚姻制度の導入とその変容―妻妾制について
七 官人制度の導入とその変容―蔭位制について
八 纏め
<講義内容>◇教科書:
古代日本文化の基層をなす婚姻・家族の輪郭を明らかにするのが本講義の目標である。日本古代の婚姻、家族と外来の婚姻制度の関わりを知る手掛の一つに八世紀前半に制定された『養老令』がある。養老令は中国の唐令の継受法であり、婚姻、家族に関して唐令より多くの内容を取り入れている。本講義では外来文化の受容の視点から、日本律令はどのように外来文化を受容し、どのように社会に対応していったのかについて一緒に考える。参加者が自ら律令制と婚姻、家族に関する問題を設定し、それについて事前に調べ、報告する。授業は参加者の報告と全体討論を中心に進める。
なお『令集解』の諸注釈は当時の明法家特有の漢文で書かれており、また数多くの中国の史料が引用されているので、やや難解であるが、正確な読解を通じて、古代日本文化の研究を目指す者にとって必要な漢文史料の読解力が養われるとともに、日本文化と中国文化の関わり、日本文化の特質に対する理解も深められるだろう。積極的な参加を期待する。
<講義目的>◇教科書:
テキストを丹念に読みながら、その作品が書かれた時代背景や作家の個性を知る。
<講義内容>
1. オリエンテーション
2. 「植民地文学」から「在日文学」へ
3. 在日朝鮮人文学のアイデンティティ
4. 映画「HARUKO」を見る
5. 大阪「猪飼野」と作家たち(梁石日と金時鐘)
6. 金史良と張赫宙:日本語か朝鮮語か
7. 金達寿文学の位置と特質
8. 金達寿「矢の津峠」を読む(1)
9. 金達寿「矢の津峠」を読む(2)
10. 李恢成:二世作家の登場
11. 李恢成「砧を打つ女」を読む(1)
12. 李恢成「砧を打つ女」を読む(2)
13. 映画「伽イ耶子のために」を見る(1)
14. 映画「伽イ耶子のために」を見る(2)
15. まとめ
<講義目的>◇教科書:
テキストを丹念に読みながら、その作品が書かれた時代背景や作家の個性を知る。
<講義内容>
1. オリエンテーション
2. 在日朝鮮人文学の女性作家たち
3. 李良枝の登場
4. 李良枝『ナビ・タリョン』を読む(1)
5. 李良枝『ナビ・タリョン』を読む(2)
6. 李良枝『ナビ・タリョン』を読む(3)
7. ドラマ「李君の明日」を見る
8. 柳美里の登場
9. 柳美里『石に泳ぐ魚』を読む(1)
10. 柳美里『石に泳ぐ魚』を読む(2)
11. 柳美里『石に泳ぐ魚』を読む(3)
12. 在日朝鮮人作家と韓国体験
13. 在日朝鮮人文学と身体表現
14. 映画「青chong」を見る
15. まとめ
<講義目的>◇教科書:
本講義では、昨年度と同様に「物の怪」がどのような思想や文化を背景に成立したかを概論的に探ることで、文化研究のために必要な方法論を学ぶことを目的とする。ただ今年度は中国の六朝、唐時代に書かれた『捜神記』、『捜神後記』、『異苑』、『述異記』、『漢武胡事』、『広異記』、『伝奇』、『河東記』など古代に書かれた怪異物を取り上げ、その「怪異・物の怪」が来訪神としての祖霊、神や仏の示現、天災や疫病などの災害、豊穣などの瑞兆、社会に対する復讐など、何を象徴しているのかを探る。また、これらの「怪異・物の怪」が、日本にどのような影響を与えたかも取り上げ、比較を試みたいと考えている。
<講義内容>
具体的には、様々な物の怪の示現を文化的視点から、
1.生霊、死霊、動物霊、草木霊、自然神(山・川・海、 風、雷等)
2.出現の場所・時刻・状況3.来訪・援助・共棲・労働・破局・別離など一連の行動の有無
3.出現が象徴する意味4.日本の「怪異・物の怪」との類似性の有無(平安時代末期まで)などに区分し、全員でテキストを読み、これら「物の怪」の存在意義を総合的に分析する。
◇教科書:
<講義内容>
本講義では、日本における「ハイヌウェレ型神話」をまず取り上げ、食物神の殺害による「作物起源神話」の構造を分析する。日本における神話では、@来訪神が食物神を訪問する。A食物神は鼻、口、尻から食物を排出し、饗応する。B来訪神は食物神の行為を穢らわしい行為とみなし、殺害する。C食物神の死体から発生する様々な作物が日本の作物栽培の基本となるとする。オオゲツヒメ神や保食神の死が日本の作物起源とするのである。
『古事記』や『日本書記』に記される「作物起源神話」には、以上のような農業起源神話が描かれているが、『古事記』と『日本書記』では、来訪神、食物神、死体から派生する様々な作物も相違している。また、別の神話として、一作物に対し一人の作物神を記す場合もある。そこで、
1.『古事記』、『日本書記』、『風土記』に記される他の「作物起源神」の存在の有無
2.『古事記』、『日本書記』、『風土記』、『続日本記』に記される食物の分類
3.平城京、特に長屋王屋敷跡出土の植物遺体群や野菜木簡の分類
4.『延喜式』に記される食物の分類
5.『延喜式』に記される諸国で生産される産物の分類
6.神饌としての食物の分類
を通して、古代の日本人の栽培食物の実態を明らかにしようと考えている。また、この実態を明らかにした上で、東アジアの「作物起源神話」との比較やこの神話の昔話への影響(例えば、「小さ子」、「瓜子姫」、「花咲爺」、「山姥」)、民間習俗に残存する野生動物(鹿・猪)の狩猟儀礼と豊穣の関連、その他の民間豊穣儀礼に付いても言及していきたい。
