国際多元文化専攻の講義題目 日本言語文化専攻の講義題目 メディアプロフェッショナルコースの講義題目 文系大学院開放科目

講義題目(2011年度後期) [→2011年度前期]

A 類

◆ 国際多元文化特殊講義 I b
◇副題:大恐慌時代のアメリカ文学・文化2
◇担当教員:長畑明利
◇開講時限:月曜6限
◇教室:文総609
◇目的・ねらい:
 1930年代を中心に、大恐慌時代のアメリカ文学・文化に関する知見を高める。文学・文化テクストの分析方法を学ぶとともに、高度な英文読解力を身につける。
◇履修条件等:
  基礎的な英語読解力を有すること、学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。前期同時限に開講される「源代アメリカ文化論 b」と連続して受講することが望ましい。
◇講義内容:
 現代アメリカ文化論 a」(前期)と「現代アメリカ文化論 b」(後期)を通じて、大恐慌時代のアメリカ文学・文化について学ぶ。b(後期)は、大恐慌時代の代表的な文学作品を採り上げ、議論する。授業は発表形式で行う。担当者は、担当するテクスト(もしくは分担箇所)中の任意の箇所の「和訳」と、その箇所と関係する視点に基づくテクスト全体についての「論評」を授業前日(日曜)に ML に投稿する。授業では、担当者の「和訳」と「論評」について検討した上で、受講者全員でテクストについてのディスカッションを行う。学期末に、期末レポートを提出してもらう。また、前期同様、大恐慌をテーマにした映画、大恐慌時代の音楽について短いレポートを課す。授業計画については、授業 HP を参照のこと。
◇成績評価の方法:基礎的な英語力を有することを単位取得の条件とする。そのうえで、授業点(及び小レポート)50%、期末レポート50%。
◇教科書:
・選択する作品は授業HPに掲載する。
◇参考書:
・授業 HPもしくは ML にて紹介する。 
◇注意事項:授業 HP:http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures11/amcul11b/amcul11b.html 。本授業はアメリカ言語文化講座開講の「現代アメリカ文化論 b」との合併授業である。


◆ 国際多元文化特殊講義 II b
◇担当教員:上原早苗
◇開講時限:今年度は開講しない。

◆国際多元文化特殊講義 III b
◇副題:アメリカ社会・文化史研究の動向と課題
◇担当教員:山本明代(非常勤講師・名古屋市立大学)
◇開講時限:木曜4限
◇教室:文総623
◇目的:
 授業の目的は以下の二点である。
 a. アメリカ社会・文化史に関する特定のテーマを取り上げ、そのテーマについての一次史料と二次史料を精読し、解釈や分析の際の注意事項や方法について講義とディスカッションを行う。とりわけ、一つのテーマに関する一次史料と二次史料を複数同時に扱うことによって、それぞれの史料の特徴や位置づけを意識しながら史料批判の方法を学ぶ。加えて、近年の社会・文化史研究動向と課題についても学ぶ。
 b. 論文執筆に欠かせない基本的なルールについて確認する。また、各自が選定した研究課題に関するプレゼンテーションを行う。
◇履修条件等:
・一次史料・二次史料はともにすべて英語文献を使用するため、英語の読解力は不可欠である。
・前期の現代アメリカ社会史特論Aを受講していることが望ましい。
◇講義内容:
<授業の概要 >
 a. 社会史研究に関する先行研究の整理と近年の研究動向
 1960年代以降の日米欧における社会史研究の興隆と課題について、基本文献の確認や近年の研究動向を踏まえつつ検討する。
 b. 社会・文化史研究の一次史料・二次史料の精読と解釈
 社会・文化史研究に関する特定のテーマについて、複数の一次史料と二次史料を同時に取り上げ、比較・対比しながら精読と解釈のトレーニングを行う。教材としては、アメリカ合衆国の社会史・文化史、現代史に関する史料を扱う。ただし、取り上げる具体的なテーマについては、受講生の皆さんと相談のうえ、各自の研究テーマになるべく近いものを選ぶ予定である。
 c. 個別報告
 各自の研究テーマに近い社会・文化史のテーマを選定し、史資料・文献の調査結果と研究内容を個別報告として行う。詳しくは授業中に説明するが、研究テーマの絞り方や研究スケジュールの作成例などについても確認する。また、文献の引用方法や注の機能など、学術論文の読解・執筆に不可欠な基本的なルールに関しても学ぶ。
<授業計画>
 第1回:概要説明 
 第2回:アメリカ社会・文化史研究の動向 
 第3回:アメリカ社会・文化史研究の課題 
 第4回:各自の研究テーマの選定と発表 
 第5回:アメリカ社会史研究の史資料分析―エスニシティ(1) 
 第6回:アメリカ社会史研究の史資料分析―エスニシティ(2) 
 第7回:アメリカ社会史研究の史資料分析―人種(1) 
 第8回:アメリカ社会史研究の史資料分析―人種(2) 
 第9回:アメリカ社会史研究の史資料分析―ジェンダー・セクシュアリティ(1) 
 第10回:アメリカ社会史研究の史資料分析―ジェンダー・セクシュアリティ(2) 
 第11回:アメリカ社会史研究の史資料分析―階級(1) 
 第12回:アメリカ社会史研究の史資料分析―階級(2) 
 第13回:各研究テーマの報告と議論(1) 
 第14回:各研究テーマの報告と議論(2) 
 第15回:各研究テーマの報告と議論(3)
 定期試験:期末レポートの提出に替える
◇成績評価の方法:
 毎回の授業時に提出する課題(レジュメ、書評などを含む)40% 
 個別報告                       30%    
 期末レポート                     30%
◇テキスト:
・最初の数回のみ、以下のテキストを使用する。
 アメリカ学会訳編『原典アメリカ史―社会史史料集』(岩波書店、2006年)。
・11月上旬以降に使用するテキスト(英語文献)については開講時に相談のうえ、指定する。
◇参考書・参考資料等:授業中に随時紹介する。 
◇注意事項:
・一次史料・二次史料の精読のトレーニング用の文献を決定するため、第一回目の講義には必ず出席すること。
・この授業は演習形式で行うので、各自で事前に共通文献を精読し、毎回のディスカッションに参加することが単位取得の条件となる。
・病気等でやむを得ず欠席する場合は、事前にメールで連絡すること。
・本授業はアメリカ言語文化講座開講の「現代アメリカ社会史特論 b」との合併授業である。

