2.1.  渉外(外部)

担当:渡邉(6月22日以降)・大和(6月22日まで)・河合

   

 

1.渉外の仕事

渉外係は、名古屋市教育委員会学校教育部指導室指導主事の先生、及び名古屋市教育委員会教育館のAET担当の先生(国際理解教育指導員)との実習生側連絡窓口となる。

 

2.AET担当者について

 名古屋市教育委員会のAET担当者について説明する。実習生が連絡を取らなくてはいけないところが2箇所ある。一つは、名古屋市教育委員会学校教育部(市役所教育委員会内)、もう一つは「教育館」(中区栄セントラルパーク西)である。「教育館」は、名古屋市内のAETの拠点とも言えるところで、AETは赴任先の学校以外にこちらにも顔を出す。ここへ来る頻度は人によって違うが、基本的には月2回のAETミーティングへの出席が義務付けられているため、最低でも月に2回はこちらに顔を出す。

 名古屋市教育委員会では、市役所の「指導主事」の方(「先生」と呼ばれる)がAET関係の仕事を任されおり、名古屋市内の学校に派遣されているAETを取りまとめる役割を担っている。付随する仕事として、アジェンダ(JETのAETに送られるニュースレター)の発行、毎月2回のAETの定例ミーティングを開催している。

 「教育館」には、外国人講師室という部屋があり、その部屋に日本人の国際理解指導員の方が常駐している。JETプログラムで来日したAETのアパートを探したり、外国人登録の手伝いのような生活上のサポートを請け負っているようである。AETへの情報伝達もこちらで行われることが多い。

実習生がAETと直接連絡をとりたいという場合は、「教育館」に相談する。基本的に連絡先を教えてもらえるということはないが、受講者の募集、情報の伝達に協力してもらえる。

 

3.渉外としての仕事

 2001年の報告書によると、「AET渉外係の仕事」というプリントが代々受け継がれていたようであるが、今回はそれがなかったため2003年の報告書を参考にして作業を進めた。

 

本年度より、AETの採用方法が変わった。昨年度までは、JETプログラムでAETとして来日した人を名古屋市が採用していたのが、本年度からは、JETプログラムで来日したAETの4名以外は、名古屋市が名古屋市のAETとして直接採用するのではなく、名古屋市内の民間派遣会社が派遣しているAETを採用し、名古屋市が管轄となっているAETはJETできている人だけということになったようである。よって、新規のAETであっても、滞日経験が長い人も少なくなく、日本語のニーズにも差があった。また夏休みだからといって、みなが休暇を取ることができるというわけでもなく、実習が予定されている時期に仕事が入っている、海外に行くなどの予定が入っている人がいた。受講希望者がどちらを優先させるか分からないが、もっと早くにこの日本語コースの存在を認知しておいてもらうべきだっただろう。

 加えて、本年度は市役所の指導主事の先生も新任の方だったため、過去の日本語コースの様子もよくわからず、市役所の指導主事の先生はとても忙しいので、電話がなかなか繋がらなかった、といった事情もあってペースが遅くなってしまったように思う。指導主事の先生とは朝の方が電話が繋がりやすかった。

 様々な文書は、基本的には渉外担当者が用意し、英訳が必要なものは実習生のプレストンを主として英語圏出身者、英語に通じている者に確認をしてもらった。

まず、大まかな渉外係の仕事を順列する。

l        市役所へ電話

l        市役所(教育委員会)訪問

l        教育館に電話

l        教育館訪問(本年度は行わなかった)

l        一年後アンケート実施

l        事前アンケート配布(回収は実習生全員で)

l        受講希望者募集に関わる連絡

l        コース日程決定のための相談(教育館と)

l        コースに関する広告作成と配布

l        JETのAETのスケジュールを聞く

l        JETのAETの事前テストの日程を決める

l        ビデオ撮影、1000円徴収に関する同意確認文書作成

l        各クラス出欠の確認・教育委員会への報告

 

その他に、emailでの添付資料が読めない受講希望者への対応、実施場所、実施期間などに関する問い合わせへの対応、などもあった。

コースの初日は、教育館の先生がAETに引率して名大まで来てくださるため、その場所や時間の確認もしておかなければならない。

 