<講義目的>◇教科書:
認知言語学以前の意味についての考え方を確認したうえで、認知言語学の意味に対する基本的な考え方、分析方法を身につけることを目指す。
<講義内容>
1. 意味論の基礎
(1)意味を研究することの意義
(2)構造主義言語学における意味の分析:成分分析とその問題点
(3)意義素:認知言語学の意味観との共通点・相違点
(4)語の意味の内部構造
2. 認知言語学の基礎
(1)認知言語学の基本的な考え方:生成文法理論などとの違い
(2)言語の基盤としての「認知/認知能力」
(3)言語の基盤としての経験:経験基盤主義の考え方
3. 類義表現の分析
(1)類義表現とは:プロトタイプカテゴリーとしての類義表現
(2)類義表現の諸相:諸々の認知能力を基盤とした類義表現の意味の違い
4. 百科事典的意味
(1)意味論と語用論の連続性
(2)百科事典的意味とは:辞書的意味との違い
(3)メトニミーの基盤としての百科事典的意味
(4)メタファーの基盤としての百科事典的意味
5. 概念メタファー
(1)概念メタファーとは
(2)日本語における概念メタファーの諸相
<授業形式>
1.講義
2. 文献講読(日本語および英語で書かれたもの)
<講義目的>◇教科書:
1.前期に学んだ認知言語学の基本的な考え方、分析方法を踏まえて、各自、現代日本語の何らかの言語表現を分析する。
2.認知言語学の重要な概念の1つである「主体化/主観化」「主体性/主観性」について学ぶ。
<講義内容>
1. 受講者の発表とディスカッション
認知言語学の考え方に基づく、受講者による現代日本語の分析の発表とそれに基づくディスカッション(「現代日本語学概論a」を受講し、レポートを提出した者は、その内容を発表すればよい)
2. 「主体化/主観化」「主体性/主観性」
(1)「主体化/主観化」「主体性/主観性」の諸相
(2)「文法化」と「主観化」
<授業形式>
1.受講者の発表・ディスカッション
2. 講義
3. 文献講読(日本語および英語で書かれたもの)
<講義目的>◇教科書:
様々な言語を母語とする日本語学習者の音声上の特徴が分節音レベルで分析できるようになるための知識と運用力の養成をめざす。 その上で、音声教育についてカリキュラムデザインの可能性について考察していく。前期は、単音レベルから音声学的に考察することで、 いろいろな言語を母語とする日本語学習者の音声上の問題点を分析し、国際音声字母による表記練習を行う。後半は単音レベルの音声分析を発表形式でおこない、 いろいろな言語を母語とする日本語学習者の音声特徴を観察、記述する。
<講義内容>
1-2. 総論
3.音声教育の必要性
4-8. 分節的特徴
1)破裂音 2)破擦音 3)摩擦音 4)接近音 5)鼻音
6)ふるえ音 7)弾音 8)その他の調音
9. 音声表記について
10-15.学生の発表
<講義目的>◇教科書:
様々な言語を母語とする日本語学習者の音声上の特徴が韻律レベルで分析できるようになるための知識と運用力の養成をめざす。 その上で、音声教育についてカリキュラムデザインの可能性について考察していく。後期は、特に、「高さ、長さ、大きさ」のコントロールが 日本語学習者の音声にどのような影響を与えているのかを、実例をもとに分析し、音声教育の可能性について議論する。
<講義内容>
1-2.総論
3. 音節
4-5. リズム
6-7. アクセント
8-9. イントネーション
10-11. プロミネンス,ポーズ,その他
12-15.韻律教育について
<講義目的>◇教科書: なし
現代日本語の文法にかかわるトピックをいくつか取りあげ、具体例をあげながら分析・考察する。また、日本語教科書、文法解説書などで、文法項目がどのように扱われ、記述されているかを整理・検討し、日本語教育への効果的な応用、特に実用的な文法指導の方法についても論じる。
<講義内容>
1.助詞(助詞相当句)
「場所を・場所に・場所から」
「人と・人と一緒に・人と・人に」
「ごろ・ぐらい・ほど」等
2.テンス・アスペクト表現
「ておく・てみる・てしまう」
「ていく・てくる」
「てから・あと・まえ・とき」等
<講義目的>◇教科書:
前期に引き続き、現代日本語の文法にかかわるトピックをいくつか取りあげ、具体例をあげながら分析・考察する。また、日本語教科書、文法解説書などで、文法項目がどのように扱われ、記述されているかを整理・検討し、日本語教育への効果的な応用、特に実用的な文法指導の方法についても論じる。
<講義内容>
1.受身・使役表現
2.可能表現
3.話し手の気持ちを表す表現 「断定、推量、義務、注意、許可、禁止」等
<講義目的>◇教科書:
教育評価に関する基本的な知識を身につけ,日本語教育の現場で役立つ評価技術を獲得する。
<講義内容>
1.日本語教育における評価の目的とテストの種類・形式
2.achievement test と proficiency test について
3.評価の基準とシラバス
4.テストの開発・改訂
5.テスト結果の記述(平均・標準偏差・偏差値etc.)