◆国際多元文化演習b
◇副題:ドラマ/パフォーマンス研究入門
◇ 担当教員:村主幸一
◇開講時限:金曜3限
◇目的・ねらい:
(ア)ドラマの特性を捉える能力を訓練する――現代人がフィクションに向かう姿勢は近代小説によって規定されているとする説があります。1970年代末に述べられた「文学の領域でも明治以降の日本では(中略)小説の特権的位置が当たり前になっていて、詩や戯曲は非常に狭いところに押し込められてきた」(『劇的言語』)という言葉が今も当てはまる状況があると感じています。近代小説と比べると、ドラマは確かに台本という形で文字テキストの要素をもちますが、他に役者(とその身体)、演技(またはパフォーマンス)、観客、舞台(物理的条件)などの重要な要素を含みます。これらは小説にはない要素です。その意味においてドラマは総合芸術であり、歴史的に見ても近代のメディアが登場する以前の時代においては、社会の重要なメディア・娯楽・儀式でありました。近代演劇の代表であるチェホフとイプセンの作品は文庫本で読めるものはわずか。この劣勢を跳ね返し、ドラマの特質と面白さを多くの人々に伝えたいと思っています。一つの演劇作品は通常短いものですので、作品を全体的に捉える訓練、細部(ディテール)を全体と関連付ける訓練としても適しています。対象のサイズは小さいけれども、多様な視点から思い巡らすことができるのがドラマなのです。
(イ)この世のものとは思えない言い回しが頻出する英語論文を読む力をつけるための訓練をする(この読みの力は研究にとても役立ちます)――英語ができるから英語論文が読んで理解できるかというとなかなか困難のようだと、これも学生諸君を見ていて思います。あなたはご自分のリサーチを日本語文献の範囲に、また母語文献の範囲に限定しようとしていますか。英語文献をリサーチしないでおいて、先行研究はないと豪語している学生も見かけます。とても残念だし、もったいないです。少し英語文献を覗いてみると、すぐに今まで知らなかった理論やアプローチが見つかることが多いからです。
(5) 履修条件等:
とくになし。
(6) 講義内容:
〔概要〕と〔授業方法および計画〕
(ア)について:1)一学期に3つの演劇作品を取り上げディスカッションします。今学期はギリシア悲劇、シェイクスピア演劇、近代演劇から各々1つの作品(日本語訳)を選び、参加者にあらかじめ「質問文」を作成していただき、集まった「質問文」を土台にして議論します。2)論文や研究書を輪読形式で議論の要点を捉えながら読み進めます。これは上記1)の作業をしないとき、すなわち回数としては最も多くなります。今学期は演劇論を扱った研究書(英語)をテキストとします。授業での課題は、当番を決め、その日に読み進んだテキストの要約(日本語)を作ってもらい、それを教員が加筆修正し、受講者全員にメール配布し、その日のテキストの内容理解を確認しながら進むという方法を取ります。3)ビデオ鑑賞。上記1)と2)以外のときに。1学期に1〜2回。
(イ)について:そのねらいを、上記(ア)における2)の作業を通して追求します。
◇成績評価の方法:
授業への参加(課題・提出物を含む)(30%)と学期末レポート(70%)。
◇教科書、参考書等:
・3つの演劇作品(プリント、あるいは各自購入か図書館の本を利用)
・演劇論の研究書(プリント)
◇注意事項:
1)前後期の両方を受講することを勧めます。
2)後期では、取り上げる演劇作品が前期のものとは変わります。演劇論の研究書は前期の続きを読む予定です。
3)前期に授業で配布した自家製『論文の手ほどき』を御入用な方には差し上げます。私の授業を受講しない人でも構いません。申し出てください。一応、国際言語文化研究科の学生に限らせていただきます。
*本授業はヨーロッパ言語文化講座の「ドラマ研究概論 b」との合併授業です。

