情けは人のためならず

>> 音声 <<

キム : ロバートさんね。

ちえ : うん。

キム : 風邪引いて熱があるらしいよ。

ちえ : えー!かわいそう。

キム : それなのにね、明日までにレポート20枚書かなくちゃいけないんだって。

ちえ : ええ!

キム : 朝からずっと図書館で勉強してるんだけど、すごく顔色悪いのよ。

ちえ : 大丈夫かな?無理しないほうがいいのに…。

キム : 私も心配なの。

ちえ : 本当、心配ね。

キム : 手伝ってあげたいんだけど、私、明日までにどうしても仕上げなくちゃいけない宿題があるから…。

ちえ : キムさんもたいへんね。

キム : うーん。でも、ロバートさんのことも気になるし…。

ちえ : そうよね。悩むところよね。

キム : そうなのよね。

ちえ : でも、情けは人のためならずって言うじゃない。

キム : うーん。そうかなあ…。

ちえ : うん。そうよ。

キム: そうよね。やっぱり、レポートは自分で書かないと意味ないもんね。

ちえ : え?まあそうだけど…。

キム : ロバートさんのことは心配だけど、今回は心を鬼にして手伝わないことにする。

ちえ : ええ?キムさん、気が変わったの?

キム : だって、ちえが、情けは人のためならずって言ったんじゃない。

 ちえさんは困惑した顔でキムさんのことを見ています。どうやら、キムさんは「情けは人のためならず」という言葉を誤った意味で理解してしまったようです。では、「情けは人のためならず」の本当の意味は次のうちのどれでしょう?

人に親切にすることは、その人にとってよくないことである。
人に親切にしておけば、それがめぐりめぐって自分によいことが起こる。
人に親切にしても、自分には何の利益もない。
人に同情することは、その人に対して失礼である。