国際多元文化専攻の講義題目 日本言語文化専攻の講義題目 メディアプロフェッショナルコースの講義題目 文系大学院開放科目

 

英語高度専門職業人コース

2015年度後期シラバス)

 

[2015年度前期シラバス]

 

A

国際多元文化特殊講義Ib

副題:アメリカ文学史概観(2

担当教員:長畑明利

開講時限:月曜6限

教室:文総609

 目的・ねらい: 

 この授業の目的・ねらいは主として次の3点である。1. 20世紀なかばから現代にいたるアメリカ文学史についての理解を深める。また、種々の文学史上の重要項目に関連するテクストの実際を知る。2. その過程で、自分なりの(学術的な)問いを見いだす。また、自分が得た問いをより大きな知的文脈に置いて吟味する。3. 文学・文化の研究に必要なリサーチの方法について学ぶ。また、1次資料、学術論文の読解に資する高度な英文読解力を涵養し、学術論文執筆に必要となるライティングのスキルを身につける。(特に、作品を正確に読む力をつけることを重視する。)

 履修条件等:

 基礎的な英語読解力を有すること、学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。前期同時限に開講される「国際多元文化特殊講義Ia」と連続して受講することが望ましい。関連科目として、「英語表現演習 IIIb」、「英語表現技術演習 b」、「英語学術論文演習 b」を挙げておくが、英米文学・文化に関する他の授業も受講するとよい。

 講義内容:

 前後期を通じ、19世紀後半から現代にいたるアメリカ文学の作品のいくつかを年代順に読み、文学史を概観する。 a(前期)、b(後期)ともに、Nina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 2: 1865 to the Present (Shorter Eighth Edition) を用いる。(目次 → http://media.wwnorton.com/cms/contents/NAAL8S_TOC.pdf

 b(後期)においては、教科書に従い、20世紀半ばから後半の文学作品を扱う。作品は網羅的に扱うのではなく、適宜取捨選択する。(取りあげる作品については、授業HPに示す。)

 毎週の授業は報告形式で行う。授業用のメーリングリストを作成するので、授業前日の午後5時までに、受講者は自分が重要と考える箇所の和訳とコメントを投稿する。受講者はそれらを読んだ上で授業に望む。授業では、担当者が他の受講者の和訳・コメントについて論評を行った上で、担当作品の任意の箇所の英文和訳を行い、また作品について論評する。

 各回の課題については、別途授業用ウェブページに載せる。上記文学史に収録された作品を取捨選択する予定だが、授業で扱わない作品も各自で読むことが求められる。

 月曜5限等にヴィデオ上映会を開催し、学期中に重要な映画作品を見てもらうことも検討する。

 学期末に、自分で選んだ作品1点について論じる口頭発表をしてもらう。トピックは各受講生と教員とで相談して決める。また、期末レポート1点(英文)を課す。 

 成績評価の方法:

 基礎的な英語力を有することを単位取得の条件とする。そのうえで、授業点50%、期末レポート50%。欠席3回で単位放棄とみなす。遅刻2回で欠席1回分とする。

 教科書:

Nina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 2: 1865 to the Present (Shorter Eighth Edition) (Norton, 2012) [ISBN: 978-0393918878] 各自購入のこと。

 参考書:

Greil Marcus and Werner Sollors, ed., A New Literary History of America 

Emory Elliot, et al., ed. Columbia Literary History of the United States

・渡辺利雄『講義アメリカ文学史』(全3巻+補遺)

・平石貴樹『アメリカ文学史』

・亀井俊介『アメリカ文学史』(全3巻)

・その他、授業HPもしくはMLにて紹介する。

 注意事項:

・授業関連の連絡は、授業HPもしくはMLにて行う。

・本授業はアメリカ言語文化講座開講の「アメリカ文学・文化論 Ib」との合併授業である。

・次年度はNina Baym, et al., ed., The Norton Anthology of American Literature, Vol. 1: Beginnings to 1865 (Shorter Eighth Edition) をテクストとして用いる計画である。

・授業HPは次の通り:

 http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures15/amcul15/amcul15a.html

 

 

国際多元文化特殊講義IIb

副題:文化研究の方法論──絵画を読み解く、文字テクストを読み解く

担当教員:上原早苗

開講時限:木曜5

教室:北棟107

 目的・ねらい:

授業で学んだ批評の枠組みを実際に使用しながら、絵画や文字テクストを分析することで、方法論を用いる応用力を養う。

 履修条件等:

授業の最初に、前期授業で学んだ文化研究の方法論を簡単に復習し、学習内容を確認するが、前期開講の「国際多元文化特殊講義 IIa」を履修していることが望ましい。

 授業内容(講義):

この授業は、19世紀イギリスにおいて物議を醸した絵画や文学テクストを取り上げ、 なぜセンセーションを巻き起こしたのか、その理由に迫ろうとするものである。特に注 目したいのは、こうした絵画や文学テクストには、解釈しようとしても解釈されること を拒み、それが物議を醸した理由と密接不可分に関わっているという点である。この授 業で扱うのは主として、イギリスの画家(ロセッティ、ハント、A. L. エッグ等)および作家(ハーディ)の作品だが、予備知識は特に必要ではない。

授業の具体的な展開は以下のとおりである。
1
導入 文化研究の方法論の復習 

2 意味に解消されることを拒む絵画とは 

3 絵画を読む(1) ロセッティ「受胎告知」

4 絵画を読む(2) ハント「良心の目覚め」、A. L. エッグ「過去と現在」

5 意味に解消されることを拒む文字テクストとは

6 文学テクストを読む(1)ハーディ『テス』

7 文学テクストを読む(2)ハーディ『ジュード』

8 解釈再考 絵画・文字テクストを解釈することは可能か


なお、授業の進め方としては、講義を行うだけではなく、受講者のレポートの作成や発表、討論等を通じて、より大きな成果をあげてゆきたい。この授業の受講者として 念頭にあるのは、文化研究の方法論を学びたいと思っている学生、あるいは自身の研究 を理論的に先鋭なものにしたいと考えている学生だが、知的好奇心のある「勤勉な」学 生であれば、誰でも受講することを歓迎する。