 

B 類

◆eラーニング技術演習 b
◇担当教員:尾関修治
◇開講時限:火曜2限
◇目的・ねらい:
 英語教育をはじめとした教育現場でコンピューターとネットワーク(ICT)をいかに教育支援に活用するかを学ぶ。単に利用のテクニックや開発手法だけでなく、ICTの活用が教育にどのような意味を持つのかについても議論する。今期は特に自主学習を支援するドリル問題型教材の開発を中心に学ぶ。
◇履修条件等:
 コンピュータとインターネット利用に関して一般的な技能が必要。HTMLその他のweb技術についても既習であることが望ましい。
◇講義内容:
〔概要〕
 英語教育はいくつかの特徴からICTの利用が活発な領域である:学習者の年齢等の幅が広い;シラバスが確立されている;音声教材が必須である;その他。英語教育でのeラーニング開発と活用を学ぶことで他の領域での教育支援にも応用可能な技術と知見を得ることができる。
 「eラーニング技術演習b」では以下の内容をそれぞれ1回ないし数回の授業で取り上げ演習する:
・ICT利用教育とは何か。ICT利用教育に求められるもの。
・学習支援サイトの設置と運用
・eラーニング教材作成の実際
 以下のサービスとツールを取り上げ、解説と実習を行なう:HTMLとCSS, JavaScript, XHTML, Hot PotatoesとXoopsHP, eXe等の教材作成ツール,音声のデジタイズとポッドキャスト, 動画のエンコーディングと共有, BlogとXML, 検索エンジン, CMS, LMS, Wiki, iTunesとiPod
 予定されるレポート課題の例:自習型eラーニングコースの制作
〔授業方法および計画〕
第1回:ICT利用教育とは何か。英語利用教育に求められるもの。
第2回:学習支援サイトの設置と運用1
第3回:学習支援サイトの設置と運用2
第4回:学習支援サイトの設置と運用3
第5回:英語eラーニング教材作成実習1
第6回:英語eラーニング教材作成実習2
第7回:英語eラーニング教材作成実習3
第8回:英語eラーニング教材作成実習4
第9回:LMSの導入と運用1
第10回:LMSの導入と運用2
第11回:LMSの導入と運用3
第12回:LMSの導入と運用4
第13回:課題発表1
第14回:課題発表2
第15回:講評とまとめ
予定されるレポート課題の例:自習型eラーニングコースの制作
◇成績評価の方法:
開発や議論を重ねることで自分のアイデアをどのように発展させていったかというプロセスを重視して評価する。したがって、講義期間を通して授業サイト上のWiki等に記述したメモや課題が直接的な評価の対象となる。
◇教科書、参考書等:
HTMLの文法書等を必要に応じて使用する。
 ◇ 注意事項:本授業は南北アメリカ言語文化講座の「言語文化情報論 b」との合併授業である。

