5.上級(クラス4)

5.1 学習者

女性1名(ニュージーランド)。インタビューの結果、中級の学習者との差が大きかったため、急遽上級クラスを設定した。授業によっては中級クラスへ混ざってもらうことにした。

中級の4.2参照)

5.2 担当実習生

8月7日 (月)1・1李

  8日 (火)2・1大津、2・2半谷

  9日 (水)3・1船津、3・2馬場

  11日(金)5・2佐藤

  17日(木)7・1山田、7・2深川

5.3 シラバス

基本的には能力試験対策、文字・語彙、読解・文法、聴解の3つに分け、それぞれ2回ずつ行なった。

5.4 担当実習生の反省

 良かった点として、まず、個別指導であったので、学習者のニーズに合う授業ができたことが挙げられる。引き継ぎも毎回きちんと行ない、どの程度の問題なら簡単にこなせるのか、どの程度の問題は難しすぎるのかを前もって把握することができた。担当実習生の一人が日本語能力試験受験の経験があるので、試験を受けるにあたっての注意事項(回答方法など)など、経験に基づいて話せたことも良かった点として挙げられる。

 反省点としては、以下のようなことが挙げられる。最初の授業ではレベルの把握ができていなかったので、選んだ読解教材が難しすぎて、学習者の負担が大きくなってしまった。また読解に時間がかかり、文法の問題ができなくなった。聴解問題を行なった際に、学習者が全然できていないときがあった。そのようなとき、学習者を理解に導くために、担当実習生はどのようなことをするべきなのかがわからなかった。

5.5 特記事項

中上級ともにレベルの想定と実際のレベルがかなり違っていた。そのために事前準備ができず、シラバスの変更を強いられた。事前の情報収集、レディネス調査が非常に大切であり、インタビュー、クラス分けは慎重に行なうべきである。

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名古屋大学大学院国際言語文化研究科
日本言語文化専攻