 成績評価の方法:

授業への貢献度(50%、注意事項2を参照のこと)、レポート(50%)

 教科書:

初回の授業で指定されたウェッブ・サイトから画像・電子テクストをダウンロードし、プリントアウトしたものを使う。

〈画像〉 ロセッティ「受胎告知」、ハント「良心の目覚め」 A. L. エッグ「過去と現在」
〈文字テクスト〉
Thomas Hardy, Tess of the d’Urbervilles (London: Macmillan, 1912), Phases 1 & 2.

トマス・ハーディ『ダーバヴィル家のテス』(邦訳は色々あるが、井出弘之訳が名訳。) Thomas Hardy, Jude the Obscure (London: Macmillan, 1912), Part 1.

 参考書:

池田潔 『自由と規律』(岩波新書)

 注意事項:

1本授業は、「ヨーロッパ文化分析批評論b」との合併授業である。2グルーパあるいはペアによる討論の時間が多いため、積極的に意見を述べることが期待される。3受講を検討しているが初回の授業に出席できない場合は、予め 担当教員に相談すること。4オフィスアワー:随時。ただしメールにて面談の予約をと ること。5平成26年度「社会人特別選抜」枠での入学者:集中講義の希望があれば、同一授業を夏期休暇中に開講する。

 

 

国際多元文化特殊講義IIIb

副題:  Introduction to bisexual studies

担当教員: Chikako Matsushita

開講時限:火曜2

教室:北棟 107

目的・ねらい:

1. Understand theoretical concepts and terminology in the field of sexuality studies.

2. Develop a strong scholarly argument.

履修条件等:

授業内容(演習):

This course aims to offer critical insights into human sexuality expressed, viewed and constructed in various texts. Providing students with a critical overview of theory and research on gender and sexuality, especially from the first volume of Michel Foucault’s History of Sexuality, it will introduce how to analyze “critically” and “academically” the desires and the pleasures that faculty might obtain from various sexual images. Bisexuality will be the special feature of this semester.

成績評価の方法:

Students will be evaluated according to their participation (30%), mid-semester report (30%) and a final report (40%).

教科書・参考書等:

Marjorie Garber, Vice Versa.

注意事項:

英語コースG30との合併授業です。

オフィスアワー:火木・正午~午後1(メールなどで事前に予約すること)

 

 

国際多元文化特殊講義IVb

(今期は開講しない。)

 

 

国際多元文化演習b

副題:ドラマ/パフォーマンス研究入門

担当教員:村主幸一

開講時限:金曜2限

教室:北棟107

目的・ねらい:

I ドラマの特性を捉える能力を訓練する

1)研究書を輪読することによって、演劇テキスト読解に関する「基礎的な理解力」を養う。今学期は、Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays, 3rd ed. (London: Bloomsbury Academic, 2010), Ch. 4を中心に読み進める。この章は演劇におけるプロットとアクションを扱っている(章の項目を以下に示す)。

2)演劇作品を議論することによって「応用力」を養う。議論する作品はシェイクスピア作『リア王』と『マクベス』。

Chapter 4 Plot and action 77

<Plot, action and situation>

Action and events

Situations and their elaboration 79

The theatre of situations 80

<Modelling action> 81

Scales of action

From Aristotle to the well-made play

Shape of the action

Genre and structure

Boal and coercion

Tragedy and history

The arrangement of plots and action sequences

Plays within plays, metaheatricality and levels of fiction

<Story, plot and narration> 92

Story and plot

The telling of stories

Live and narrated action

Condensation, decorum, emotional effect and aesthetic thrill

Stageability, liaison, argument and pleasure

Character perspectives and choric functions

Silent narration

<Character and scenes> 99

What is a scene?

French scene analysis

Bits, beats and musicality

Agon and contradiction

II 研究方法、論文の書き方を体系的に修得する

みなさんがこれから修士論文や博士論文を執筆する過程で教員からそのときどきにアドバイスを受けることと思いますが、早い時期に「体系的に」理解しておき、執筆の過程で繰り返し振り返ることが大切です。論文執筆の技法はたんに知識としての理解だけではなかなか身につかないと、学生諸君を見ていて感じます。論文執筆の技法は身体的訓練によるしかないとでも言えましょうか。自分で実際に取り組む中で自己反省を繰り返すプロセスが大事です(この自己反省がたいていは甘いのです)。自己反省できる基礎を作ります。目指すのは論文作成の実践力です。

III 英語論文を読む力をつけるための訓練をする

この読みの力は研究にとても役立ちます。英語ができるから英語論文が読んで理解できるかというとなかなか困難のようだと、これも学生諸君を見ていて思います。あなたはご自分のリサーチを日本語文献の範囲に、また母語文献の範囲に限定しようとしていますか。英語文献をリサーチしないでおいて、先行研究はないと豪語している学生も見かけます。とても残念だし、もったいないです。少し英語文献を覗いてみると、すぐに今まで知らなかった理論やアプローチが見つかることが多いからです。目指すのは研究ツールとして不可欠な英文読解の応用力と実践力を養成することです。

履修条件等:

とくになし。

講義内容:

〔概要〕と〔授業方法および計画〕

(ア)について:1)後期では2つの演劇作品を取り上げディスカッションします。参加者にこれらの演劇作品について前もって「質問文」を作成していただき、集まった「質問文」を土台にして議論します。2)論文や研究書を輪読形式で議論の要点を捉えながら読み進めます。これは上記1)の作業をしないとき、すなわち回数としては最も多くなります。今学期は演劇論を扱った研究書(英語)をテキストとします。授業での課題は、当番を決め、その日に読み進んだテキストの要約(日本語)を作ってもらい、それを教員が加筆修正し、受講者全員にメール配布し、その日のテキストの内容理解を確認しながら進むという方法を取ります。3)ビデオ鑑賞。上記1)と2)以外のときに。1学期に1~2回、鑑賞体験をもとに作品について議論します。

(イ)について:教員が作成した冊子を用い、それに補足しながら、「研究」「論文」の概念を確立してもらうようにします。また、研究や論文執筆について学生が抱く疑問点についてクラスで考えます。

(ウ)について:そのねらいを、上記(ア)における2)の輪読作業を通して追求します。

成績評価の方法:

授業への参加(課題・提出物を含む)(50%)と学期末レポート(50%)。

教科書:

・2つの演劇作品(各自で購入か図書館蔵書利用)

Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying Plays, 3rd ed. (London: Bloomsbury Academic, 2010)(各自で複写)

・村主幸一『論文の手ほどき』など、教員の作成した教材資料。

参考書:

(以下の他には、Simon Shepherd and Mick Wallis, Studying PlaysBibliographyを参照)

・村主幸一『シェイクスピアと身体 危機的ローマの舞台化』(人文書院、2013

・オリヴァー・タプリン『ギリシア悲劇を上演する』岩谷智・太田耕人訳(リブロポート、1991

・マーティン・エスリン『ドラマを解剖する』山内登美雄訳(紀伊国屋書店、1978

・鈴木忠志・中村雄二郎『劇的言語』(白水社、1977

・鈴木忠志『演劇とは何か』(岩波新書、1988

Phillip B. Zarrilli, Bruce McConachie, Gary Jay Williams, and Carol Fisher Sorgenfrei, Theatre Histories: An Introduction, ed. Gary Jay Williams (New York and London: Routledge, 2006)

Dramatic Theory and Criticism, ed. Bernard Frank Dukore and B. F. Dukore (New York: Holt, Rinehart and Winston, 1997)

Theories of the Theatre: A Historical and Critical Survey, from the Greeks to the Present by Marvin Carlson, expanded edition (Cornell Univ. Press, 1993)

Theatre/Theory/Theatre: The Major Critical Texts from Aristotle and Zeami to Soyinka and Havel, ed. Daniel Gerould (New York: Applause, 2003)

Mark Fortier, Theory/Theatre: An Introduction, 2nd edition (London and New York: Routledge, 2002)

Critical Theory and Performance, revised and enlarged edition, ed. Janelle G. Reinelt and Joseph R. Roach (Ann Arbor: Univ. of Michigan Press, 2007)

Performance: Critical Concepts in Literary and Cultural Studies, ed. Philip Auslander (London and New York: Routledge, 2003), 4 vols.

Modern Drama: Critical Concepts in Literary and Cultural Studies, ed. Martin Puchner (London: Routledge, 2008), 4 vols,

注意事項:

・前後期の両方を受講することを強く勧めます。

 

 

 

B

情報システム基礎演習b

担当教員:小松 雅宏

開講時限:水曜4

教室:CALL2

講義目的

この演習では、膨大な電子化された文書等のデータから必要な情報を取り出す為にプログラムによる基礎的なデータ処理を学ぶ。最低限の電子データ(特に文書データ)処理を自力で行うための実践的な技量の習得を目的とする。

授業内容

 PERLというコンピュータのプログラム言語を用いて基礎的なプログラミングの演習を行いつつ、プログラミングの考え方や言語処理への応用の基本的知識を習得する。

 プログラミング言語PERLはプログラミング言語の習得において非常にわかりやすく、特に文字列処理や言語処理に向いた言語の一つとして広く用いられている。プラットフォーム(UNIX, Windows, Mac)への依存性が低く幅広いPC環境で利用可能である。演習はプログラミング言語の習得を目的とし、プログラミングの基礎として、ループ、条件判断、配列、PERLの優れた特徴である連想記憶配列、文字列処理の応用としての正規表現、置換といったことを習得する。大量のデータにおける統計処理(平均、最頻値、標準偏差)の基礎知識とその誤差に関してもコンピュータシミュレーションを元に誤差を体感しながら学習する。

Perlプログラミングの基礎復習 (変数、ループ、条件分岐、配列、データ入出力)

ディレクトリ操作、テキスト処理

基本の統計情報とその算出

基本の統計情報とその誤差

最終演習

教科書・参考文献

深沢千尋著『すぐわかる Perl』、技術評論社、ISBN4-7741-0817-0:他

成績評価方法・基準

演習の授業のため、出席状況と毎回の授業で作成したプログラムの評価により成績を決める。

履修要件・関連する授業

特に必須条件は無いが、キーボード入力に抵抗が無いことが望ましい。

授業についての問い合わせ

メールでの質問などはつねに受け付けます。

連絡先

komatsu@nagoya-u.jp

国際言語文化研究科棟2201号室

 

 

マルチメディア技術演習b

担当教員:後藤明史

開講時限:火曜3

教室:工 スタジオ

本授業の目的及び目標

ビデオ教材制作等に必要なデジタルスキルを身につけることを目標とします。

情報基盤センターのメディアスタジオを活用し、電子書籍などを制作することを通して、メディアコンテンツの制作能力を習得する。コンテンツ制作に必要なビデオ、コンピュータ関連の基礎的な知識を獲得し、企画、取材、撮影、編集、オーサリングを行い電子書籍等を制作します。