◆言語統計学 b
◇副題:言語研究に用いられる統計的手法について(応用)
◇担当教員:井上公
◇開講時限:月曜4限
◇教室:文総623
◇目的・ねらい:
 統計分析手法について解説する。各種の統計的手法がどの様な考え方の基に成立しているかを理解することを目的としている。各種の統計的手法の説明と平行して、受講者が修論、博論の為に収集したデータに対して、どの様な統計的手法が可能かも検討する。なお、授業は、数学的な知識を前提としない形式で講義する。統計ソフトSPSSの利用法についても説明する。
◇履修条件:言語統計学 a を履修していることが望ましい。
◇講義内容:
 1. One-way between-subject designs
 2. Individual comparisons of means
 3. Multiple-comparison problem
 4. Trend analysis
 5. Two-way between-subjects factorial designs
 6. Higher order between-subjects factorial designs
 7. Design with covariates
 8. One-way within-subjects designs
 9. Higher-order designs with within-subjects factors: univariate
  approach
 10. One-way within-subjects designs: multivariate approach
 11. Higher-order designs with within-subjects factors: multivariate
  approach
 12. Cluster analysis
 13. Principal components analysis
 14. Factor analysis
 15. Multilevel models
◇成績評価の方法:与えられた課題に対するレポートで評価する。
◇教科書:なし。講義はすべてプロジェクターを使用して行う。
◇参考書等:特になし。
◇注意事項:本授業は日本言語文化専攻応用言語学講座「言語習得論 b」との合併授業である。

◆言語科学演習 b (Second Language Development)
◇担当教員:村尾玲美
◇開講時限:木曜3限
◇目的・ねらい:
 This course provides an overview of the major issues in the area of Applied Linguistics including Second Language Acquisition, Psycholinguistics, and Sociolinguistics. The goal of this course is to
・familiarize students with the key issues in Applied Linguistics, 
・familiarize students with various research approaches, and
・have students be able to analyze and interpret some of the data on their own.
◇履修条件等:
 特になし
◇ 講義内容:
〔概要〕
We will use “An introduction to Applied Linguistics” by Norbert Schmitt as our textbook. Topics include issues and findings in grammar and vocabulary acquisition, discourse analysis, pragmatics, corpus linguistics, language skills, and some other areas. In this course, special attention is paid on the research methodology used in the field in order to have students be able to design and conduct their original study in the future. Each chapter is written by the authority of the area which has ‘Hands-on-Activity’ to work on. Through these activities, participants will discuss how the data should be analyzed and interpreted. 
〔授業方法および計画〕
 Students will be assigned to present a summary of each chapter. All students are required to read the chapter scheduled for next week, and to work on ‘Hands-on-Activity’ before class to able to participate in discussions. Further discussions will be done online.
1: Course description and chapter assignment
2: An overview of Applied Linguistics
3: Grammar
4: Vocabulary
5: Discourse Analysis
6: Pragmatics
7: Corpus Linguistics
8: Second Language Acquisition
9: Psycholinguistics
10: Sociolinguistics
11: Focus on the Language Learner: Styles, Strategies, and Motivation
12: Listening
13: Reading
14: Writing
15: Assessment
◇成績評価の方法:
Attendance 30%, Presentation 40%, Discussion and forum participation 30%.
◇ 教科書、参考書等:
Norbert Schmitt (eds.) (2010). An Introduction to Applied Linguistics. Hodder & Stoughton Ltd. 
◇ 注意事項: 本授業は南北アメリカ言語文化講座の「第二言語習得演習a」と合併で行う。

◆情報システム基礎演習 b
◇副題:PERL言語を利用したプログラミングの演習
◇担当教員:小松雅宏
◇開講時限:水曜4限
◇教室:文総610
◇目的・ねらい:
 膨大な電子化された文書等のデータから必要な情報を取り出す為にはコンピュータによる助けが必要となる。最低限の電子データ(特に文書データ)処理を自力で行うための基礎的な技量を習得する。
◇履修条件:特に必須条件は無いが、キーボード入力に抵抗が無いことが望ましい。
◇講義内容:
 PERLというコンピュータのプログラム言語を用いて基礎的なプログラミングの演習を行いつつ、プログラミングの考え方や言語処理への応用の基本的知識を習得する。
 演習はプログラミング言語の習得を目的とし、プログラミングの基礎として、ループ、条件判断、配列、PERLの優れた特徴である連想記憶配列、文字列処理の応用としての正規表現、置換といったことを習得する。
 大量のデータにおける統計処理(平均、最頻値、標準偏差)の基礎知識とその誤差に関してもコンピュータシミュレーションを元に誤差を体感しながら学習する。
◇成績評価の方法:演習の授業のため、出席状況と毎回の授業で作成したプログラムの評価により成績を決める。
◇参考書:深沢千尋著「すぐわかるPerl」、技術評論社、ISBN4-7741-0817-0:他多数出版されています。