以下、時間の経過を追って作業を報告する。

 

5月26日  市役所(指導主事の先生)に電話 <河合・大和>

簡単な挨拶と市役所訪問の約束取り付け

 

6月3日  市役所訪問<大和・河合>

名刺交換、新規JETの方の名簿(仮)と日本語コース参加希望者の名前を書いたメモをいただく。教育館の窓口となってくださる先生をご紹介いただく。6月14日にAETミーティング(時:隔週月曜日、於:教育館)があるので、そこで、日本語コースについての説明をするように指示を受ける。 

 

6月11日  教育館に電話<河合>&1年後アンケート・事前アンケート作成<プレストン>

「わざわざ挨拶のために訪問する必要はない」ということで電話での挨拶になる。14日のミーティングに伺う旨を伝える。

JETで来日予定のAETの情報をいただく。

実習ML[jisshuu04:00122] 教育館からの情報より

@今回のJETの新規AETは全部で4名。

A上記4名は7月28日、8月4日に分かれて来名する。

B今年度から民間会社からの派遣講師を雇っているため、昨年度と様子が違う。

C現在AETとして雇用されている方はJETの人は27名いる。名古屋市の民間会社からの派遣で在日の方は34名いる。

D34名の民間から派遣されているAETの人の中には、日本語がかなり達者な人がいる。

E実習期間として8月12日から20日が予定されている。(先方の提案で、変更は可能)

 

6月12日  事前アンケート(20部)・1年後アンケート(60部)印刷<広瀬・河合>

 

6月14日  AETミーティングに参加<プレストン・河合>

教育館の先生に挨拶。実習生名簿と連絡先をお渡しする。

AETミーティングには、市役所の指導主事の先生、教育館の先生が参加する。司会はAETの代表者が務める(※今年度は日本語コース受講経験者だった)。実習生プレストン、河合が参加。ミーティングの際に、本日本語コースの宣伝の時間を組み入れてもらった。また、参加希望者にはインタビューを実施。同時に事前アンケートを配布。急いで帰らなければならない人たちは、後日インタビューを行う約束を取り付けた。電話とメールを確認。一人だけインタビューをその場でおこなった<プレストン>。

 

この時点では、日本語コースの日程が不確定だったが、8月12日〜20日という日程を教育館の先生に提示されたため、確定ではないが、大体この日程で日本語コースを行うと案内した。この時、教育館の先生から、日程は実習生が先に決めて提示した方がいいとアドバイスを受けた。例年だと募集をかけなくても、JETのAETをコース参加者とすることができたが、本年度からJET-AETは人数が大幅に減ったため、民間企業派遣のAETがコース受講者の対象者となり、新規のJETのAETは未定だったため、既に来日している在日のAETに対して募集をかけた。新規のJET-AETは一週間後に決定と告知される。1年後アンケートも実施予定だったが、昨年来日したJET-AETが研修中で会議を欠席しており、実施は2週間見送られる。

 

6月16日  新規JET以外のAETの人たちに日本語コース参加者の募集をさせてもらえないか、メールで1年後アンケートを送らせてもらえないか、電話で

交渉<河合>

この時点での日本語コース参加希望者が7名だったため、もう少し募集をしたいと主張したが、不受理。1年後アンケートについては、アジェンダ(教育委員会からJETのAETに送っているニュースレター)に次回の会議で1年後アンケートの記入に協力してもらいたいとの旨を掲載してもらえることになる。掲載文は、こちらで準備(記録参照)。こちらから個人にメールを送ることには許可が下りなかった。( [jisshuu04:00151] Re: 今日の会議報告参照)

 

6月17日  アジェンダ掲載用の文書を作成<河合>

         同上          fax送信<大和>

         一人受講希望者インタビュー<プレストン>

 

6月20日  3人受講希望者インタビュー<プレストン・古川・広瀬・河合>

 