講義概要

1.PodcastYouTubeUstream などインターネットでの映像利用について解説し、実習を行います。

2.Webサイト作成サービスなどを利用し効率的にWebサイト作成をする実習を行います。

3.マルチメディアを活用した電子書籍を実際に制作することを課題とします。

過去にはグループで語学学習用の電子教科書(日本語、英語、中国語、タイ語)、電子レシピ、店舗紹介等を制作しました。

これらの作品を事前に視聴したい場合は担当教員に連絡を下さい。

教科書、参考書等

教科書は使用しません。参考書は授業で紹介します。

成績評価の方法

履修取り下げ制度を採用します。授業への取り組み方(50%)、提出課題で評価を行います(50%)。

履修条件・関連する授業等

内容は前期に開講されるマルチメディア技術演習 aから連続するが、後期からの受講も可能です。

授業についての問い合わせ

メールでの質問などは常に受け付けます。オフィスアワーは随時です。メール等であらかじめ連絡を取って下さい。

連絡先

goto@media.nagoya-u.ac.jp

全学教育棟北館2階201

 

 

eラーニング技術演習b

担当教員:尾関 修治

開講時限:金曜3限

教室:北棟309

目的・ねらい:

英語教育をはじめとした教育現場でコンピュータとネットワーク(ICT)をいかに教育支援に活用するかを学ぶ。単に利用のテクニックや開発手法だけでなく、ICTの活用が教育にどのような意味を持つのかについても議論する。今期は特に自主学習を支援するドリル問題型教材の開発と学習支援サイトの運用を中心に学ぶ。

履修条件等:

コンピュータとインターネット利用に関して一般的な技能が必要。HTMLその他のweb技術についても既習であることが望ましい。

講義内容:

〔概要〕

英語教育はいくつかの特徴からICTの利用が活発な領域である:学習者の年齢等の幅が広い;シラバスが確立されている;音声教材が必須である;その他。英語教育でのeラーニング開発と活用を学ぶことで他の領域での教育支援にも応用可能な技術と知見を得ることができる。

 以下の内容をそれぞれ1回ないし数回の授業で取り上げ演習する:

eラーニングとは何か。語学eラーニングに求められるもの。

eラーニング教材作成の実際

・学習支援サイトの設置と運用

 以下のサービスとツールを取り上げ、解説と実習を行なう:HTMLCSS, JavaScript, Hot PotatoesXoopsHP等の教材作成ツール,音声のデジタイズとポッドキャスト, 動画のエンコーディングと共有,XOOPSMoodle等のLMS

予定されるレポート課題の例:自習型eラーニングコースの制作とMoodleでの運用

〔授業方法および計画〕

1) ICT利用教育とは何か。英語利用教育に求められるもの。

2) 学習支援サイトの設置と運用

3) 英語eラーニング教材作成実習

4) LMSの導入と運用

5) 課題発表・講評とまとめ

成績評価の方法:

開発や議論を重ねることで自分のアイデアをどのように発展させていったかというプロセスを重視して評価する。したがって、講義期間を通して授業サイト上のWiki等に記述したメモや課題が直接的な評価の対象となる。

教科書・参考書等:

HTMLの文法書等を必要に応じて使用する。他に関連論文を配布する。

注意事項:

特になし。

 

 

言語統計学b

(今年度は開講しない)

 

 

言語科学演習b

(今年度は開講しない)

 

 

 

C

翻訳技術演習Ib

副題:ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の時代精神と社会風潮

担当教員:松岡光治

開講時限:火曜2

教室:文総623

講義目的

英国ヴィクトリア朝後期(1870-1901)の都市文化を研究する一次資料として小説を使い、研究に必要な調査力、読解力、分析力、想像力、発表力、修正力を強化する。具体的には、英語文献の精読と関連文献の渉猟によって、当時の時代精神と社会風潮の表層的な現象を理解するための基礎力、そして個別の都市文化の深層に隠れた真相を読み取るための実践力の養成を目的とする。同時に、小説の原書の輪読を通して英語読解力の基礎を固め、将来高校や大学レヴェルの英語教員になるために必要な文法と構文の実践的な運用能力の養成も目指す。さらに、人口に膾炙した問題でも、新たな解釈ができるような独自の視点の発見に努める。

履修要件

授業で扱うテキストは比較的難易度の高い英語の小説であるから、時間をかけて文法と前後関係を押さえる予習が必要となる。また、担当以外の箇所も真摯に予習する義務が課される。

授業内容

ヴィクトリア朝の小説家(特にディケンズ、ギャスケル、コリンズ、ギッシング)の作品には、当時の人々が都市に対して抱いていたアンビヴァレンスをイメージ化した言説が充満している。ヴィクトリア朝の都市は、単なる背景を提供する場ではなく、綺羅星のように光かがやくと同時に、悪夢のように恐ろしい空間であった。都市の繁栄の裏面にあるスラム街、貧困、犯罪、売春、アヘン中毒などは、そうした都市空間の脆弱さを表象したものだと言える。授業では、このように近代人の意識が捉えた都市のイメージをできるだけ多くの点から考察する。授業ではヴィクトリア朝後期の小説家ジョージ・ギッシングの短篇小説(“Too Dearly Bought”, “Fleet-Footed Hester”, “An Inspiration” その他)を輪読する。秀才で将来を嘱望されていたギッシングは、街の女を助けるために友人の金を盗んで退学となり、流離落魄の悲惨な実生活から材料を得て書いた自然主義的な作品が多い。作品を精読すると同時に、その背景としての時代精神と社会風潮を読み解く。

a. 初回の授業では、教員がギッシングの生涯、彼が活躍した当時のロンドン、ヴィクトリア朝後期の帝国主義を概説し、短篇の冒頭部分の翻訳と注釈および鍵語の解説を行う。そのあと、次週からの担当者を割り振り、順番を決める。

b. 担当者は、担当箇所の英文を文法および前後関係の両面から精読し、日本語の翻訳を推敲し、語句注、鍵語解説、関連画像を入れたワード文書を作成し、担当時に教員と他の受講者に配布する。担当しない受講者も必ず毎週予習をし、質問とコメントを準備しておくこと。