◆マルチメディア技術演習 b
◇担当教員:後藤明史
◇開講時限:火曜4限
◇教室:工学部7号館B棟スタジオ
◇目的・ねらい
情報基盤センターのメディアスタジオを活用し、映像番組などを制作することを通して、メディアコンテンツの制作能力を習得する。コンテンツ制作に必要なビデオ、コンピュータ関連の基礎的な知識を講義し、企画、取材、撮影、編集を行い番組等を制作する.同時にコンピュータで、テキスト、画像、音声、映像を扱う技術を習得し、プレゼンテーション等に活用できるような実習も行う。後期はメディアコンテンツのインターネット利用など比較的新しいデジタルメディア技術を理解することに主眼を置く。
◇履修条件等:なし
◇講義内容:
 1.Podcast、YouTube、Ustream などインターネットでの映像利用について解説し、実習を行う。
 2.電子書籍のしくみについて解説し、電子書籍を実際に利用し、制作する。
 3.Twitter や Facebook を参考に、新しいメディアとサービス、ビジネスについて受講者と一緒に議論し、提案につなげる。
◇成績評価の方法:授業への取り組み方、提出課題で評価を行う。
◇教科書、参考書等:なし
◇注意事項:本授業はメディアプロフェッショナル・コース「メディアコンテンツ制作論 b」との合併授業である。

 

C 類

◆翻訳技術演習 I b
◇副題:ギッシングを通して見る首都ロンドンの下層中産階級の実態
◇担当教員:松岡光治
◇開講時限:木曜6限
◇目的・ねらい:
 この授業は将来高校や大学で教養レヴェルの英語を教えるための読解力養成を兼ねている。真摯な受講生は、英語の文学作品やその他の文献の精読および多読により、英語読解力が徹底的に鍛えられる。また、英語読解力の向上とは別に、人口に膾炙した問題でも、新たな解釈でできるような独自の視点の発見に努めてもらう。
◇履修条件等:
 授業は英語文献の輪読および教員の解説が中心となるが、担当以外の箇所も真摯に予習する義務が課される。
◇講義内容:
〔概要〕
 ヴィクトリア朝の小説家(特にディケンズ、ギャスケル、ギッシング)の作品には、当時の人々が都市に対して抱いていたアンビヴァレンスをイメージ化した言説が充満している。ヴィクトリア朝の都市は、単なる背景を提供する場ではなく、綺羅星のように光かがやくと同時に、悪夢のように恐ろしい空間であった。都市の繁栄の裏面にあるスラム街、貧困、犯罪、売春、アヘン中毒などは、そうした都市空間の脆弱さを表象したものだと言える。授業では、このように近代人の意識が捉えた都市のイメージをできるだけ多くの視点から考察するが、独自のアプローチをするための新しい視点の発見には学際的研究が必要で、授業とは別に様々な文化史および批評理論関連の文献を読んでもらう。
〔授業方法および計画〕
 後期は、後期ヴィクトリア朝の作家で2007年に生誕150年を迎えたジョージ・ギッシングの処女作『暁の労働者』を演習形式で読み、首都ロンドンが抱える様々な社会問題を考察する。ギッシングの関する基礎的な知識は、教員が運営・維持するウェブ・サイト、“Gissing in Cyberspace” を参照のこと。ギッシングは彼の生涯において強迫観念となった階級・金銭・セックスの主題を『暁の労働者』の中ですでに提示している。十九世紀後期における喧噪の都市ロンドンを背景に、教育を受けて熟練工の世界から下層中産階級に逃れた人間が直面する様々な障害とは何か?これを探りながら、ギッシングが伝統的なリアリズムに基づいて開拓した世紀末自然主義の新しい作風も同時に吟味したい。
◇成績評価の方法:
 担当箇所の発表(30%)、質疑応答への参加(30%)、前期のレポート(40%)。
◇教科書、参考書等:
 最初の授業で指定されたウェブ・サイトから電子テキストをダウンロードし、プリントアウトしたものを使うこと。
◇注意事項:
 この授業にはメーリング・リスト(urban@lang.nagoya-u.ac.jp)がある。正当な理由があれば授業の欠席を許可するが、担当箇所は事前にメーリング・リストに流すこと。なお、本授業はヨーロッパ言語文化講座の「ヨーロッパ年文化論 b」との合併授業である。