6月28日  AETミーティングに参加ML[jisshuu04:00166] 昨日の報告参照)<渡邉・古川・河合>

1年後アンケート実施、回収。よく覚えていないという人がいた。再度日本語コース参加者を募集。60部持参したが、実際に回収できたのは、あまり多くなかった。教育館の先生から新規JET-AETの名簿をいただく。JET-AETが来日したらインタビューをしたいという旨を伝えておく。スケジュールと大学までの地図があった方がいいとアドバイスを受ける。

 

6月30日  実習のスケジュール(実施計画書)作成(実習生確認用)<渡邉>

 

7月6日   事前アンケート依頼文作成(参加希望者宛て)<広瀬>

 

7月7日   事前アンケートについての説明文書(7月8日に持参するものについて教育館の方に分かるように書いたもの)を作成<河合>

         7月8日持参予定資料印刷<渡邉>

 

7月8日   コース日程スケジュール表および地図(17部)、日本語コース参加者名簿(2部)、事前アンケートファイルのフロッピー持参<広瀬・古川>

 

7月9日   追加質問を学習者にメールで送付<渡邉>

 

7月11日  受講希望者より実習生からの質問メールに回答(1件)<渡邉・河合>

 

7月12日  会場案内についての問い合わせに対応(2件)<渡邉・河合>

 

7月13日  同上(1件)<渡邉・河合>

 

7月14日  同上(1件)<渡邉・河合>

            参加決定者から情報をえる。追加受講希望者からMLに連絡がくる

            追加受講希望者は、コース期間のうち2日しか参加できないことが判明

     新規JET-AETからML上に事前アンケート回答がくる

 

7月15日  追加受講希望者(14日の)に希望時間に応えられないこと、それでもよいなら歓迎する旨のメールを送る<渡邉>  

     

7月17日  教育館より追加受講希望者の連絡を受ける<受:河合>

 

7月19日  受講希望者より日程についての問い合わせメールがきたので対応

 

7月20日  メールアドレスが不明であった学習者に追加質問メールを送る<渡邉>

 

7月20日  受講希望者にテキスト代の徴収とビデオ録画の了承確認のための文書作成<渡邉>

 

7月21日  同上 渡邉作成文書 翻訳<プレストン>

 

7月22日  同上文書 受講希望者に送付<渡邉>

テキスト代、ビデオ録画についての承諾メール受信(1名)

新規受講希望者について教育館、教育委員会に報告、新規JET-AET面接日程決定

           新規受講希望者への対応を実習生(新規受講生受け入れ該当クラス)に確認

 

7月23日  新規JET-AETからの事前アンケート回答(2名)

 

7月24日  テキスト代、ビデオ録画についての承諾メール(1名)<渡邉>

             追加質問に対する返答を受け報告<渡邉>

 

7月29日  確認事項(Consent)3部印刷<渡邉>

             新規JET-AETからの事前アンケート受信するが開けない

             事前アンケートを送ってくれた新規JET-AETに確認のメールを送信

 

7月30日  PTと事前インタビュー(時:10時 於:教育館)<広瀬・古川・田中> 

 

8月6日   テキスト代、ビデオ録画についての承諾メール(1名)<プレストン・渡邉・大和>

             PTと事前インタビュー(時:10時 於:教育館)

 

8月25日  クラスごとのスケジュール・出席簿を回収<河合>

 

8月26日  最終スケジュール・出席簿を市役所と教育館に郵送<河合>

 

 

4.留意点

今年から、受講者の募集というかなり負担の大きい作業が加わった。例年のように受講者がJETのAETだけなら、AETが来日するまでにできる作業が限られるため、準備の日程も例年通りで実施せざるを得ないと思う。しかし、本年度のようにAETが既に来日している場合は事前の調査が早めに行える。このコースがAETの派遣企業から認知されていれば、受講者の確保がもっと容易で確実なものとなったと思う。教育館への挨拶をもっと早めることも検討された方がいいだろう。今回、受講者がコースの途中で旅行に出かけたり、仕事が入るなどして、受講生の出席が安定しなかったクラスでは、それに準じて事後アンケートや授業後アンケートの結果も安定せず、不自由が生じた。本年度の実習で分かったことを生かし、来年度は早めの活動開始を勧めたい。また、判断に困った時に指示を仰げるスーパーバイザー的存在がいればなおよかったと思う。

 

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