6.SP表を作る
7.相関係数の意味とその利用
8.項目分析
9.テストの信頼性と妥当性
10.テストの波及効果
11.テストとカリキュラム
12.ディスカッション
13.世界の言語評価1
14.世界の言語評価2
15.ディスカッション
<講義目的>◇教科書:
日本語教育におけるパフォーマンステストの作成・分析に関する基本的な知識を身につけ,日本語教育の現場で役立つ評価技術を獲得する。
<講義内容>
1.話す能力の評価の理論と評価1
2.話す能力の評価の理論と評価2
3.話す能力の評価の理論と評価3
4.書く能力の評価の理論と評価1
5.書く能力の評価の理論と評価2
6.書く能力の評価の理論と評価3
7.テスト・デザインの作成1
8.テスト・デザインの作成2
9.テストの作成
10.テストの実施1
11.テストの実施2
12.テスト結果の分析1
13.テスト結果の分析2
14.テスト結果の分析発表
15.ディスカッション
<講義目的>◇教科書:
コンピュータ支援日本語学習教材の評価、分析及びマルチメディア教材開発。
<講義内容>
1. 授業の説明
2. CALL教材の評価1
3. CALL教材の評価2
4. CALL教材を基にした教案作り
5. 動画の内容についてディスカッション
6. 動画のスクリプトの作成1
7. 動画のスクリプトの作成2
8. 動画の絵コンテの作成
9. 動画の絵コンテの作成、撮影の準備
10.撮影
11.編集1
12.編集2
13.編集3
14.編集4
15.発表と評価
<講義目的>◇教科書:
WWWとパワーポイントを利用したコンピュータ支援日本語学習教材の開発
<講義内容>
1.WWWによる教材作成1
2.WWWによる教材作成2
3.WWWによる教材作成3
4.WWWによる教材作成4
5.WWWによる教材作成 発表と評価
6.パワーポイントによる教材作成1
7.パワーポイントによる教材作成2
8.マルチメディア教材作成(音声)
9.パワーポイントによる教材作成3
10.パワーポイントによる教材作成4
11.パワーポイントによる教材作成 発表と評価
12.プロジェクト1
13.プロジェクト2
14.プロジェクト3
15.プロジェクト発表
<講義目的>◇教科書:
コミュニケーション能力などの構成概念を知識、技能という観点から整 理し理解する。講義では、文章産出能力、口頭発表能力を対象として取 り上げる。
<講義内容>
1.オリエンテーション
2.コミュニケーション能力・インターラクション能力の構成 概念について1
3.コミュニケーション能力・インターラクション能力の構成 概念について2
4.事例分析1
5.記憶・知識・技能について1
6.記憶・知識・技能について2
7.事例分析2
8.中間試験とフィードバック
9.学習ストラテジー・スキル・知識について1
10.学習ストラテジー・スキル・知識について2
11.模擬調査項目検討1
12.模擬調査結果検討2
13.メタ認知能力と学習者オートノミーについて1
14.メタ認知能力と学習者オートノミーについて2
15.期末試験とフィードバック
<講義目的>◇教科書:
言語運用プロセス、言語習得プロセスを認知的アプローチの観点から整理し第二言語教育への応用方法を検討する。 講義では、文章産出能力、 口頭発表能力を対象として取り上げる。
<講義内容>
1.オリエンテーション
2.インプット・アウトプット・インタラクション仮説について1
3.インプット・アウトプット・インタラクション仮説について2
4.インプットを重視した教室活動の検討1
5.インプットを重視した教室活動の検討2
6.会話・文章産出のプロセスモデルについて1
7.会話・文章産出のプロセスモデルについて2
8.中間試験とフィードバック
9.アウトプット・インタラクションを重視した教室活動の検討1
10.アウトプット・インタラクションを重視した教室活動の 検討2
11.コースデザイン・シラバスデザイン1
12.コースデザイン・シラバスデザイン2
13.言語運用能力の養成を目的としたコースデザイン、シラバスデザイン、カリキュラムデザイン、授業実施方法の検討1
14.言語運用能力の養成を目的としたコースデザイン、シラ バスデザイン、カリキュラムデザイン、授業実施方法の検討2
15.期末試験とフィードバック
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