◆翻訳技術演習 II b
◇担当教員:中西須美
◇開講時限:木曜2限
◇教室:文総522
◇目的・ねらい:
 高度専門職業としての翻訳に必要な技術の習得を目指す。将来、実務翻訳にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけることを目標とする。
◇講義内容:
 日本語原文の英語への翻訳演習を行う。演習形式であるため、翻訳を相互に発表し、意見を述べあうことを重視する。実務翻訳で求められる英訳を中心とし、実際に講師が受注したものを取り扱うこともある。定期刊行物、パンフレット、商用の資料、ウェブサイトのコンテンツ、邦画の英語字幕、学術論文のアブストラクトや研究発表などから課題を選定するが、授業で配付してその場で一定の時間内に翻訳をする場合もあるので、辞書を必ず持参すること。
<授業計画>
  第1回:フィクション1
 第2回:フィクション2
 第3回:定期刊行物1
 第4回:定期刊行物2
 第5回:パンフレット1
 第6回:パンフレット2
 第7回:企業等の資料1
 第8回:企業等の資料2
 第9回:企業等の資料3
 第10回:企業等の資料4
 第11回:邦画の英語字幕1
 第12回:邦画の英語字幕2
 第13回:アカデミックな内容の英文1
 第14回:アカデミックな内容の英文2
 第15回:試験
◇成績評価の方法:出席50%、課題20%、期末試験30%。
◇テキスト:実際の刊行物や資料、ウェブ上のものを使用する。
◇参考書:授業時に紹介する。

◆言語表現技術演習 b
◇担当教員:長畑明利
◇開講時限:水曜1限
◇教室:文総623
◇目的・ねらい:モダニズム芸術、アヴァンギャルド芸術について学ぶ。
◇履修条件等:学習に対する意欲、積極性を有することを履修の条件とする。TOEFL(PBT) 550程度以上。
◇講義内容:
 英語圏を中心に、モダニズム文学・芸術およびアヴァンギャルド運動・芸術について学ぶ。モダニズムについての種々の解釈の検討に続き、ダダ、未来派、イマジズム、渦巻き主義などの動向を学ぶとともに、関連する文献について議論する。日本のモダニズム文学についても触れる。授業計画については、後日授業 HP に掲載する。なお、授業は英語で行い、英語以外の文献も主として英訳を用いる。受講者の顔ぶれにもよるが、可能であれば、それぞれの出身国におけるモダニズム、アヴァンギャルド文学・芸術の具体例についても報告してもらう。
◇成績評価の方法: レポート70%(学期末レポートを含め、学期中に3点のレポートを提出してもらう予定)、授業点30%の予定。
◇テキスト:プリント、ウェッブの文書を使用する予定だが、教科書を指定する場合は、授業 HP で連絡する。
◇参考書: 授業 HPもしくは ML にて紹介する。
◇注意事項:授業 HP: http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/~nagahata/lectures11/modernism/modrenism11.html  。

◆通訳技術演習 b
◇担当教員:中西須美
◇開講時限:木曜4限
◇教室:文総522
◇目的・ねらい:
 高度専門職業としての通訳に必要な技術の習得を目指す。通訳案内士、社内通訳者など、将来通訳業務にたずさわるための基礎力を養い、実践力を身につけることを目標とする。
◇講義内容:
 日本語から英語への通訳演習を含め、アテンド通訳、観光ガイド通訳、イベント通訳、ミーティング通訳など実際の通訳シーンに必要な表現とスキルの応用的な演習を行う。ウィスパリングおよびサイマルテニアス(同時)通訳にも挑戦する。
<授業計画>
  第1回:アテンド通訳とは
 第2回:海外から来日するゲストの応対
 第3回:ガイド通訳1
 第4回:ガイド通訳2
 第5回:日本の紹介1
 第6回:日本の紹介2
 第7回:日本の紹介3
 第8回:イベント通訳1
 第9回:イベント通訳2
 第10回:レセプションにおける日英通訳1
 第11回:レセプションにおける日英通訳2
 第12回:ミーテイング、ウィスパリング
 第13回:同時通訳1
 第14回:同時通訳2
 第15回:試験
◇成績評価の方法:出席50%、課題20%、期末試験30%。
◇テキスト:通訳案内士試験問題、テクニカルタームを含んだビジネス会議資料やスピーチ原稿などから選定する。
◇参考書:授業時に紹介する。