c. 授業では、担当者がテキストの音読と翻訳をし、その他の解説を加え、随時、教員と他の受講者が質問とコメントを投げかけながら、作者の意図や当時の時代精神と社会風潮について議論する。同時に、教員がいかにして英文を達意の日本文に翻訳するか、その技術を指導していく。

d. 専用のメーリング・リスト(urban@lang.nagoya-u.ac.jp)が開設してあるので、授業時間以外でも、積極的に質疑応答を行う。

e. 最終回は、精読したテキストの内容を踏まえ、後期ヴィクトリア朝の時代精神と社会風潮およびギッシングの自然主義的な思想について全員で議論し、それぞれ結論を導き出す。

f. 各自が担当した箇所の翻訳その他の配布資料については、授業での質疑応答を踏まえて加筆修正し、学期末レポートとして提出する。

成績評価方法・基準

担当箇所の発表(50%)、質疑応答への参加(20%)、学期末のレポート(30%)。

教科書:

初回の授業で指定されたウェブ・サイトから電子テキストをダウンロードし、プリントアウトしたものを使う。

使用テキスト:George Gissing, “Too Dearly Bought”, “Fleet-Footed Hester”, “An Inspiration”

http://www. lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/urban/gg-bought.doc

http://www. lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/urban/gg-hester.doc

http://www. lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/urban/gg-inspiration.doc

参考文献

松岡光治(編)『ギッシングを通して見る後期ヴィクトリア朝の社会と文化』(渓水社、2007年)

Pierre Coustillas, The Heroic Life of George Gissing, 3 vols. (Pickering, 2011-12)

ギッシングに関する情報は担当教員のウェブ・サイトを参照のこと。

http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~matsuoka/Gissing.html

注意事項:

正当な理由があれば授業の欠席を許可するが、担当箇所は事前にメーリング・リストに流すこと。

 

 

翻訳技術演習IIb

担当教員:中西須美

開講時限:木曜2

教室:文総623

講義目的

この授業では、現代国際社会における高度専門職業としての翻訳に必要な技術を習得することを目的とします。単なる和文英訳にとどまらず、プロフェッショナルな翻訳技術についての知見を広め、将来、みなさんが実務翻訳にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけるために、次のような能力の向上を目標とします。

1. 多様な文体の日本語原文を一定の時間内に正確に英語へ翻訳すること。

2. 作成した翻訳文について発表し、注目すべきポイントを解説すること。

3. 他者の作成した翻訳文について適切な批評をすること。

授業内容

この授業では、主に日本語から英語への翻訳演習を行います。使用する翻訳課題は、フィクション、ノンフィクション、定期刊行物、パンフレット、企業等の資料、邦画の英語字幕、アカデミックな内容の英文作成など、おもにウェブから選定します。実務翻訳を視野に入れ、さまざまな文体の英語翻訳に挑戦します。授業は以下のように進めます。

1. 演習形式であるため、翻訳を相互に発表し、全員で意見を述べあうことを重視します。授業中に発言が無い/少ない場合は減点対象になります。

2. 初回の授業では、短い日本語原文を読み、一定の時間内に英訳します。和英辞書または辞書機能のある電子機器を持参してください。しあがった翻訳文を比較検討しながら、全員でディスカッションをおこないます。

3. 2回以降の課題と授業計画については、初回の授業で説明します。

教科書・参考書

教科書は特にありませんが、参考書は必要に応じて授業中に紹介します。

授業期間中の課題・宿題等

原則として、翌週の授業までに課題の翻訳をしあげ、レジュメを作成し、授業時に発表して質疑応答をおこないます。受講者の人数によっては、2回に分けることもあり、その場合は翌々週の発表になることもあります。

成績評価方法・基準成績

評価方法・基準 1.演習への積極性(出席・無断欠席をしないこと・遅刻をしないこと・翻訳課題の提出・ディスカッション)50% 2.翻訳文のクォリティー 50%

履修要件・関連する授業

履修要件ではありませんが、翻訳技術演習 II a(英語から日本語への翻訳)を合わせて履修することが望ましい授業構成になっています。

授業についての問い合わせ

メールでの質問などは常に受け付けます。

連絡先:nakanishi.sumi@mac.com

 

 

言語表現技術演習b

副題:Innovative Writing and Translation
担当教員:長畑明利
開講時限:金曜5限
教室:文総623

目的・ねらい:

英語を介した文学・文化研究を通して、高度の英文読解・作文・発表・議論等を行う能力を高める。革新的な文学作品に親しむ。翻訳に見出しうる種々の文化的意義について考察する。

履修条件等:

学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。TOEFL(PBT) 550程度以上。

講義内容:

 英語圏を中心とする革新的文学のいくつか——特に、日本やアジアに関連するもの——を採り上げ、そこに見られる翻訳および外国語の扱いとその意義について考察する。さらに、それらの作品が用いている創作上の方法について検討する。授業の中心となるのはEzra Poundの作品例だが、より新しい時代の作家・詩人たち(Kenneth RexrothRosmarie WaldropTheresa Hak Kyung ChaYoko Tawadaなど)の作品を採り上げ、それぞれの詩人が翻訳・外国語について、どのような方法を用いて、どのような態度を採っているかについて検討する。具体的な授業計画については、後日授業 HP に掲載する。

 授業は発表形式で行う。授業用メーリングリストを作成するので、各回の担当者は、授業前日までにポジション・ペーパーを投稿し、参加者はそれを読んだ上で授業に出る。なお、授業は英語で行い、英語以外の文献も英訳を用いる。

成績評価の方法:

授業点(10%)、中間レポート(20%)、口頭発表およびポジション・ペーパー(30%)、期末レポート(40%)の予定。

テキスト:

プリント、ウェッブの文書を使用する予定だが、教科書を指定する場合は、授業 HP で連絡する。

参考書:

授業 HPもしくは ML にて紹介する。

注意事項:授業 HP 

http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures15/modernism/modernism15.html 

注意事項:

 本授業はG30比較言語文化コース "Literary Modernism and the Avant-Garde" との合併授業である。

 

 

通訳技術演習b

担当教員:中西須美

開講時限:木曜4

教室:文総623

講義目的

この授業では、現代国際社会における高度専門職業としての通訳に必要な技術の習得することを目的とします。会議通訳者、官庁の通訳官、企業内通訳者、国際機関・地方自治体・NGO/NPO組織のバイリンガル・スタッフなど、将来、みなさんが通訳業務にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけるために、次のような能力の向上を目標とします。

1. 多様なトピックの日本語スピーチを正確に聴きやすく英語通訳すること。

2. 逐次通訳と同時通訳のためのトレーニングを通し、英語の応用力だけでなく、日本語の語彙や表現力をもレベルアップすること。

3. 通訳者になるための研鑽を通し、異文化交流の担い手となること。

授業内容

この授業では、主に日本語から英語への通訳演習を行います。パラグラフ・サマリー、チャンキング、サイト・トランスレーション、テクニカルタームのクイックレスポンス、シャドーイング、リプロダクションなどを経て、逐次通訳を中心に演習を行い、同時通訳にも挑戦します。前期の通訳技術演習aと異なる点は、アテンド通訳、日本国内観光ガイド通訳、イベント通訳、ミーティングでの英語ウィスパリングなどに必要な表現とスキル習得のための演習が多く取り入れられることです。授業は以下のように進めます。

1. 初回の授業では、ペアを組み、それぞれ数分間程度の簡単な逐次通訳をクラス全員の前でおこないます。携帯可能な和英辞書または辞書機能のある電子機器、メモ用の筆記用具を持参して下さい。

2. 2回以降の授業計画については初回の授業で説明します。期末プレゼンテーションとして、日本国内の観光地をひとつ選び、英語で通訳ガイドを行うシミュレーションを、パワーポイントを使って発表します。

3. 原稿のあるスピーチ、音声のみで原稿無し、原稿があってもスピーカーが原稿に無いことをアドリブで話す、または原稿の一部を予告無しに飛ばして話すなど、通訳現場のリアリティを取り入れたさまざまな状況下での通訳に挑戦します。同時通訳システムを利用する授業があります。

教科書・参考書等

教科書は特に定めず、さまざまな通訳者養成教材(テキスト/オーディオ/ヴィデオ)を使用する予定です。参考書は必要に応じて授業中に紹介します。

授業期間中の課題・宿題等

原則として、翌週の授業のための準備にあたる宿題があります。配布されたプリントの学習、通訳のための原稿作成、通訳準備に必要なリサーチなどが含まれます。また、期末プレゼンテーションのためのリサーチと資料作成は、各自で早めに取りかかって下さい。

成績評価方法・基準

1.演習への積極性(出席・通訳パフォーマンス)50% 2.期末プレゼンテーションのクォリティー 50%

履修要件・関連する授業

履修要件ではありませんが、翻訳技術演習IIa(英語から日本語への翻訳)を合わせて履修することが望ましい授業構成になっています。

授業についての問い合わせ

メールでの質問などは常に受け付けます。

連絡先: nakanishi.sumi@mac.com

 

 

コミュニティー通訳特殊研究2

担当教員:水野真木子

開講時限:集中講義

教室:後日通知

講義目的

日本に滞在する外国人の数の増加とともに、司法、医療、教育などの現場で通訳するコミュニティー通訳の需要が増しています。この授業では、司法、医療、行政、教育など、コミュニティー通訳についての各論を詳しく学んでいきます。また、音声教材やプリントを使用したトレーニングを行い、司法や医療などの様々な場面で通訳するのに必要な、より専門的で実践的な通訳技術を身につけます。

授業内容

1)司法通訳の意義や特徴、日本の現状と問題点について学びます。

2)医療通訳の意義や特徴、日本の現状と問題点について学びます。

3)行政通訳、教育通訳、災害時ボランティア通訳の意義や特徴、日本の現状と問題点について学びます。

4)司法、医療などの現場での通訳を想定したロールプレイやサイト・トランスレーション、メモ取りを含んだ逐次通訳の練習をします。

教科書・参考書等:

教科書:水野真木子・内藤稔『コミュニティ通訳――多文化共生社会のコミュニケーション』みすず書房

授業期間中の課題・宿題等

プリント教材のサイト・トランスレーションなどの宿題を出します。

成績評価方法・基準

授業中に行う通訳のパフォーマンスと、最終日に行う授業内容の理解度を確認するための論述テストの結果を見て、総合的に判断します。

履修要件・関連する授業

履修要件は特にありませんが、通訳に関する授業を履修しているのが望ましいです。

授業についての問い合わせ

メールでの質問などは常に受けつけます。m-mizuno@kinjo-u.ac.jp

 

 

 

 

D

英語表現演習Ib

担当教員:Simon Potter

開講時限:水曜5

教室:文総(Bunso) 522

Objectives:

To do some projects connected to the subject of ethics, especially in regard to major religions in the world; to gain some experience in writing short essays and a term paper in English; and to use the English language in the context of an academic seminar. 

Contents:

The class meetings will be devoted to discussing the sections in the textbook which deal with ethics in regard to Hinduism (under the rubric of râja yoga), Buddhism, Judaism, Christianity, Islam, Confucianism, and Taoism.  Each week, students will be expected to write a short essay of approximately 500 words related to the assigned section, and these essays might be integrated into the class discussions.  Besides the weekly assignments, students will be required to do a longer, individual research-based project that will be due in the penultimate week of term; this will be a “term paper” of 2000 to 3000 words of text, supplemented by notes and references, and each student’s theme will need to be approved after consultation with the professor early in the term.

