前野みち子

勉強というのはともかく面白い、というのがわたしの実感です。もともとの専門はドイツ近代文学、それがいつのまにか16・17世紀へと時代を遡って、女性観の変遷と恋愛結婚の成立過程などを辿るようになりました。主として北ヨーロッパの文学、歴史、世俗歌、図像資料などを調べながら楽しい日々を送っているうちに、この頃は日本の明治期に西欧から輸入されたハイカラな〈恋愛〉や女子教育にまで関心が広がってきています。小さいころからお姫様と王子様が出てくる童話がとても好きだったので、今も気分はその延長線上にあります。いくつになっても恋愛恋愛と騒いでいるので、そんなテーマが研究になるなんて、と笑われることが多いのですが、これが立派にテーマになることを、授業のなかで是非皆さんにお伝えしたいと思います。

比較日本文化学講座ホームに戻る