◆コミュニティー通訳特殊研究 2
◇担当教員:水野真木子
◇開講時限:集中講義
◇講義内容:後日指示。
 

D 類

◆英語表現演習 I b
◇副題: Map Appreciation 
◇担当教員:Simon Potter
◇開講時限:木曜3限
◇教室:北棟107
◇目的・ねらい:
 The most important aim is to be able to look at maps not only in a more critical light but also with a deep understanding of how complex they can be.    
◇履修条件等:
 There are no technical prerequisites for this course, although it will be necessary to be functional in English and to have an interest in maps, atlases, globes, and such like.   
◇講義内容:
  “Map Appreciation” will investigate contemporary cartography as a craft that synthesizes the arts and sciences.  It aims to cover terrestrial and celestial maps, projections and scales, artistic elements, and various ways that maps are used by touching on the following topics: “disciplines associated with cartography,” “cartographic vocabulary,” “uses of cartographic documents and artifacts,” “the science in cartography,” “the art in cartography,” and “types of maps.”  A couple of fieldwork projects inside Nagoya are likely to be given. 
◇成績評価の方法:Examination on the readings and class meetings = 50%; approved cartographic project = 50%.   
◇Reading Materials: Daniel Dorling and David Fairbairn, Mapping: Ways of Representing the World (Harlow, Essex: Longman, 1997) [ISBN: 0-582-28972-6]; and Mark Monmonier, How to Lie with Maps (Chicago: University of Chicago Press, 1996) [ISBN: 0-226-53421-9].  Other materials for reading or consultation will be made available according to the circumstances. 
◇注意事項:
 Maps and other cartographic materials are produced to show the location of selected places, and distance and direction are important components.  Behind maps, though, are stories concerning selection, composition, and such like, and many maps provide cultural insights.
・本授業は多元文化論講座の「国際文化学概論 b」との合併授業である。
◆英語表現演習 II b
◇担当教員:Edward T W Haig
◇開講時限:水曜2限
◇教室:北棟211
◇目的・ねらい:
 本講義では、批判的言説分析(以下CDA:Critical Discourse Analysis)分析方法を研究手段とし、マスメディアが社会の力関係から受ける影響、またマスメディアがそれに与える影響そしてこの力関係がメディア テクストで具現化される様相を考察し、批評的メディアリテラシーの確固たる基礎を学習することを授業のねらいとする。
◇講義内容:
 近年様々なタイプのメディアの様相が変わりつつあるにもかかわらず、唯一不動の地位にあるのが「言葉」であり、広義には「記号現象」(semiosis)である。したがって、理論ベースでメディアにおける「言葉」を理解することはまさにメディアプロフェッショナル教育にとって不可欠である。また、「言説」の概念は人文学と社会科学の学問分野において非常に注目を集めるようになってきており、これまで分析カテゴリーの中でも最も重要なものの一つといわれている「イディオロギー」に取って代わった分析カテゴリーがまさに「言説」分析である、といっても過言ではない。「言説」とは正確にどういうものか?そしてどのようにしてメディア テクストにおける「言説」を分析するのか?他の様々な言説分析と同様、CDAは社会が生産するコンテクストの中における「言葉」を分析するが、(1)言葉と社会の関係そして(2)「言説の学術的研究」と「社会的局面から研究された言説」との関係、これら2つの関係に対する見解においてCDAは他の言説分析と異なる見解をもつ。はじめに、CDAには言説とコンテクストの間に弁証的関係があるという仮説が潜在しています。つまり言説は、場面、組織、社会構成の要因により構築され、またそれら要因が言説を構築するという相互的な働きをする。言説はコンテクストと弁証的関係にあるため、社会に 大きな影響を与えていると考えられる。イディオロギーに包含されている言葉の使用やそこに潜在する力の関係はしばしば見過ごされる傾向にあるが、CDAにおいてテクストとコンテクストの分析に言語学的・社会学的理論の両方を応用することによって、これら見え隠れしている言説の局面に透明性を持たせることを試みている。次にCDAは社会科学/言語学研究の公平かつ主観的な研究形式ととるのではなく、むしろ政治に深く関連し、支配/抑圧されている団体のサイドとしての見解をとる姿勢を示す。
本科目は主に以下に挙げる2つのアプローチで進めてゆく:
 (1) CDA理論と分析方法の導入。
 (2) 選定された様々なメディア テクスト(例えば:新聞、雑誌記事、広告、テレビ放送、映画、インターネット)におけるCDAの実践的応用
◇成績評価の方法:出席率・授業での議論の積極的参加・中間発表・小論文
◇教科書・参考書等:授業中に紹介する。
◇注意事項:本授業はメディアプロフェッショナルコースの「メディア言語分析論」との合併授業である。