Teaching Methods:

The professor will handle the class meetings in a seminar format emphasizing discussion and/or explanation.

Textbook:

An Interview with Prânavichâra about the Subject of Ethics (newest version), which will be made available by the professor from the first class meeting. 

Reference Books:

At least one dictionary and a standard grammar book for working with the English language are recommended. 

Grading:

Sixty percent of the course grade will be based on the results of the weekly activities, mainly the written essays (but participation might be taken into account), and forty percent will be based on the term paper.  Please note that all written projects will need to be submitted on time and that late ones will not be accepted for grading. 

Notes:

In the event of too many students wanting to take the course, up to fifteen will be selected according to a written project that will be given in the first meeting.  To maintain academic integrity, G-30 postgraduates will be expected to perform at a higher level than the others and, hence, will be graded more strictly.  For the same reason, any instance of discovered plagiarism automatically results in the guilty person receiving a failing grade for the entire course.

 

 

英語表現演習IIb

担当教員:Edward T. W. Haig

開講時限:木曜3

教室:北棟(Kita Tou301

◇講義目的
本講義では、批判的言説分析(以下 CDA:Critical Discourse Analysis)分析方法を研究手段とし、マスメディアが社会の力関係から受ける影響、またマスメディアがそれに与える影響そしてこの力関係がメディアテクストで具現化される様相を考察し、批評的メディアリテラシーの確固たる基礎を学習することを授業のねらいとする。
◇授業内容
近年様々なタイプのメディアの様相が変わりつつあるにもかかわらず、唯一不動の地位にあるのが「言葉」であり、広義には「記号現象」(semiosis)である。したがって、理論ベースでメディアにおける「言葉」を理解することはまさにメディアプロフェッショナル教育にとって不可欠である。また、「言説」の概念は人文学と社会科学の学問分野において非常に注目を集めるようになってきており、これまで分析カテゴリーの中でも最も重要なものの一つといわれている「イディオロギー」に取って代わった分析カテゴリーがまさに「言説」分析である、といっても過言ではない。「言説」とは正確にどういうものか?そしてどのようにしてメディアテクストにおける「言説」を分析するのか?他の様々な言説分析と同様、CDAは社会が生産するコンテクストの中における「言葉」を分析するが、(1)言葉と社会の関係そして(2)「言説の学術的研究」と「社会的局面から研究された言説」との関係、これら2 つの関係に対する見解においてCDAは他の言説分析と異なる見解をもつ。はじめに、CDAには言説とコンテクストの間に弁証的関係があるという仮説が潜在しています。つまり言説は、場面、組織、社会構成の要因により構築され、またそれら要因が言説を構築するという相互的な働きをする。言説はコンテクストと弁証的関係にあるため、社会に大きな影響を与えていると考えられる。イディオロギーに包含されている言葉の使用やそこに潜在する力の関係はしばしば見過ごされる傾向にあるが、CDAにおいてテクストとコンテクストの分析に言語学的・社会学的理論の両方を応用することによって、これら見え隠れしている言説の局面に透明性を持たせることを試みている。次にCDAは社会科学/言語学研究の公平かつ主観的な研究形式ととるのではなく、むしろ政治に深く関連し、支配/抑圧されている団体のサイドとしての見解をとる姿勢を示す。
本科目は主に以下に挙げる2つのアプローチで進めてゆく:
(1)CDA理論と分析方法の導入。
(2)選定された様々なメディアテクスト(例えば:新聞、雑誌記事、広告、テレビ放送、映画、インターネット)におけるCDAの実践的応用。
◇成績評価方法・基準
出席率(10%)、授業での議論の積極的参加(30%)、中間発表(20%)、小論文(40%)。
◇教科書・参考文献等
授業中に紹介する。
◇履修要件・関連する授業
原則として、授業は日本語で行うものとする。本授業はメディアプロフェッショナルコースの「メディア言語分析論」との合併授業である。

 

 

 

英語表現演習IIIb

副題:

担当教員:Christopher J. Armstrong

開講時限:金曜2

教室:文総(Bunso623

目的・ねらい:
This course aims to develop students’ academic writing, discussion, and presentations skills through an exploration of the literary and cultural contexts of the 1920s.

履修条件等:
Students should be functional in spoken and written English. Review of the styles and conventions of academic writing, discussion, and presentation will be provided as needed.

講義内容:
The course will focus on F. Scott Fitzgerald and the 1920s, through a careful study of his masterpiece The Great Gatsby as well as related short stories and essays by both Scott and Zelda Fitzgerald. The skills component of the course will focus on developing academic skills specific to literary studies, with a conference paper and presentation as the main projects in the course. Students will learn how to draft a proposal, conduct correspondence by email; plan, research and compose a short essay; and develop their skills for academic presentations. In addition to issues of academic format and style, attention will also be given to the use of critical and historical sources in developing the argument of a literary essay.

成績評価の方法:

Preparation and Discussion: 50%
Each week, students will prepare oral or written responses to the assigned readings. Students should become familiar with the relevant background materials and be ready to engage in critical and theoretical discussions of the issues at hand.

Presentation and Essay: 50%
There will be one formal presentation focusing on an aspect of the text or text and context.

教科書・参考書等:

(1) Fitzgerald, F. Scott. The Great Gatsby. Ed. Ruth Prigozy. Oxford: Oxford UP, 2008.

(2) In addition to the text, students may find the following critical sources useful (not required):

Beuka, Robert. American Icon: Fitzgerald's The Great Gatsby in Critical and Cultural Context. Rochester: Camden House, 2011.

Curnutt, Kirk. ed. A Historical Guide to F. Scott Fitzgerald. Oxford: Oxford UP, 2004.