◆英語表現演習 III b
◆北米文化研究 b
◇担当教員:Christopher J. Armstrong
◇開講時限:
今年度は開講しない。

◆英語表現演習 IV b
◇担当教員:Liang Chua Morita
◇開講時限:火曜2限
◇教室:文総609
◇目的:To learn from recent research on bilingualism and to distinguish between fact and myth about bilingualism.
◇履修条件等:
◇講義内容:
 We will be focusing on bilingualism this semester. Bilingualism or multilingualism is a frequently misunderstood phenomenon. Many parents and teachers are afraid of letting young children learn English because they think it will interfere with their Japanese language development. Some worry that learning other languages means there will be less space in our brains for subjects such as science and mathematics. Thanks to research in bilingualism in recent decades, we now know that these worries are unfounded.
 The topics to be covered include early development of bilingualism; later development of bilingualism; language shift (especially in Hokkaido and Okinawa); language situation of ethnic minorities (especially the Koreans and Brazilians); language minority students in Japanese public schools; and bilingual education in Japan.
 <授業計画> 
 第1回:Introduction
 第2回:The early development of bilingualism
 第3回:The early development of bilingualism
 第4回:The early development of bilingualism
 第5回:The later development of bilingualism
 第6回:The later development of bilingualism
 第7回:The later development of bilingualism
 第8回:Bilingualism and cognition
 第9回:Bilingualism and cognition
 第10回:Bilingualism and cognition
 第11回:Special interest topics
 第12回:Special interest topics
 第13回:Special interest topics
 第14回:Special interest topics 
 第15回:Special interest topics
◇成績評価の方法:attendance, participation, preparedness for lessons and presentations
◇教科書:
・Baker, C. 2006. Foundations of Bilingual Education and Bilingualism. Clevedon: Multilingual Matters.
・Noguchi, M. G. and Fotos, S. 2001. Studies in Japanese Bilingualism. Clevedon: Multilingual Matters.
◇注意事項:本授業は南北アメリカ言語文化講座の「社会言語学入門 b」との合併授業である。
◆英語表現演習 V b
◇副題:Play, Laughter and the Meaning of Life (b)
◇ 担当教員:Mark Weeks
◇ 開講時限:火曜3限
◇ 教室:北棟 107
◇ 目的・ねらい:
 The primary aim is to develop the ability to think vigorously, rigorously and with intellectual flexibility across various academic fields through an extensive exploration of related themes. Increasing cultural knowledge and fostering skills in the areas of academic discussion, reading and writing are further aims
◇ 履修条件等:無  (英語表現演習 V a is not a prerequisite for this course)
◇ 講義内容:
 Play is a foundational element of culture and essential to intellectual, scientific and artistic endeavor. Moreover, our attitudes to play and humor are deeply connected with our sense of purpose in life, along with our identities as individuals and societies. This course explores these relations and the important changes that have occurred in modern history leading into so-called “post-modern play” and the present period of globalization. While discussing sociology, psychology, literature, philosophy and film, especially from European and American cultures, classes will also draw on students’ own cultural knowledge and experiences.
 The course will follow this sequence:
  1. Existential absurdity and the tragi-comic in 20th Century literature/film
  2. Play in 1960s counterculture: One Flew Over the Cuckoo’s Nest
  3. Andy Warhol: work/play in art and philosophy
  4. Poststructuralist philosophy and playful desire: Derrida and Baudrillard
  5. Postmodern play and identities: Kundera, Delillo, American Beauty
  6. Erotic play in the age of the Internet: from Otaku to global pornography
  7. Humor in Japan: Osaka and the comedy boom
  8. The functions of laughter and play amid globalization

◇成績評価の方法: 2 short papers (2 x 20%), a final research paper (40%), class participation (20%)
◇教科書:All materials will be provided by the instructor.
◇参考書等:A dictionary (electronic or book form) will be indispensible.
◇注意事項:英語表現演習 V a is not a prerequisite for this course.(本授業はヨーロッパ言語文化講座の「近現代文化研究特論 b」との合併授業である。)

 

E 類

◆英語学術論文演習 b
◇担当教員:Rachel Wright
◇開講時限:金曜2限
◇教室:北棟107
◇講義内容:後日指示

(2011.4.8)