(3) A list of other readings will be distributed in the first few weeks of class.

注意事項:
Students are expected to prepare for each class by doing the relevant critical and biographical research on their own, in addition to preparing their responses to the assigned readings.

 

 

 

英語表現演習IVb

担当教員:Jeremy Cross

開講時限:月曜5

教室:文総(Bunso623

講義目的

To explore L2 pedagogy and learning from the perspective of sociocultural theory.

履修条件等

You need to be at least an advanced learner of English to fully participate and benefit from this class.

授業内容

We will focus on sociocultural theory and practice from a pedagogical perspective. Underlying concepts such as the ZPD, Activity Theory, and dynamic assessment will be covered, as well as empirical research which examines the application of such notions in relation to L2 reading, writing, listening and speaking.

成績評価方法・基準

Attendance, participation, preparedness for lessons and presentations.

教科書・参考文献等

Swain, M., Kinnear, P. & Steinman, L. (2010). Sociocultural Theory in Second Language Education: An Introduction Through Narratives. NY: Multilingual Matters.

履修要件・関連する授業

Students are expected to complete the assigned reading before each lesson. In class, students are expected to engage in small-group discussions based on what they have read. A different group member will prepare discussion questions, lead the discussion each week, and present discussion outcomes to the rest of the class. This course is a precursor to Sociocultural Perspectives on Language Learning II.

 

 

英語表現演習Vb

副題:Studies in Postmodernity and Beyond

担当教員:Mark Weeks

開講時限:水曜4

教室:文総(Bunso522

講義目的

1. While deepening students’ understanding of modern cultural transformations, the course aims to develop the ability to engage critically with challenging texts.

2. Students will practice creative, critical exchange of ideas as well as using research to support a clear, effective argument in English.

3. The course seeks to foster motivation and skills to think deeply, critically and flexibly across creative and scholarly fields so as to make innovative future contributions to important cultural discourses and decision-making.

授業内容

The uncertainty attending cultural acceleration and economically driven globalization generates numerous forms of response, from protest to resignation, from immersion to escape. This cross-disciplinary course explores the complex interaction of forces determining the way societies and individuals function in this ever-changing environment through the work of some of the most influential, innovative thinkers and artists of recent decades. A central focus is a movement away from traditional concepts of a unitary society or self towards dynamic models of “playful” interaction, multiplicity and self-creation. Yet without a stable sense of identity formed through lasting social, cultural attachments are citizens left helpless? If so, what strategies of resistance are available? The following is a tentative list of themes, most based on short readings.

1. Introduction: Course orientation

  A. DESIRE, PLEASURE AND POWER

2. One Flew Over the Cuckoo’s Nest (literature, film)

3. Pleasure, power: Foucault (cultural history, philosophy)

4. Zen, play and laughter:  The Laughing Buddha (cultural history)

5. Andy Warhol: art as subversive play (literature, visual art)

  B. FREE PLAY IN POSTMODERN THOUGHT

6. “Toward a concept of postmodernism”: Hassan (cultural theory)

7. Pleasure of the Text, “Death of the Author”: Barthes (literary theory)

8. The play of desire and difference: deconstruction (philosophy)

9. Consumerism and hyper-reality: Baudrillard (cultural philosophy)

10. Literature of postmodernity (literature)

 C. POSTMODERN SELVES AND BEYOND

11. Play of identities: Anderson, Sherman (literature, arts)

12. “Asobi in Action”: play in modern Japan (cultural history)

13. Otaku and play in contemporary Japan (cultural theory)

14. American Beauty: work, play, desire (film)

15. “Western Buddhism” and Capitalism: Zizek (cultural philosophy)

成績評価方法・基準

Students will be evaluated according to a mid-semester report (30%), final report (40%) and participation (30%). Students create report themes related to the course in consultation with the instructor.

80%+ = A, 70-79 = B, 60-69 = C, 59- = F

教科書

All texts are provided by the instructor electronically. Articles or short extracts from texts are assigned for homework most weeks.

履修要件・関連する授業

The class is conducted in English. It is understood that English levels among students vary.

Attendance of the ”英語表現演習V a” course is NOT a prerequisite for this course.

This course covers a variety of scholarly and artistic fields, but familiarity with the fields, texts and ideas on the course is not a prerequisite. All that is required is a willingness to open one’s mind to a variety of ways of thinking, viewing cultures and expressing ideas.

Classes are conducted primarily through informal, cooperative class and group discussions.

 

 

 

E

英語学術論文演習b

副題: A Focus on Quantitative Research and Writing

担当教員:Suzanne Bonn

開講時限:Wednesday / 5th period (16:30-18:00)

教室:文総(Bunso609

講義目的

To conduct Master’s level research by exploring paradigms, methodologies, approaches, and data collection methods

To read, discuss, and critically analyze academic writings related to your field

To write at an advanced academic level by considering style and clarity

To present your research orally

履修条件等

This class is conducted entirely in English.

授業内容

This course is designed for students embarking on the exciting journey of conducting Master’s level research and writing a thesis. In this course, we will discuss important issues related to research such as the formulation of research questions, research design, data collection, data analysis, and implications with particular emphasis on how to write these aspects in a thesis. Furthermore, we will support each other in our research endeavors and writings through discussion and feedback sessions.

成績評価方法・基準

Portfolio of written tasks: 70%

Discussions and oral presentations: 30%

Students will be evaluated based on a portfolio of written tasks to be worked on throughout the semester. The aim of these tasks is to provide writing samples which will eventually contribute to the final Master’s thesis.

教科書

Required: How to Do your Research Project: A Guide for Students in Education and Applied Social Sciences (2013) by Gary Thomas, SAGE Publications.

Supplemental: Handouts provided by instructor

 

(last updated: 2015.3.19)

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